VIO脱毛のメリット・デメリット。VIO脱毛の内容や注意点を解説

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人に相談しにくいけれど、気になってしまうVIOラインのムダ毛。

プールや温泉に行くときなど、何かのイベント時に困ってしまうこともありますよね。

最近はVIOラインの脱毛をする方が多いと言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか。

本当にVIOラインの脱毛をすべきか悩む方も多くいるはずです。

そこで今回は、VIO脱毛に注目し、概要やメリット、デメリット、脱毛前の注意点などをまとめて紹介します。

どんな方法で脱毛するのか、痛みはどうなのかといった疑問点もあわせて見ていきましょう。

VIO脱毛とは

アンダーヘアを脱毛することをVIO脱毛と呼び、サロンやクリニックによってどの箇所に対応しているかは異なります。

VIOラインすべてを脱毛できるケース、Vラインのみ、Iラインのみといった細かい箇所に対応しているケースもあります。

箇所別の呼び名の意味は、「Vライン=ビキニライン」「Iライン=陰部の両側のライン」「Oライン=ヒップ奥」を指すことが一般的です。

衛生を意味する「ハイジーン」からできた造語として「ハイジニーナ脱毛」と呼ばれることもあります。

VIOラインを脱毛する方法

VIOライン脱毛は、他の箇所を脱毛するのと同じように、ジェルを塗ってから光やレーザーを照射していきます。

脱毛時には指示に従うのみですので、不安に思い過ぎる必要はありません。

下着類を含めた衣類を脱いでおこなうため恥ずかしいのでは?と考える人もいますが、専用のショーツやガウンを用意してくれることがほとんどです。

VラインとIラインは仰向けの状態で、Oラインはうつ伏せや横向きの状態でそれぞれ処理します。

基本的には、ショーツを少しずつめくるなどして、恥ずかしさを少しでも減らす配慮がされることが多いです。

事前処理の方法

VIOラインで疑問に感じる方が多いのは、事前の自己処理方法です。

全部ツルツルにしたい人は分かりやすいのですが、Vラインの毛を残しておきたい方は希望の形に整える必要があります。

何となく形を整えるよりも、プレートに沿って整えることがおすすめです。

サロンやクリニックによっては、希望の形のプレートを事前に渡してくれることがありますし、ネット通販などを使えば1,000円未満で購入できます。

事前処理は丁寧に優しく

また、デリケートな部分でもあるため、カミソリではなく電気シェーバーを使って優しく処理するようにしましょう。

できれば、顔用のものの方が、ヘッドが小さくて小回りがきくのでいいでしょう。

毛が長い箇所のため、眉用のカットハサミなどでカットしてから剃ると処理しやすくなります。

カミソリだと肌への負担が大きいため、肌荒れなどがでてきてしまい、当日の脱毛を断られてしまう可能性もあります。

事前処理の方法や注意点については、あらかじめスタッフの方によく相談しておくようにしましょう。

VIO脱毛をする人はどれくらい?

VIOラインの脱毛は、自己処理での脱毛も含めると、4人に3人の女性が何らかの処理をしているというデータもあります。

もちろん、世代による違いなどもありますが、最近の傾向としてはVIOラインの処理は女性たちにとっての当たり前となりつつあるようです。

若い方に限った話ではなく、将来自分が介護されるときに向けてVIOラインを脱毛する「介護脱毛」を希望する中高年女性も増えています。

脱毛自体が身近になった今、人に見られると恥ずかしいVIOラインの脱毛は年々注目度を増してきています。

VIO脱毛の価格相場

VIO脱毛の価格相場は、VIO脱毛を単体でおこなう場合やプランに含まれている場合などがあり、単純に価格を比較することは難しいです。

あくまでも目安ですが、脱毛サロンの4~6回コースで7~9万円、医療クリニック5回コースで6~10万円ほどとなっています。

一般的には脱毛サロンより医療クリニックの方が高額になりやすいですが、脱毛サロンの場合は効果を実感するまでに回数を重ねる必要があるため、一概に割安とは言い難い面もあります。

また、Vラインのみ、Iラインのみといった部分脱毛より、VIOラインを一気に脱毛する方が安くなりやすいです。

さらに、全身脱毛を考えている方は、VIOラインが含まれている全身脱毛にした方が、コスパがいい傾向にあります。

VIOラインを集中的に脱毛したいのか、ほかにも脱毛したい箇所があるのかは、あらかじめ考えておくといいでしょう。

VIO脱毛が完了するまでの回数目安

脱毛完了までにかかる回数は個人差が大きいですが、脱毛サロンは12~18回、医療クリニックでは5~8回が目安となります。

基本的には2~3ヶ月に1回の間隔で通うことになるため、脱毛サロンだと2~3年、医療クリニックだと1~1年半ほどかけて通う人が多いです。

VIOラインに関しては、完全に毛をなくしたいというよりも、薄くなれば満足できる人もいるため、どこまでの仕上がりを求めるかによっても目安回数は変わってきます。

VIO脱毛のメリット

VIOライン脱毛はワキや腕に比べて躊躇しやすい箇所なので、脱毛しようかどうか現在迷っている方も多いでしょう。

本当に脱毛すべきかどうかは、脱毛のメリット、デメリットを比較したうえで検討したいですね。

まずはVIO脱毛をするメリットを紹介します。

自己処理の手間から解放される

VIOラインは人から見られるのが恥ずかしいこともあり、自己処理をおこなう人も多い箇所になります。

VIOラインの自己処理は他の部分に比べて、場所的な問題や剃る量はどうするのかといった問題もあり、難しくて時間がかかります。

プロの手で脱毛してもらうことで、面倒な自己処理から解放されるのはメリットです。

自己処理による肌トラブルを回避できる

VIOラインは全身の中でもデリケートな部分ですし、汗や汚れで不衛生になりやすいため、肌トラブルが起きやすいです。

自己処理によって肌が荒れてしまったり、色素沈着が起きてしまったりといったことも考えられるでしょう。

もともと蒸れやかゆみが発生しやすいのに、自己処理によって余計にひどくなることもあります。

脱毛してしまえば、肌トラブルに悩まされる機会が格段に減ります。

夏場や生理のときに蒸れが気にならない

VIOラインに毛があることで、夏場や生理のときに蒸れが気になる方は多いでしょう。

VIOラインをして良かったと言う方の中には、夏場や生理時の蒸れやかゆみがなくなったことをメリットに挙げる方が多いです。

衛生的になり、不快感が減るのは大きいですね。

水着や下着を自由に選べる

海やプールに行く際の楽しみの1つが水着選びですが、VIOラインのムダ毛が気になって好きなデザインを選べないことがあります。

水着を着る機会がない方でも、日常的に下着は身につけるはずです。

ヒップラインに響かないようにタンガやソングを履く方も多いですが、生地面積が少ない分、ムダ毛がはみだしてしまいやすいのが難点です。

VIOラインの脱毛をしておくことで、水着や下着を自由に選べるのは女性ならではのメリットでしょう。

人に見られても気にならない

女性同士であっても、他人のデリケートラインのムダ毛にはひそかに目がいってしまうもの。

温泉や銭湯に行くときやプールでの着替えの際に、剛毛だと恥ずかし思いをすることがあります。

出産前の女性だと、医師や助産師に見られることが恥ずかしいからという理由で脱毛することもあります。

パートナーが喜ぶ

パートナーによっては、VIOラインの毛がない方が喜ぶ人もいます。

中にはパートナーに言われて脱毛する女性もいるようです。

自分のためというより、パートナーのために脱毛するなんて健気な考えをもつのも女性ならではかもしれませんね。

VIO脱毛のデメリット

VIOラインの脱毛は見た目や衛生面のメリットが大きいですが、デメリットも存在しています。

VIOラインは他の箇所以上に慎重になった方がいい側面がありますので、デメリットを許容できるかどうかをよく考えておきましょう。

脱毛すると後悔するケースもある

IラインやOラインの場合、毛がないに越したことがないと考える方は多いです。

しかし、Vラインに関しては、その他の箇所のように毛がまったくない方がいいわけではなく、ツルツルや毛が少な過ぎるのが逆に恥ずかしいと感じる人もいます。

Vラインの脱毛は珍しくなくなったとはいえ、ツルツルや明らかに処理したと分かる人はまだまだ少ないもの。

温泉に行ったときに恥ずかしい思いをした女性も多いですし、若い頃はよくても年齢を重ねると自然な方が好ましく思うこともあります。

パートナーから嫌がられてしまうケースもあるようです。

女性のVIOラインの毛については男性の中でも意見が分かれるところで、「自然ではない。」「赤ちゃんのよう。」「遊び人みたい。」といった理由で嫌がる人も多いです。

一度脱毛すると元に戻せない

Vラインのデザインも重要です。

将来的に形を変えたくなったときも、一度脱毛してあるとほとんど生えてこないため、ずっとそのままになってしまいます。

Vラインの形はいろいろありますので、長い目で見てどの形が適しているのかをよく考える必要があるでしょう。

ツルツルや個性が強い形ではなく、今ある毛の範囲を小さくするような、ナチュラルな形に整えるのが人気となっています。

痛みが強い場所である

全身の中でもっとも痛みが強いと言われているのがVIOラインです。

Vラインは骨を感じやすく、Iラインは粘膜部分に近いこともあり、皮膚が非常にデリケートです。

痛みが少ないと言われる光脱毛でさえも痛むことがありますので、ある程度は痛みがつきものだと思っておきたいところ。

痛みに弱い方にとっては大きなデメリットになるでしょう。

自分で形を整えておく必要がある

ワキや腕のような他の脱毛であれば、事前のシェービングは必要でも、特に形を意識する必要はありません。

プロの手に委ねることができるという意味では気楽ですね。

しかし、VIOラインに関しては事前に自分で形を整えておく必要があるため、脱毛前に少し苦労します。

シェービングをやっておかないと脱毛を断られることもありますよ。

VIOライン脱毛を受けるにあたって注意事項などを説明されますので、よく聞いておくようにしましょう。

スタッフに見られるのが恥ずかしい

施術の際にはスタッフの方に局部を見られるため、どうしても恥ずかしい気持ちはでてきます。

いくら「スタッフの人は慣れているから大丈夫。」と言われても、人によっては耐えられないこともあるでしょう。

この場合は、脱毛サロンよりクリニックがおすすめです。

脱毛に行く回数を減らすことができるため、恥ずかしいと感じる機会も少なくなります。

脱毛効果を実感するまでに時間がかかることがある

VIOラインは毛が密集しやすいこともあり、脱毛効果を実感するまでに時間がかかるケースもあります。

通常は毛が濃い方が、薄いよりも光やレーザーの反応がいいため効果の実感が早いのですが、VIOラインの場合は密集の度合いが高いこともあり、逆に効果が実感しにくくなることがあるのです。

VIO脱毛で痛みが不安なときの対処法

VIOラインの脱毛では痛みが伴うことは前述しましたが、脱毛したい気持ちと痛みが怖い気持ちを天秤にかけて悩む方もいるでしょう。

ここからは、VIOラインの脱毛と痛みについて掘り下げていきます。

VIO脱毛の痛さはどれくらい?

痛みの感じ方は千差万別。

口コミを見てみると、たとえば、

  • 声を我慢できないほど痛いと感じた。
  • 痛いけど耐えられないほどではない。
  • ほとんど痛みを感じなかった。

といった感想があります。

中には痛くなかったという声もありますが、全体的に見ると、痛いと感じる方が圧倒的に多い箇所なので、ある程度覚悟しておく必要はあるでしょう。

また、どんな痛みかといった感想もいろいろで

  • チクっと瞬間的に痛かった。
  • 肌が焼けるような痛み。
  • 太い針で刺したような強い痛みだった。

などがあります。

回数を重ねるごとに痛みは減っていく傾向に

脱毛期間中にずっと同じくらいの痛さを感じるかと言えば、そうでもありません。

回数を重ねるごとに毛が薄くなっていきますので、段々痛みは軽減される傾向にあります。

初回は不安感もあって余計に痛いと感じやすいですが、何回か施術していくと精神的にも慣れてきますし、実際にも痛みが減っていくことが多いです。

痛みが苦手ならクリニックより脱毛サロン

もともと痛みに弱い方や不安が大きい方は、脱毛サロンの光脱毛がもっとも痛みが少ないため向いている方法です。

医療クリニックのレーザー脱毛は照射パワーが強い分痛みは強くなりますので、痛みに弱い方にはあまりおすすめできません。

ニードル脱毛はどうしても痛みがネックになる方法で、VIOラインは耐えられない方もいるため、痛みが苦手な方はやめておいた方が無難です。

短期間で脱毛したいならクリニックで麻酔を使ってもらう

痛みが少ない光脱毛をしようと思っても、回数を重ねる必要がある点がネックになりますね。

できるだけ回数を少なく脱毛したいのであれば、クリニックで麻酔を使ってもらう方法もあります。

これは、医療機関ならではのメリットですね。

ただし麻酔は1回あたり3,000円ほどしてしまうこともあるので、脱毛費用に追加して予算を考える必要もあるでしょう。

VIO脱毛を契約するその前に

VIOラインは、やってよかったと感じる人がいる一方で、勢いで脱毛して後悔してしまった例も見られる箇所です。

契約する前にもう一度確認しておきたい点をまとめました。

Vラインの形は慎重に決めること

IラインやOラインは毛がなくて後悔することは少ないですが、Vラインに関して失敗したと考える人は一定数います。。

「絶対にツルツルの方がいいに決まっている。」と考える人ばかりではありませんので、1人の意見を鵜呑みにするのではなく、いろいろな角度で考えておくようにしましょう。

毛を残す場合もデザインを慎重に決める必要があります。

パートナーに相談することも大切

女性の中では一般的になったVIOライン脱毛ですが、男性は敬遠する方もいます。

パートナーがどんな考えの方なのか、できる限り相談しておくことをおすすめします。

結婚している方はまだしも、未婚の場合は今後パートナーとお別れする可能性も否定できません。

今のパートナーがいいと言ったから、次のパートナーにも喜ばれるとは限りません。

長い目で見て本当に必要か考えておく

脱毛は永久的に毛がまったく生えないわけではありませんが、定番の光脱毛やレーザー脱毛に関しては、何十年後まで毛が少ないままの可能性も高い方法です。

また生えてきてほしいと思っても難しくなってしまいますので、年齢を重ねた後のことまで考えておくことが大切です。

VIO脱毛をする前に気をつけたいこと

VIOラインの脱毛をすると決めた場合、他の箇所と異なる注意点もあります。

マナーを守って気持ちよく脱毛に通うためにも覚えておきましょう。

言われなくても事前にシャワーを浴びるのがマナー

脱毛前にシャワーを浴びるというルールはありませんが、VIOラインに関してはマナーであるとされています。

汗や汚れで見た目がよくなかったり、ニオイが気になったりしてスタッフの方に不快感を与える可能性があるからです。

仕事や遊びの後に慌てて駆け込むと、いくらシートで拭いても汗や汚れが取りきれません。

できれば、自宅からサロンやクリニックに直行できるように、週末などの仕事がない日に予約することをおすすめします。

生理の際は脱毛できないので予約時に注意

生理の際は肌が敏感になっていることもあり、VIOラインに限らず脱毛全般に注意が必要ですが、VIOライン以外は生理を理由に断られることは少ないです。

しかし、VIOラインの脱毛は肌トラブルや、ベッドやスタッフに経血がつくことで感染症のリスクもあることから、原則断られることが多いです。

タンポンをつけていればOKとしてくれるケースもありますが、肌が敏感になっていることによる肌トラブルのリスクは消えない点は覚えておきましょう。

生理の際はVIO脱毛をしないことを念頭に置いておき、生理周期を踏まえて予約を入れるようにしましょう。

急に生理がきてしまったときは無理をしないできちんとキャンセルし、肌や体調が万全のときにあらためて脱毛することをおすすめします。

最後に

いかがでしたか?今回はVIOラインの脱毛について紹介しました。

VIOラインの脱毛はメリットが大きくおすすめできるのですが、人によっては必ずしもした方がいいとは限りません。

今の考えだけでなく、パートナーの考えや今後のことも踏まえてよく考えてから取り組むようにしたいですね。

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