小学生のピアノの平均的な進度。今弾いている曲のレベルとは?

今弾いている曲のレベルは? 小学生のピアノの進度を知ろう

小学生の子供にピアノを習わせているとき、ピアノがどれくらい進んでいるのか気になりますよね。

ピアノのレッスンは基本的には個人レッスンです。

比べる人がいないため、自分の子供の課題が進んでいるのか進んでいないのかわからない人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、ピアノの課題をレベル別に紹介します。

今の課題と比べてどれくらい進んでいるのか参考にしてみてくださいね。

幼稚園や小学校低学年からピアノを始めたときの進度

子供にピアノを習わせるとき、幼稚園からか小学校低学年の時に習わせることが多いです。

幼稚園や小学校低学年からピアノを始めた時、進度はどれくらいなのでしょうか。

大まかな進度としては

  • 小学校低学年の子供は入門から初級
  • 小学校高学年の子供は初級から中級

が平均的なものです。

小学校低学年で中級、小学校高学年で上級の曲に取り掛かっている場合は進度が早い方です。

これは幼稚園や小学校低学年からピアノを始めていることが前提なので、始める時期によって進度の進み方は異なります。

始めたばかり・入門レベルの進度のピアノ

ここでは、入門レベルの教本と曲の特徴について説明します。

ピアノを習い始めると、まずは入門の教本と曲集から始まります。

入門レベルではピアノを弾くための必要最低限の知識を学びます。

未就学児でもピアノの勉強ができるような内容のため、非常に簡単になっています。

そのため、ピアノを始めて1年、長くても2年くらいには入門レベルの教本と曲集が終わっていることが理想です。

小学生からピアノを始めた場合、小学校2年生くらいには入門レベルは卒業したいところです。

幼稚園からピアノを習っているのに小学校2年生になっても入門レベルを卒業できていない場合は、進度が遅いので頑張って進めましょう。

入門レベルの教本の特徴

入門レベルの教本の特徴は

  • 四分音符の単音を中心に構成されている
  • 指番号の見方
  • 簡単な音符の種類の解説
  • 音符の読み方
  • 四分音符のドだけの楽譜
  • 簡単な休符の解説
  • 簡単な右手と左手の楽譜

など、ピアノを弾くための基本的な知識の習得を目的とした教本となっています。

音楽の授業を経験した大人であれば、1日あれば十分に理解できるような簡単な内容です。

入門レベルの曲の特徴

入門レベルの曲の特徴は

  • 四分音符で構成されている
  • 片手で弾くもの
  • 左手が出てきたとしても、単音など非常に簡単
  • 1/2ページもしくは1ページ程度の長さ
  • 入門用に編集されたなじみのある曲

などがあります。

入門レベルの教本は正しい鍵盤の位置や楽譜を読んでピアノを弾く方法を習得するなど、非常に簡単なものです。

小学校入学前は難しいかもしれませんが、音楽の授業が始まれば簡単に弾けてしまうような曲が多いです。

ある程度の経験があれば、初見で弾けてしまうようなレベルです。

少しは弾けるようになったかな?初級レベルの進度のピアノ

次に、初級レベルの教本と曲集の特徴を紹介します。

入門レベルの課題が終わると、今度は初級レベルです。

初級レベルになると両手で弾く課題が多くなり、簡単な和音も出てきます。

入門レベルと比べるとすぐに弾けるような課題ではないので、練習しない子供も増えていきます。

その代わり、初級レベルの曲には有名な作曲家や聴いたことがあるようなものがあります。

ピアノ曲を弾くことが楽しくなるのも初級レベルです。

幼稚園からピアノを始めている人は、小学校1年生には初級レベルの課題に取り掛かりたいところです。

小学校に入ってからピアノを始めた人は早い人で半年以内に初級に進みます。

遅くても2年以内には初級に進んでいるのが理想です。

初級レベルの教本の特徴

初級レベルの教本の特徴には

  • 八分音符が混ざった指の練習
  • 和音の練習
  • 左右で違う動きをする練習
  • 少し複雑な単音で構成された旋律の練習

などがあります。

初級レベルの教本では、楽譜を読めることが前提の教本です。

そのため、少し難しい指の動きを練習していきます。

和音の練習や、左右で違う旋律を弾く練習も初級になると始まります。

入門レベルよりも難しいので、入門でスムーズに弾けても初級でスムーズに弾くことができずに挫折する子供が出てくるのも初級の教本の特徴です。

初級レベルでは大人の初心者でも弾きにくいところがあるような内容なので、親も一緒に練習を見てあげましょう。

初級レベルの曲の特徴

初級レベルの曲の特徴には

  • 左手で伴奏、右手をメロディで構成された単純なもの
  • 有名な作曲家の曲が出てくる
  • 知っている曲であれば課題が進みやすい
  • ページ数が2ページ以上のものがある

という特徴があります。

左右で違う旋律を弾かなければならない曲が多くなりますが、初級なのでまだ難しくはありません。

バッハのメヌエットト長調など有名な曲も初級レベルで弾くので、弾いていて楽しい曲が出てきます。

楽しい曲が出てくると、曲ばかりを練習して教本を練習しない子もいるので、必ず教本も練習するように促しましょう。

よくここまで頑張りました!中級レベルの進度のピアノ

中級レベルになると、グッと曲の難易度が高くなります。

有名な曲や、著名な作曲家の曲もたくさんあるため、ピアノを弾くことが楽しくなるのも中級レベルです。

小学校3年生くらいで中級レベルの曲が弾ける場合は、かなり早い進度でピアノが進んでいます。

小学校6年生くらいになると中級レベルの曲が弾ける子が少しずつ出てきますが、それでも少し早めの進度です。

中級レベルでは、ソナチネや簡単なソナタが弾けるようなレベルです。

もし小学生の時にここまで進めたら、平均的な進度より少し進んでいると思っていいでしょう。

中級レベルの教本の特徴

中級レベルでは、より高度な曲を弾くテクニックを身に着けるための教本になります。

代表的なものに

  • ハノン教本
  • ツェルニーの練習曲
  • J.Sバッハインベンション

などがあります。

中級の曲になると離れた音を弾く曲やスケールやオクターブが出てくる曲が増えてきます。

そのような曲を弾くための教本になるので、初級に比べて難易度があがり弾きにくいのが特徴です。

ハノン教本は初級と思う人もいるかもしれませんが、楽譜通りに弾くのは難しいものがあります。

左右の旋律を意識して弾くための技術のこのころから身に着けていくとより高度な表現ができるようになります。

初級レベルまではピアノを弾けるようになるトレーニングでした。

曲を表現するための課題が少しずつ増えてくるのが中級レベルの教本の特徴です。

中級レベルの曲の特徴

中級レベルの曲の特徴には

  • 有名な曲が増える
  • 和音が複雑になる
  • オクターブが出てくる
  • 2オクターブ以上のスケールが出てくる
  • 音符が複雑になる

などの特徴があります。

中級レベルの曲にはベートーベン、モーツァルト、ショパンのような有名な作曲家がものが多数あります。

複雑な和音やオクターブ、2オクターブ以上のスケールが出てくるなど、曲の難易度が初級に比べて高くなるのが特徴です。

音符も単純な音符だけではなく複雑な音符になります。

中級の曲を弾くためには、楽譜を読み解く力や音楽の知識や音の表現力が必要です。

小学生とは思えない!上級レベルの進度のピアノ

上級レベルのピアノを弾けるような小学生は、ほとんどいません。

音大を目指している子供やコンクールで優勝するような子供は小学校高学年でも上級の曲を弾ける人がいます。

けれど、そんな小学生はごく一握りです。

もし小学生のうちに上級の曲を弾くようになっていたら、その進度はかなり早いです。

上級レベルの教本の特徴

上級レベルの教本の特徴には

  • 有名な作曲家が作った練習曲
  • 練習用なのに演奏会で弾いても聞きごたえがある
  • 時代や作曲家によって特徴がある

という特徴があります。

ショパンのエチュードやリストのラ・カンパネラなどは実は演奏用の曲ではなく、指のトレーニングを目的とした練習曲なのです。

ハノン教本などを演奏会で弾いても演奏映えしませんが、ショパンのエチュードやリストの練習曲などはとても演奏映えします。

上級レベルの教本は時代や作曲家によって違いがあるので、比べるととても楽しいです。

上級レベルの曲の特徴

上級レベルの曲の特徴には

  • 難易度が高いテクニックがたくさん出てくる
  • 演奏時間が長い
  • 完成度を高めることが難しい
  • 有名な曲がたくさんある

という特徴があります。

ショパンのバラードやベートーベンの熱情などは上級レベルの曲になります。

上級レベルの曲は難易度が非常に高いです。

ピアノをよく弾き込んでいる大人でも、演奏することは非常に難しいです。

演奏時間が長く、数回練習しただけであっという間に1時間が経過してしまいます。

ただ弾くことも大変ですが、きちんと曲を表現しないと聞き苦しい演奏になります。

そのため、完成度を高めることが非常に難しいです。

上級の曲は弾くことは困難ですが、有名な曲がたくさんあります。

上級レベルの曲が弾けるようになると、ピアノを弾くことに大きな自信を持つことができますよ。

小学生がピアノの進度の他に意識したこと

他の子はすごく進んでいる。

自分の子供はあまり進んでいない。

ピアノを習わせていると、進度は気になるものです。

けれど、進度を気にしすぎて曲やピアノに向き合う事がおろそかにはなっていませんか?

ここではピアノの進度の他にも意識したいことを紹介します。

課題にどれだけ時間をかけているかを把握する

ピアノの進度を気にすることも大切ですが、課題を完成させるためにどれだけ時間をかけているかを把握しましょう。

ピアノの曲はレベルに合ったものであれば2週間から1か月くらい、長くても3か月くらいには完成します。

もし、3か月以上も同じ曲や課題に取り組んでいる場合は曲のレベルが実力以上か間違えた取り組み方をしている可能性があります。

そんなときは一度曲や課題への取り組み方を見直しましょう。

もし子供が練習をしていないようでしたら、練習するように促しましょう。

難しい曲だけではなく年相応の曲も弾く

難しい曲を弾いている小学生を見ると、すごいと思いますよね。

難しい曲を弾けることはすごいことですが、年相応の曲を弾くことも大切です。

小学生向けの簡単な曲にはかわいいメロディの曲がたくさんあり、そんな曲を弾く子供の姿は可愛らしくてほほえましいものです。

簡単な曲に比べて難しい曲は小学生の手では小さくて弾くことが難しいです。

そのため、難しい和音の1音を減らして無理やり弾くことがあります。

楽譜の音を変えて無理に弾くくらいなら、子供向けの可愛らしい曲を子供のうちに弾かせてあげてください。

曲の完成度を上げることを意識する

進度を意識しすぎて、曲の完成度が低くなっていませんか?

ピアノの先生の中には、ある程度曲が弾けていたらそのまま次に進んでしまう先生がいます。

そのような先生についてしまうと、曲が完成していないのに難しいレベルに進んでしまいます。

ピアノの進度が早くてすごいと思うかもしれませんが、完成度の低い曲は聞いていて不愉快です。

また、曲の完成度を上げようとしないクセもついてしまうので、指が動いているのに下手な演奏と思われてしまう可能性もあります。

ピアノの進度も大切ですが、それ以上に完成度を上げることを意識しましょう。

真面目に練習に取り組む

ピアノの進度も大切ですが、真面目に練習に取り組むことの方がもっと大切です。

小学生が勉強する曲や教本は最初の方は簡単なものが多いため、あまり練習をしなくても弾ける子供がいます。

練習をしなくても、簡単な曲なら弾くことができるかもしれません。

けれど、難しいレベルの曲や教本は練習をしなければ弾くことは不可能です。

レベルが上がった段階で、スムーズにピアノを弾くことができずにピアノをやめてしまう子供がいます。

ピアノのレベルが進んで難しい曲を弾くためには、練習することが必要不可欠です。

練習をせずに進度が早いよりも、進度が遅くても真面目に練習をすることのほうが大切なのではないでしょうか。

小学生のうちに中級の曲や課題に取り組んでいたら上出来

いかがでしたか?

テレビや動画サイトでは、大人が弾くような難しい曲を弾いている小学生を見ることがあります。

そんな子供はよっぽどピアノが好きか英才教育を受けているか、どちらかの可能性があります。

ピアノが上手な子供と自分の子供を比べて一喜一憂することがあるかもしれません。

けれど、小学生のうちに中級以上の曲を弾いていたら上出来です。

初級の曲であっても、ピアノを始めて2年以内の場合や小学校低学年で弾けていたら十分頑張っています。

小学生の子供のピアノの進度が気になるときは

  • ピアノを始めて2年以内に初級の曲に進めているか
  • 小学校卒業までに中級の曲に取りかかっているか

を参考にしてみてください。

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