まだFXで勝てるわけないと思ってる?負けない為の考え方を伝授します。

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多額の利益を夢見てFXを始める方も多いでしょうが、残念なことにFXで利益を出せている方はほとんどいません。

取引をして多額の損失を出し資金をなくしてしまった方も多いでしょう。

損失が出て取引ができなくなったことにより「FXで勝てるわけがない」と思った方がいてもおかしくありません。

ではFXは本当に勝てるわけがないのか、違う場合だと勝つためにはどうすればいいでしょうか。

勝てるわけがない、のはある意味事実

勝てるわけがないと思った理由は取引したトレーダーにより様々でしょう。

しかしこの勝てるわけがないという理論、実は間違っていると言えずむしろ事実です。

FXは相場の分析をして取引をする投資ですが、今後相場がどう動くかを100%予想できる方はいません。

それこそ相場そのものを支配して自由に動かせる力を持っていれば話は別ですが、現実的な話ではないでしょう。

プロと呼ばれる方でも相場の分析をして「こちらに動くだろう」と予想していますが、あくまで予想であり確信をしているわけではないのです。

FXでは常に予想をして取引するため、必ず負ける要素が含まれています。

相場は様々な情報で動くため今あるチャートの動きと入っている情報から予想をしても、予想外の情報が入り番狂わせを起こす可能性もあり得るでしょう。

100%でない以上、取引を続けていれば必ず負ける時が来ます。

つまり「勝てるわけがない」のです。

FXで大事なのは「勝つ」より「負けない」こと

しかし現実においてFXで取引をし、多額の利益を出しているトレーダーは存在します。

専業トレーダーとして取引をし、その生活を実現できている方もいるのです。

このようなトレーダーの方が無事に利益を出している理由は様々ですが、何よりも勝つのではなく「負けない」ことを意識しています。

先程も書いた通り、プロのトレーダーでも取引を続けていれば必ず負ける時は来るでしょう。

しかし利益を出しているトレーダーは、出ている利益に影響が大きく出ないよう負けているのです。

上手く負けて損失を抑えているため、勝ち組とされるトレーダーは結果的に「勝てている」のでしょう。

実際にFXでは勝つことより負けないことが重要であり、負けを上手くできなければそこまでに勝てたとしても損失で全てが水の泡となります。

勝てるわけがないFXで負けない方法

利益が出ているトレーダーがいる以上、取引をしている人間であれば誰でも稼げるチャンスはあります。

負けないことが重要ですが、実際そのためには以下の点が重要となります。

「だろう」で取引しない

負けているトレーダーの多くが何の根拠もなく「こちらに動くだろう」と考えて取引しています。

思った方向とは逆に動いて損失が出るケースも珍しくありませんが、それは相場を考えずに根拠のない予想で取引しているからです。

予想外の動きを見せる場合もありますが、基本的に相場がどう動くかにはある程度の理由があります。

その理由を考えて自分の取引に当てはめることができなければ、損失の出る可能性が高くなるでしょう。

100%はないものの、せめて自分の中でしっかりと根拠が持てるようなポイントで取引できるようにしてください。

取引は必ずチャートを分析してから

根拠を持って取引をするにはチャートを分析する必要があります。

実際に利益を出しているトレーダーもまずは分析をし、そこからタイミングを見計らって確実な場面で取引しているのです。

チャートを分析する方法は様々ですが、どれにしてもやり方を理解しなければどうにもなりません。

そのためにはFXで取引をするやり方を勉強し、知識を身に付けるしかないでしょう。

しかし知識を身に付けただけでは利益を出している強豪のトレーダー達と渡り合えません。

実際分析のやり方が分かって利益が出せていれば、世の中にはもっと多くの割合で利益を出せている方がいるからです。

知識と同時にチャートがどういう時にどう動くかを自分の目で見て応用しなければいけません。

知識と経験を身につけても取引で損失ばかり出ると判断できたら、自分の取引方法を見返しておきましょう。

100%勝てないといえど、損失ばかり多い場合は取引のやり方に問題のあるケースが多いです。

取引履歴はチャートのツール側に残りますが、自分でも記録しておいた方がより分かりやすくなります。

失敗は成功のもとという言葉がありますが、FXの世界でも失敗は必ず次の糧にできるのです。

ルールを決めて感情的にならず

取引において感情という要素は適切な考えを邪魔する存在です。

特にFXは投資で損失という資金がなくなる世界なため、より精神的なダメージを受けやすくトレーダーから冷静な判断を奪います。

冷静に判断できなくなれば後は損失ばかり膨れ上がる道にまっしぐらです。

感情を入れずに取引したい場合は自分でルールを決めておきましょう。

ルールを決めることである程度感情的になるのを防ぎ、取引を続けられます。

しかし単に決めただけでは取引するのは人間なため、上手く行かない場合もあるでしょう。

特に最初は破ってしまう可能性も出てくるため、とにかく繰り返し場数を増やして慣れるしかありません。

それでも苦手だと思う場合は自分で取引しようとせず、ツールで設定して自動売買してもらうといいです。

勝とうと考えない

先程も書いたようにFXでは勝つより負けないことが重要です。

取引をする時は、どれくらいの利益が出るかどう勝てるか考えてしまいがちでしょう。

しかし利益ばかり重視すると、損失が出た時の精神的なダメージも大きいです。

実際に負けている方の大半は利益ばかり考えて、損失が出た時のことを考えてないケースが多いでしょう。

負けないこと、損失を抑えることを重視して考えれば自然とプラスになり利益も増えていきます。

取引量と資金は適切に運用

取引量が大きくなれば利益も多くなりますが、その分損失も大きくなってしまいます。

利益の方面に動けばいいですが損失の方に動けば、その恐怖も大きくなるでしょう。

そうすると損失を出さないようにするあまり、外から見れば意味不明に捉えられる取引をしてしまいやすいです。

結果的に損失が大きくなりやすいでしょう。

資金、そして取引量は自分が大丈夫だと思うレベルで運用してください。

そして定期的に勝てて資金が増やせたら、少しずつ増やして利益も上げていきましょう。

他のトレーダーを考えてみる

FXの為替相場はランダムに動いているわけではありません。

動く理由はトレーダーが取引をするからであり、自分以外の誰かが売買を行うことで動きます。

よく重要な経済指標が発表されると大きな動きを見せますが、これも指標の結果を見て大量に買われたり売られたりしているからです。

つまり為替相場というのは不特定多数のトレーダーによって動きが成立しています。

為替相場では単にチャートを分析するだけでなく「ここでは他のトレーダーはどう動くだろう」と考えるのも重要になるでしょう。

テクニカル分析が有効に機能するのも、多くの人間がその情報を参考にしているからです。

トレーダーの心理を考える上でポイントになるのが境界線であり、動かないと考えられるレートでは反発しやすくなっています。

逆に反発せずに超えるとトレーダー達は大きく動くと判断し、突き抜けてその方向に動きやすいのです。

相場の状態によって変わるため完全に読むのは難しいですが、理解しておけば取引を判断する際の大きな武器となるでしょう。

負けないために最も大事な損切り

取引で負けないようにするのに最も大事なのは損切りポイントを設定することです。

損切りポイントとはマイナス方向に決済するポイントを設定することであり、予想外の動きをしても決済されて損失を抑えられます。

注文したらすぐに損切りポイントを設定

取引をしてポジションを持った後はすぐに損切りを設定しましょう。

これを意識しておけば損失を抑えられます。

実際損失が大きくなってしまうトレーダーは、損切りポイントをすぐ設定しないのが原因となっている場合も多いです。

どこに設定するかは相場で決める

しかし損切りポイントは単に設定すればいいものではありません。

適当に設定をすると逆に少しの動きで引っかかってしまい、損切りが原因で損失が膨れ上がってしまいます。

逆にあまり遠くへ設定すると損失が大きくなるため、損切りの意味がなくなってしまうでしょう。

決め方としては相場が現在どのような状態であるかがポイントです。

トレンド相場となれば値動きが一方の方向へ動いている状態であり、時々反転して少し動いた後にまた同じ方向に行きます。

この場合は方向が一方になっているため、その方向に動いていればまず到達することのない場所に設定するといいでしょう。

レンジ相場の場合は値動きが上下に定まりませんが、基本的に一定の範囲を動くのが特徴です。

そのためどの程度の範囲を動いているか確認し、その範囲を超える位置に設定しましょう。

例えば30から80の範囲で動いていれば20、90の位置に設定するという感じです。

自分の取引スタイルに応じても損切りポイントは変わってくるでしょう。

長期的にポジションを持つスタイルであれば、損切りポイントもある程度遠めに設定します。

逆に短期的なら近いところへ設定しましょう。

一度決めたら変えない

損切りを設定したのに失敗してしまいがちなのが、一度決めた損切りポイントを変更してしまうことです。

これは損切りで損失が出るのが嫌だと思う方がやってしまいがちであり、これでは損切りを設定した意味がありません。

損切りしないように遠くに設定してしまえば、待っているのは大きな損失です。

一度決めたら損切りポイントを変えないようにしましょう。

しかし利益の出る方面に動いている場合は話が変わります。

特にトレンド相場は一方的な動きになるため、価格の更新と共に損切りポイントも切り上げていけば損失自体を防げるのです。

定期的に自分が確認して変更してもよいですが、価格の動きと共に損切りポイントも動くトレール注文が使える場合は活用しましょう。

勝てるわけがないから負けるわけがないへ

実際すぐにFXで利益を出すのは簡単ではありません。

しかし重要なことを理解して取引を続けていけば、勝てるわけがないから負けるわけがないという考えへ変えていけます。

負けさえしなければFXは最終的に勝っていると判断できるでしょう。

それでも勝てるわけがないと考えている方はFXをやめて別の投資で取引したり、他の稼ぐ方法を探すのもまた一つの道です。

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