初心者の為のおすすめのプログラム言語とその特徴を詳しく解説。

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プログラミング言語とはどんなものがどのくらいあるのか。

実は世の中には200種類以上もの言語が存在し、それぞれ処理方法や特徴が違います。今回はそのなかでもおすすめの言語をいくつかお話します。

はじめに

プログラミング言語には、コンパイル式とインタプリタ式があります。

コンパイル式は、プログラムを一度機械語に翻訳し実行される方式です。インタプリタ式は、プログラムをひとつずつ実行する方式です。

さらにインタプリタ式で実行されるスクリプト言語にはサーバーサイド言語と、クライアントサイド言語があります。

サーバーサイドスクリプト言語は、Webサーバーで実行されるスクリプト言語です。そしてクライアントスクリプト言語は、ブラウザ上で実行されるスクリプト言語です。

Ruby

1993年に日本のまつもとゆきひろ氏により開発された言語です。インタプリタ式の言語で、食べログ、クラウドワークス、ショッピングサイトもRubyで作られています。

日本人が開発したので、リファレンスも日本語表記でわかりやすいです。初心者の方にはおすすめの言語です。

Web開発向けのフレームワークも存在し、より簡単にプログラミングが可能になりました。今後も期待される人気の言語です。

Java

1990年代にアメリカのサン・マイクロシステムズにより開発され、1996年に正式リリースされました。とても知名度の高い、汎用性に優れた言語です。

コンパイル式の言語で、他の言語はそれぞれの環境にあったプログラムを書く必要がありますが、Javaは環境に依存することがない、一度書いたらどこでも動く優秀な言語です。

Webアプリケーション、SNSなど様々なプログラムが作れ、またこの言語に関する案件も多く、フリーランスでも高単価の案件が多いです。

プログラミング初心者には沢山のことを学ぶ必要があり、挫折する可能性が高いのも事実です。他の言語を学んでからのステップアップの際におすすめします。

C

1972年にアメリカのベル・システムの研究所で開発され、その歴史も長くプログラミング未経験でもその名を聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。

コンパイル式の言語で、主に家電製品の洗濯機や電子レンジに組み込まれている組み込み式プログラム、ゲームやWebアプリケーションが作れます。ソフトウエア開発ではChromeにもC言語が使われています。

汎用性に優れており、プログラミングの自由度も高く、また高速に処理されるので利用するユーザーへの負担が少ないところも魅力的です。

この言語を使えるようになると企業での仕事も多く、またフリーランスで高単価な案件を受注できる可能性が高いのですが、

CPUやメモリの知識も必要なため、習得する難易度は高くJavaと同じように初心者の方だと挫折する可能性が高いです。C言語は他の言語を習得してからのステップアップとしておすすめです。

Python

1989年にオランダ人のグイド・ヴァン・ロッサム氏がクリスマスのお休みに開発が始まりました。

インタプリタ式で、アイコンが蛇なのもPython=ニシキヘビからきております。Webアプリケーション、Instagramなど身近なアプリケーションが作られております。

人工知能ソフトも作られているので、今後も需要が出てくる事を考えると学ぶ価値も高いです。

コードも読みやすく作られているので、初心者の方にはおすすめです。

JavaScript

JavaScriptは1995年にネットスケープコミュニケーションズにより開発された言語です。

こちらはインタプリタ式のクライアントスクリプト言語です。ブラウザ上で実行されるスクリプト言語であり、先にご説明したコンパイル式のJavaとは違う言語です。

Webページに動きをつけるのによく使われ、他にもゲームやWebサービス、Google MapもJavaScriptで作られています。

Webページを作る際はHTMLとCSSも学びながらなので、初心者の方におすすめの言語です。案件がいまだに多い言語でもあり、案件次第では高単価も期待できる可能性があります。

PHP

1995年にラフマス・ラードフ氏により開発され、元は履歴書へのアクセスを解析するためにつくられました。Webページを作ることのできるHTMLに埋め込むタイプのスクリプト言語です。

JavaScriptと同じようにプログラムのコンパイルを必要としないインタプリタ式ですが、こちらはサーバーサイド言語になります。

Facebook、YahooやWordPressでも採用されていて、Webアプリケーション開発に向いています。また文法も簡単に習得できるので、初心者の方にもおすすめです。

Visual Basic

マイクロソフト社の1990年代に開発されたプログラミング言語で、Excelで行う様々な処理を自動的に実行することができます。

会社で毎日行う作業を自動化することにより、事務処理を効率よく終わらせることができます。日々の業務にExcelを使用する方におすすめです。

HTML

HTMLは1989年にイギリスの素粒子物理学者によって作られました。

こちらはマークアップ言語と呼ばれる構造的な文章を作る言語です。普段私たちがインターネットを通じて見ているこの画面もHTMLで作られています。

Webページを作るのには必要な知識で、プログラムを学ぶ前に習得しておけば後でアプリケーションを作る際の時短にもなるので、是非習得しましょう。

CSS

CSSは1996年にW3Cにより勧告された、レイアウトをつけていくスタイルシートともよばれています。

HMLの構造的な文章で実現できない文字色やブロック枠を作ってくれ、よりきれいで見やすいWebページを作ることができます。

ほかにも

必ずしもプログラムを書けないとアプリケーションが作れないというわけではありません。世の中にはプログラミングを行わずにアプリケーション開発やWebページを作ることもできます。

FileMaker

FileMakerを使用するとプログラムコードを書かなくてもアプリケーションが作れます。

データベースソフトであり、在庫管理システムや情報分析システムなどが作れ、オフィス系のお仕事をしている人にとって便利なソフトです。

病院内のアプリケーションにも採用されており、今後も活躍するソフトなので習得する価値はあります。

Wix

Wixは2006年に設立されたWebページ作成ツールです。こちらもプログラムがかけなくてもドラックアンドドロップだけで簡単に作成ができるので、Webが初めての方におすすめです。

Webページやネットショップが作ることができ、またSEO対策機能もついていることと、クオリティの高いデザインテンプレートが魅力的です。

さいごに

いかがでしたでしょうか。プログラミング言語のおすすめはまず自分が何を作りたいのかを固め、次にそこからどの言語があっているのかを考えて決めるといいでしょう。

はじめは初心者の方おすすめの言語からはじめて、スモールステップを踏みながら難易度の高い言語に挑戦する方が挫折しません。

大事なのは挫折しない環境づくりです。他の言語を学んでからでも決して遠回りではありません。継続できる努力が自分の力になります。

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