脱毛するとワキ汗が増えたり、ワキガになるの?ワキ脱毛との関係を解説します。

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脱毛箇所の中でも人気のワキですが、ワキ汗が増えてしまった、ワキガになってしまったなんて噂を聞いたことはないでしょうか。

ワキ脱毛をした人の話を聞くと、少なからずワキ汗が増えたと断言する人がいるものです。

ワキ脱毛はしたいけれど、ワキ汗が増えてしまうのは嫌だと悩むこともあるでしょう。

ワキ脱毛すると本当にワキ汗が増えたり、ワキガになったりするのでしょうか。

今回は、ワキ脱毛とワキ汗、ワキガとの関係についてお伝えします。

そもそもワキ毛は何のためにあるのか

まずは、ワキ毛がなぜ存在しているのか、その意味を紹介します。

ワキ毛に限らずですが、体毛は人間の身体にとって大切な部分を保護する役割があります。

ワキの下には、太い血管やリンパ節が通っており、それらを守っていると言われています。

ワキ毛がないと皮膚がこすれてしまい、乾燥や肌荒れの原因になることもあるため、皮膚を保護しているものとも言えます。

また、ワキには汗腺が多くあり、汗をかきやすい部分であることから、汗を吸収してくれる毛でもあります。

皮膚の表面にでていない毛についても、汗を吸い取ってくれているのです。

女性にとってワキ毛はムダ毛と位置づけられていますが、本来は必要なものなのですね。

ワキ毛がないと汗を感じやすくなることが多い

では、ワキ脱毛をしてワキ汗が増えたと言われることがあるのはなぜなのでしょうか。

これは、脱毛によってワキ汗が増えるのではなく、ワキ毛によって汗をかいたと感じやすくなるためだと言われています。

脱毛前後で同じ汗の量をかいたとしても、ワキ毛がなくなることで汗を絡めとることがありません。

結果として、脱毛するとワキ汗が流れるのを感じやすくなったり、衣服に染みやすくなったりするのです。

要するに、世の中の多くの「ワキ毛を脱毛したらワキ汗が増えた。」と言う人たちは、ワキ汗が増えたと勘違いしているのです。

男性もワキ毛を剃ると汗ジミができやすくなる

男性の例を挙げてみるとイメージが沸きやすいです。

とあるサラリーマンの男性は持病の手術に必要だったため、左のワキ毛だけ一時的に剃ったそうです。

手術は無事成功しましたが、しばらくの間、左のワキだけYシャツ着用時の汗ジミが気になったとのこと。

今まではフサフサしていたワキ毛がないことで、汗を絡み取ってもらえず汗ジミができやすかったようです。

ワキ毛が伸びてきた後は改善されたので、ワキ毛がいかに汗が流れることを防いでいるのかが分かったとのことですよ。

女性の場合も、脱毛してワキ毛が極端に少なくなることで、汗を直接感じやすくなることが言えますね。

ワキ汗が増えた例もある

ただ、脱毛によってワキ汗が増えた症例もわずかに存在しているようです。

医師の中にも、脱毛時に汗腺を刺激することで、一時的にワキ汗が増えることがあると言う人もいます。

脱毛とワキ汗の関係性は医学的に完全に解明されているとは言えません。

そもそもワキ汗の量にも個人差があり、暑がりの方や緊張しやすい方はその分汗も気になってしまうものです。

あまり気にしすぎるとストレスや緊張で余計に汗をかいてしまうこともあるため、「そういうものかな。」くらいに捉えておくといいかもしれませんね。

最近は制汗剤や、吸収力の高い肌着も優秀なものが多数でています。

そうしたアイテムも使ってみると、お守り代わりになって精神的に落ち着くこともできます。

脱毛後はワキ汗を気にし過ぎず、リラックスして過ごすことが一番ではないでしょうか。

ワキガになったと感じるのはなぜ?

ワキガの原因は汗腺や肌のコンディション、体質、生活習慣など複雑な要素で成り立っているため、これと断言できるものではありません。

汗そのものには臭いはなく、汗の成分と細菌や雑菌などが反応して臭いが発生すると言われています。

中には、皮膚や衣服が不衛生なことによって、汗と反応して強く臭いがする人もいますので、清潔に保つことも大切です。

脱毛によって汗が流れやすくなり、衣服に付着することで臭いの原因になっている可能性も。

脱毛でワキガになったというより、汗と臭いの元が付着しやすくなったと考えることができます。

ワキガは本格的に治そうと思うと、医師による診断や治療が必要になります。

しかし、今まではワキガではなかったのに、脱毛後にワキガになったと感じる方は気のせいということも多いです。

脱毛後に一時的に汗量が増えたのなら、しばらくすると気にならなくなります。

少し様子を見て、どうしても気になる場合は専門家に相談してみましょう。

医療レーザー脱毛ならワキ汗やワキガの減少効果も期待できる?

医療レーザー脱毛は毛の黒いメラニンに反応し、毛根を破壊する脱毛方法です。

医療機関でのみおこなうことができ、医療従事者しか扱うことのできない強い照射力を持つ機械を使うため、脱毛の中でもっとも効果が高い方法とされています。

この医療レーザー脱毛をする際、ワキ汗やワキの臭いの元となるアポクリン腺もダメージを受け、ワキ汗やワキガの減少効果が期待できると言われることがあります。

医療機関によって主張が異なりますし、個人差もあるため断言はできません。

しかし、何らかの影響を与える方が自然だとの考えは、専門家の中でも多く持たれているようです。

脱毛しないで自己処理を繰り返すとどうなる?

ワキ汗が増えたり、ワキガになったりすることが嫌だという理由で、ワキ脱毛をしないで自己処理で済ませている方もいます。

しかし、ワキ脱毛をしないで自己処理を繰り返すことは、想像以上によくない結果が待っているかもしれません。

自己処理でも正しい方法でおこなうのであればいいのですが、たとえば以下のような自己処理をしていないでしょうか。

  • カミソリで同じ箇所を頻繁に剃る
  • お風呂場にカミソリを置きっぱなし
  • 自己処理後の保湿は普段と変わらない
  • 電気シェーバーの刃は買った当時から替えていない
  • 自己処理はピンセットで抜くのが基本
  • ワックスやテープで一度に処理するようにしている

間違った自己処理方法は他にもありますが、今挙げただけでも当てはまってしまう方は多いのではないでしょうか。

このような自己処理を繰り返していると、肌ダメージが大きいので危険です。

肌表面が鳥肌のようにプツプツしてしまう、全体的に黒ずんで見えるなど、「脱毛してあるのに美しくない」状態の肌になってしまう可能性もあります。

医療機関や脱毛サロンで専門家にしっかり処理してもらった方が、白くて凹凸のない、スベスベの肌を手にすることができるでしょう。

ワキ汗やワキガが心配な方は丁寧なカウンセリングを重視しよう

脱毛前にワキ汗やワキガが心配になってしまう方は、安さよりカウンセリングの丁寧さを重視して、脱毛施設を選ぶといいでしょう。

施設のHPや口コミなどを確認すると、カウンセリングを丁寧におこなってくれるかどうかが分かります。

不安が大きい方は、医療レーザー脱毛がおすすめです。

医療脱毛は医師や看護師などの医療従事者しかおこなえませんし、カウンセリングも医学的観点から実施してくれます。

脱毛後に肌トラブルがあった場合にも、その場で対応してもらえるのも強みです。

医療脱毛は痛いのが嫌だと敬遠される方もいますが、最近は痛みを抑えた医療脱毛もありますので、ご自身に合った機関を探してみるといいでしょう。

最後に

いかがでしたか?今回は、ワキ脱毛とワキ汗、ワキガの関係についてお話しました。

ワキ汗が増える、ワキガになるといったものは一種の都市伝説のようなものです。

ほとんどのケースが「そのように感じる」だけですので、気にし過ぎない方がいいでしょう。

心配な方はカウンセリング時に専門家に相談してみると安心できるはずです。

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