早く実家を出たいと思っていたのに、いざ一人暮らしを始めてみると、想像以上に「辛い」と感じてしまったことはありませんか?
一人暮らしに抱いていた憧れはあっという間に消え去って、「もう実家に帰りたい...」なんて考えてしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、一人暮らしが辛いと感じる瞬間や一人暮らしで辛い時に試してほしいこと、一人暮らしが辛いと思った時に実感することなどについて、いろいろな角度から紹介していきます。
目次
一人暮らしが辛い!と感じる瞬間とは?
楽しみで仕方がなかった一人暮らし、スタートしてみると「思っていた感じとぜんぜん違っていた」「一人で暮らすということの大変さが分かって辛い気持ちになった」という人は多いものです。
では、多くの人が初めての一人暮らしで辛いと感じる瞬間とは、一体どんな時なのでしょうか。少し見ていくことにしましょう。
家に帰っても「ただいま」と言ってもらえないとき
学校や仕事で疲れて自宅に帰って来たとき、今までなら家族の誰かが「おかえり」と、声をかけてくれたでしょう。そのとき誰も家にいなかったとしても、数時間もすれば家族が帰ってきます。
しかし、一人暮らしなのですから当然、家に帰っても誰も待っていてはくれません。「ただいま」と声に出しても、帰ってくる言葉はないのです。
真っ暗な部屋に自分の声がこだまするだけ、そんな時に人は、一人暮らしの辛さを実感するようです。これからは自分一人で暮らしていくんだ...という寂しさに、心が落ち着かなくなるのでしょう。
静かにひとり分の食事を作っているとき
年齢が上がるにつれて、友達とご飯を食べたり、恋人と一緒にご飯を食べるという機会は増えて行ったかもしれませんが、食事は基本的に「家族で食べる」という家庭がほとんどではないでしょうか。
しかし、一人暮らしをするようになると、食事はもちろんひとりで食べることになります。静かに一人分の食事を作り、一人で食べるのです。にぎやかだった食卓が懐かしくなるのも、一人暮らしの辛いところです。
体調を崩しても誰にも頼れないと分かったとき
家族と一緒に暮らしていた時は、病気で寝込むことがあれば家族の誰かが看病してくれたり、食事を作ってくれたり、病院に連れて行ってくれたりしたことでしょう。
しかし一人暮らしになると、どんなにカラダが辛くても、すべて一人でやらなければいけません。食事の支度も洗濯も、洗い物もスーパーへの買い物も、すべて自分でこなす必要があります。
カラダの調子が良くないときは特に、一人暮らしの辛さ、家族と一緒に暮らすことのありがたみを、ひしひしと感じることでしょう。
一人暮らしで辛いときに試してほしいこと
「一人暮らしがしたい」「独立して家族から離れて暮らしたい!」と、自分が望んで始めた一人暮らしなのに、「けっこう辛い」「一人暮らしって思っていた以上に大変」という声は多いものです。
そこで、一人具暮らしを始めて間もない頃、「辛いな」「実家が恋しい...」と、感じたときにぜひ試してほしいことを紹介していきます。
恋をして「一人暮らしが辛い」という気持ちを忘れる
帰宅してからの時間が長い、ひとりで過ごす時間が辛すぎる...という場合には、恋を見つけるのが一番早く一人暮らしで辛いという気持ちを解消するための近道です。
恋をしているときというのは、どこにいても、何をしていても好きな相手のことばかり考えていて、その他のことはあまり気にならなくなっていきます。
また、恋をしているとき、人は普段以上にポジティブな気持ちになり、明るい気分で過ごせることが多いのも事実です。
「一人暮らしが辛い」という気持ちがどうしても消えないときにはぜひ、積極的に異性と出会えそうな場所に出かけてみてはいかがでしょうか。
近所にお気に入りのカフェを見つける
ひとりで家にいることが苦痛で仕方がない、一人暮らしがこんなに寂しいものだとは思わなかった...という場合には、カフェ巡りをしてみましょう。
心がなごむような、落ち着けるカフェを見つけてみてください。一人暮らしが辛いという気持ちを、カフェで過ごすひとときが、きっとやわらげてくれるでしょう。
自宅から徒歩圏内のカフェであれば、学校や会社の帰りなどにも気軽に立ち寄ることができますし、休日はお気に入りのカフェでランチをとることもできるのでおすすめです。
自分のことを待っていてくれるペットを飼う
「誰もいない、電気のついていない自宅に帰るのがどうしても悲しい、一人暮らしって辛い」そんな思いが消えないのであれば、ペットを飼うのもひとつの方法です。
感情表現が豊かな犬や猫がペットとしてはポピュラーですが、一人暮らしを始めたばかりの人が飼うには負担が大きすぎるかもしれません。
ぜひ、ハムスターやインコなど、小さな動物を飼うところから始めてみてください。「自分のことを待っていてくれる存在がある」というだけで、一人暮らしの辛さはだいぶ軽減されるでしょう。
やっぱり実家がベスト?一人暮らしが辛いと思った時に実感すること
あんなに実家暮らしがイヤだと思っていたのに、実家を出てみたら一人暮らしが思っていた以上に辛いと感じて驚いたという経験をしたことがある人は少なくないでしょう。
では次に、「一人暮らしが辛い」と思った時に誰もが実感する、「やっぱり実家がベストかもしれない...」と思うエピソードについて見ていくことにしましょう。
「うるさいと思っていたのに...」離れて初めて実感する実家のあたたかさ
実家にいると「掃除をしろ」「もっと早く起きろ」「きちんと貯金をしろ」など、なにかと小言を言われてうるさいから、早くから一人暮らしを始めたいと考えていた人は多いはずです。
しかし、本当に実家を離れてみると、あんなにうるさいと思っていた家族の小言がとても懐かしく、あたたかく感じられるようになるから不思議です。
家族から離れてはじめて、家族の存在の大きさ・自分は守られていたんだと実感するのかもしれません。時には実家に帰って、のんびりするのも良いかもしれませんね。
自宅に帰ると「必ず誰かいる」という安心感
実家暮らしをしていた頃は、自宅に帰ると「必ず誰かいる」という安堵感があったはずです。「家に誰かいる」ということは、人を無条件にリラックスさせ、安心させてくれるものです。
一人暮らしをするようになると、もちろんそうはいきません。「誰もいない」のが当たり前ですから、少し寂しい気持ちになってしまうことでしょう。
実家に帰るとなぜかホッとすることが多いのは、「自分のことをよく知っていて、受け入れてくれる人がいる」という事実がそうさせるのかもしれません。
家族との何気ない会話に癒されていたという事実
実家にいた頃は、大事なことからどうでもいい話題まで、何かと家族と一緒に話していたことでしょう。問題そのものは解決しなくても、「誰かに話す」という行為によってストレスが軽くなっていた部分があるはずです。
一人暮らしで辛いところは、この「何気ない会話」すらできないというところです。「ちょっと聞いてほしい」ことがあっても、話し相手がいないのですから、すべて独り言です。
「家族との何気ない会話に、自分はどれだけ癒されていたのだろう」そんな風に感じる瞬間に、実家暮らしの良さをあらためて実感することでしょう。
頑張らなくてOK!どうしても一人暮らしが辛いなら実家に戻ろう
一人暮らしが辛いと感じる瞬間や一人暮らしで辛い時に試してほしいこと、一人暮らしが辛いと思った時に実感することなどについて、いろいろな角度から紹介してきました。
「あまりにも一人暮らしが辛い」と感じるようであれば、頑張りすぎないで、早めに実家に戻ってしまうのもアリです。
一人暮らしで辛いことはたくさんあるかもしれません。しかし、一人暮らしをすることでしか分からないこともたくさんあるのだということを、ぜひ覚えておいてください。