すでに恋人がいる人を好きになってしまった、夢中になった人は実は既婚者だった...など、叶わないとわかっているからこそ辛い...そんな思いをしている人はいませんか？
叶わない恋を引きずれば引きずるほど、辛い気持ちはふくらんでいきます。「永遠に自分のものにならない」という現実を直視し続けなければいけないからです。
そこで今回は、叶わなくて辛い恋をあきらめる方法や、叶わない恋をどうしてもあきらめられない時の対処法などについて詳しく紹介していきます。
目次
「叶わない・辛い恋」に悩んでいる女性は多い
叶わない・辛い恋に人知れず悩んでいる女性は意外なほど多いものです。「これ以上、想い続けても意味がない」とわかっているのに、どうしても止められない気持ちを抱えています。
それではまず、叶わない・辛い恋に悩む女性たちによくあるパターンを見ていくことにしましょう。
フラれたけれどあきらめられない
思い切って告白したけれどフラれてしまったという場合、すでに「彼とは付き合えない・恋人同士にはなれない」という明確な答えが出ています。叶わなくて辛い恋のはじまりです。
あなた自身がいくら「彼のことを心から大切に想っている、だから振り向いてほしい」と切望しても、あなたは彼にとって友達以上の存在になることはできません。
特に片思いしていた期間が長い場合など、簡単にあきらめられない...という気持ちで心が引き裂かれそうになるでしょう。しかし、人の心を操作することはできないのです。
付き合っていた彼氏にフラれてしまったという場合も同様です。ただ、「元彼女」という立場であれば復縁できる可能性も残されているかもしれません。
相手にはすでにパートナーがいる
すでに恋人がいる、婚約者がいる、妻がいるという男性を好きになってしまった場合も、叶わない・辛い恋に悩むことになります。
しかし、「ぜったいに叶わない」「辛い恋をしている」という意識が逆に恋の炎を燃え上がらせるということもあります。「叶わない＝あきらめる」のではなく、叶わないなら叶えてみせる！という意識が芽生えることがあるのです。
ただ、決まったパートナーがいる相手の心を変えるのは容易なことではありません。たくさんの人を傷つけて、最終的に何も得られないことも考えられます。
好きになった人が「他人のものだった」とわかった時点で、「叶わない恋なのだ」「わざわざ自分から進んで辛い思いをすることはない」と、自分を制御できると良いですね。
相思相愛だと思ったら自分の勘違いだった
一緒にいて楽しいし、話も合う、あきらかに他の女性への接し方と自分へのかかわり方が違うから、これはきっと相思相愛だろうと思って告白したら玉砕してしまったというケースがあります。
女性は、「期待させるようなことをしないで！」という気持ちでいっぱいになるでしょう。確かに勘違いをさせてしまった彼にも落ち度はあったかもしれません。
しかし、最終的に「相手も自分のことを好きなはずだ」と、相手に確認もしないまま決めつけてしまったのはあなたなのです。
「叶わない恋だったのだ」といさぎよくあきらめ、辛い気持ちが少しでも軽いうちに新しい出会いを探すことを考えましょう。
もう悩まない！叶わない・辛い恋をあきらめる方法
叶わない・辛い恋に悩む女性は、世の中にたくさん存在します。そして、その女性ひとりひとりが、すぐには消せない想いを抱えて辛い思いをしているのです。
失恋に効く特効薬はありません。では、そんな叶わない・辛い恋心はどのようにして消化していけば良いのでしょうか。
叶わない恋を少しでも早く過去の思い出にするために、辛い気持ちを軽くする方法について紹介していきます。
告白して気持ちに区切りをつける
彼の気持ちが自分の方を向いていないということは理解している、でもあきらめられないという場合には、「ダメでもともと」という気持ちで告白してみてはいかがでしょうか。
叶わない恋だからこそ、どこで気持ちに区切りをつけて良いか分からず、ずるずると辛い気持ちを引きずってさらに苦しい思いをすることもあります。
それならば、後悔しないように自分の気持ちを彼にすべて伝え、しっかり「ノー」と言ってもらいましょう。
ここで辛い気持ちときちんと向き合うことができれば、あなたはこれからもっとステキな恋ができる女性になっていけるはずです。
時間をかけて少しずつ消化していく
「時間はすべての物事を解決してくれる」と言われることがあります。そして、人はありがたいことに「忘れる」ことができます。人間は忘れるからこそ前進できるのであり、再び前を向いて歩き出すことができます。
今は叶わない・辛いだけの恋も、やがて時間の経過とともに風化していきます。完全に忘れることはできなくても、彼に対する激しい思いは次第に落ち着いていくはずです。
ですから、叶わない・辛い恋をしているからといって、ムリに自分の気持ちを封じ込めようとしたり、空元気で乗り切ろうとしたりするのは得策ではありません。
叶わない恋をあきらめると決めたのなら、まずは自分の気持ちに素直に向き合いましょう。もうこれ以上涙は出ないというほどたくさん泣いたり、友達に話を聞いてもらったりするのも良い方法です。
彼を好きになれたことに感謝する
「家族以外の誰かを好きになる」というのは、素晴らしい体験です。生い立ちも暮らし方もまったく異なる人を好きになれる、その気持ちは何物にも代えがたい宝物です。
たとえそれが叶わない・辛い恋であったとしても、その気持ちを否定するようなことはしないでください。「自分には家族以外の誰かを大切に想える心が備わっているのだ」ということを素直に喜びましょう。
彼のことを好きになったことで、あなたはたくさん努力をしたかもしれませんが、その努力は決してムダにはなりません。次の恋につながる大事なステップになるなのです。
新しい恋・出会いを探す決意をする
「叶わない・辛い恋をした相手は、あなたの人生に欠かすことができないパートナーではなかった」ただそれだけのことです。
それ以上でも、それ以下でもありません。もうあなたも分かっているはずです。叶わない恋・辛い恋にいつまでもしがみついていてはいけないということに、気がついているはずです。
「これ以上、辛い恋にしがみつくメリットはない」と感じられるようになったら、ぜひ新しい恋、新しい出会いに向けて行動してみましょう。
友達に紹介を頼んだり、合コンに参加したり、マッチングアプリを利用するという方法もあります。また、身近にいる異性が実はあなたの運命の人だったという可能性もあります。
新しい恋や出会いを探すことは、叶わない・辛い恋に悩む心をなぐさめ、そして前向きに進むためのパワーをくれるでしょう。
叶わない・辛い恋をあきらめられない時の対処法
いろいろと試行錯誤してみたけれど、どうしても叶わない・辛い恋をあきらめるのが難しいと感じることもあるでしょう。
「今すぐはムリでもこれから先、もしかしたら自分にチャンスが巡ってくる可能性だってあるかもしれない...」と感じることもあるかもしれません。
では、そんな時にはどうしたら良いのでしょうか。ここからは、叶わない・辛い恋から逆転ホームランを狙う方法について考えていきます。
自分磨きをして相手を振り向かせる
叶わない・辛い恋だと十分わかっているのに、気持ちを切り替えることができない時は、思い切って「あきらめない」選択をするのもアリです。
彼好みのファッションやヘアスタイルにチェンジしたり、自分に似合うメイクの方法を研究したりするのも良いでしょう。また、ダイエットをする、自分の価値を高めるために資格の勉強をするのもおすすめです。
一生懸命に努力している姿を見せることで、彼の気持ちが少しずつあなたの方に傾く可能性もゼロではありません。「自分磨きをして彼を振り向かせよう！」という気持ちで頑張ってみてください。
何でも話せる・頼れる相談相手になる
彼にとって「一緒にいて居心地の良い相手」になることも、叶わない恋を逆転させるひとつの方法です。男性は女性に「癒し」を求めるところがあります。
人前では強がっていても、実はとてもナイーブで折れやすい部分があるのです。ですから、彼にとって何でも話せる・頼れる相談相手になることを目指してみましょう。
彼にとってあなたが「なくてはならない存在」になることができれば、叶わない・辛い恋から脱出できる日がやってくるかもしれません。
恋をしている自分を思い切り楽しむ
あなたが彼のことを好きな気持ちはおそらく相手に十分すぎるほど伝わっている、それでも彼はあなたの気持ちに応えてくれない...ということもあるでしょう。
そんな時は、「彼を自分の方に振り向かせよう」「もっとこっちを見てほしい！」と、必死な気持ちで接するのではなく、もっと心を穏やかにして、彼に恋している自分を思う存分、楽しんでみましょう。
恋をすると毎日がキラキラと輝きはじめ、女性は見違えるほど綺麗になると言います。ですから、あなたも辛い恋だと暗い顔をして過ごすのではなく、とびきりの笑顔で彼と接していきましょう。
その笑顔が、彼の心をとらえる日がやって来ることも考えられるのです。ぜひポジティブな気持ちで、恋を思いきり楽しみましょう。
叶わなくて辛い恋は、あなたをさらに輝かせるためのスパイス
叶わなくて辛い恋をあきらめる方法や、叶わない・辛い恋をどうしてもあきらめられない時の対処法などについて紹介してきました。
好きになった人がすでに他人のものだった...とわかった時の衝撃は大きかったことでしょう。しかし、そこから自分の気持ちと、どのように向き合っていくかという点が重要になってきます。
キッパリあきらめて前進するのか、それともあきらめることをやめて「辛い恋を楽しむ」ことを選択するのか、ぜひポジティブな気持ちで最良の選択をしてみてください。