「仕事に行きたくない」と思った時の対処法。仕事を楽しむ思考法とは

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朝起きて、ふと「仕事行きたくないなぁ」と思うことってよくありますよね。

働いている方のほぼ全員がそう感じた経験をお持ちだと思います。

仕事に行くなら寝ていたいし、やりたいことだってたくさんたまっているのに「なんで仕事になんて行かなきゃならないんだ」と思ってしまう。

でも、どうして仕事はつまらなくて、辛いものなのでしょうか。

私が似たような疑問を抱いて周囲に相談しても「仕事とはそういうものだ」という同じ返答しか返ってきません。

それでも世の中には楽しんで仕事をしている人も多くいます、この差は一体どこにあるのでしょうか。

今回は仕事に行きたくない理由のなかでもよく耳にする「仕事がつまらない」ことに焦点を当て、仕事を楽しむことで行きたくない気持ちを解消する方法を考えていきます。

これさえ読めば仕事に行くのが楽しくなり、明日からの辛さが軽減されること間違いなしです、ぜひお付き合いください。

仕事がつまらない、その正体とは

仕事がつまらないと感じるのは、仕事に対して不満や物足りなさを感じているからです。

例えば、上司と馬が合わなかったり、毎日夜遅くまで残業をしたり。

はたまた、毎日同じ作業の繰り返しで「自分はいつまでこうしてるんだろう」と思ってしまったり。

こうなってしまうと仕事がつまらないばかりでなく、場合によっては心の底から仕事が嫌になってしまうこともあります。

また、「仕事はしなくてはいけないもの」という固定概念も大いにあると思います。

日本人は勤勉な人が多いといわれていますし、社会的にも「真面目に仕事をするのがいいことだ」「多少辛くても我慢することが大切」という考え方もまだまだ根深いです。

確かに仕事をしないと生活が成り立ちませんし、働いていないと厳しい世間の目にさらされるでしょう。

何を言いたいかというと、気付けば「嫌々仕事をしている」という状態になっていることが多い、ということです。

仕事が自発的な行動ではなく義務になってしまうと「楽しむ」というマインドからは離れてしまいがちですよね。

不満・物足りなさ・義務感。この3つが仕事がつまらないと感じる大きな原因です。

仕事を楽しむために必要な思考とは

では、つまらない仕事を少しでも楽しむためには何が必要でしょうか。

仕事を楽しむためには、「仕事をする意味」を見つけることが大切です。

どうすれば「意味」を見つけることに繋げられるか一緒に考えてみましょう。

人によって向いている方法は違うので、ここでは例として何パターンか挙げてみました。

・毎日目標を立てる

会社から渡されている目標でも、自分で考えた目標でも構いません。目標を持つことが大切です。

目標が無いと仕事をしている意味もわかりにくくなり、嫌々仕事に行っているような状態になりがちです。

とはいえ、今「仕事に行きたくない」と感じているのならあまり先の目標を考えることも億劫ですよね。

そこで毎日1つずつ、目標を立てることにしましょう。

この作業をミス無くこなすとか、この商談を成功させるとか、今日は定時で帰るぞ、とか本当に何でも構いません。

達成しようとすることでやる気が出て仕事の効率化にも繋がりますし、毎日の目標を数か月、数年と積み重ねることで気づけば成長した自分がいること間違いなしです。

そうなれば今までしてきたことには意味があった、ということになります。

・「仕事ができる」ようになる

仕事というのは基本的にできないと楽しくありません。

仕事ができないと周りについていくのに必死で楽しむ余裕なんてありませんし、できないことで怒られやしないかとビクビクして仕事に行くことになります。

もちろん、毎日仕事に行っていれば段々と仕事はできるようになっていきます。

でも、自分で気づくほど成長したり周りに認められるほど仕事ができるようになるまでが長いから嫌になってしまうんですよね。

そこで成長スピードを自分で早められるように心がけてみましょう。

資格の本を読んで勉強したり、わからない部分は先輩の技術を盗むくらいの気持ちで積極的に質問したりと無理はしない程度に前に進んでいきましょう。

仕事ができれば楽しいと感じますし、なにより自分が楽です。

必要とされることで存在意義を感じられ、同時に仕事をする意味にも気付けるでしょう。

・周りに自分のいいところを聞いてみる

自分では「この仕事向いてないな」と思っていたとしても、周りの人は思わぬ評価をしてくれていることがあります。

仕事がつまらないと感じたら周りの人に自分のいいいところ(仕事上での評価ポイント)を聞いてみましょう。

ひとつもいいところが無いということはあり得ません。あなたは職場に必要な人間だからこそ、今その会社で働いているのです。

人は褒められることでやる気が出ますし、認められることで承認欲求が満たされ精神が安定します。

その結果、「仕事が楽しい」と思える可能性が高いです。

上司に聞きづらかったら同僚でも部下でも構いません。ぜひ「自分のいいところ」に気づいてやる気に繋げましょう。

・仕事は仕事と割り切る

これもひとつ、大切な考え方です。仕事に行きたくないと思っているのに無理に「頑張らなきゃ」と考えるのはときに逆効果です。

仕事にやりがいを持って楽しめるのが一番いいですが、そうはうまくいかないから悩んでいるんですよね。

仕事の目的は「お金」でも「世間体」でもいいんです。露骨に口に出さなければ責める人はいません。

とりあえず、やらなけらばいけないことだけはこなしましょう。そしてプライベートを楽しむことを考えましょう。

プライベートを充実させるために仕事をすることだって立派な「働く意味」です。

仕事帰りに飲みに行く、好きなものを買う、連休に旅行に行く、でもなんでもいいです。

プライベートを楽しむことで心に余裕が生まれます。それだけでも随分仕事が楽になるはずです。

仕事を楽しむことで「仕事に行きたくない」を改善する

仕事をしている時間というのはだいたい1日のうち3分の1を占めています。

それが楽しいか楽しくないかで「生きやすさ」が変わってくると言っても過言ではありません。

楽しくないと続きませんし、それどころか辛すぎて本当に会社に行けなくなってしまうこともあります。

上でお伝えした「仕事を楽しむために必要な思考」を実践できる精神状態にあれば問題はありません。

ぜひ実践して仕事を楽しんでもらいたいと思います。

でも、今あなたが「本当に仕事に行きたくな、辛い」と感じているのならそれはあなた自身からのSOSです。

心や体を壊してしまえば仕事を楽しむどころではありません。

どうしても向いていなかったり、誰がみても労働環境がよくない仕事というのはあります。

あなたが壊れてしまっても、会社は助けてはくれません。

そうなってしまう前に「逃げる」という選択肢をとってもいいんです。

今は昔と比べて転職する人が増え、「1つの会社に長くいることが正しい」という考え方は薄れつつあります。

むしろ色々な職場を経験することで人生経験が豊かになりますし、マルチプレイヤーとして重宝される人材になれる可能性もあります。

「嫌でも行かなきゃ」「ここまでは続けなきゃ」と思い詰める必要はありません。

あなたが楽しめる仕事を見つけるための通過点のひとつとして「転職」も視野に入れてみてください。

まとめ

仕事を楽しむためには「働く意味」を見出すことが大切です。

意味もなくだらだら働いていても決して「楽しさ」には繋がらないからです。

今、あなたが「仕事に行きたくない、辛い」「仕事が楽しくない」と思っているのなら今回お伝えした方法を参考にしたみてください。

少しでも仕事が楽しくなることを祈っています。

ただ、本当に辛くてどうしようもないなら無理に頑張ることはせず、自分を守るために「逃げる」ことも視野に入れてみてくださいね。

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