【会話】と【対話】と【談話】の意味と使い方・由来や例文

B!

「会話」は、二人から数人の人々が、互いに言葉を交わし、共通の話をすることを指します。

次に、「対話」は、読んで字の如く、双方向かい合い対にって話をすることを意味します。

最後に、「談話」は、二つの意味があり、1)くつろいで話すこと 2)立場ある人の非公式な意見 これを意味しています。

それぞれ、「話」のスケール感や、深さが違うことがわかります。

「会話」の意味

2人以上の人々が、互いに話をしたり気いいたりして、共通の話を進めて行くことを意味します。

「会話を交わす」などと行った形で用いられる言葉です。

また、会話というのはキャッチボールに例えられることも多いです。

「話す」人をボールを投げる側の人に、「聞く」人をボールをキャッチする側の人になぞらえています。

ここからも分かるように、一人では会話は成立しません。

「対話」の意味

「対になって話をする」という意味です。

また、双方向かいあって話をすることを指します。

会話よりも、一人一人が相手に向き合う、言葉を受け止める、というニュアンスが強いです。

「生徒と対話するよう務めるのが教師の仕事だ」「親子間の対話を大切にする」などのように使います。

また、「歴史との対話」など、実際には話をできないものが相手であっても、真剣に向き合うことの比喩としても用います。

「談話」の意味

大きく二つの意味があります。

ます一つ目は、話をすること・くつろいで会話をすること、の意味です。

これは、「友人を談話する」「職場の談話室で上司と交流する」などのような文脈においての意味です。

二つ目は、ある事柄についての、非公式な意見を指します。

「首相の談話」などという文章であったら、こちらの意味です。

「会話」と「対話」と「談話」、3つの「話」

どれも、「話」という字のつく熟語、「会話」と「対話」と「談話」。

皆さんはこの違いがわかりますか?よく使うのが「会話」で、それ以外は…という程度の認識の肩が多いのではないでしょうか。

この記事では、3つの熟語の意味を、その例文などとともにわかりやすく解説します。

これを機に、三つの「話」を、正しく使い分けられるようになりましょう!

最新の記事はこちらから