FXでなぜ負ける?勝てない人の5つの原因と負けないための対策。

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FXは勝てているトレーダーが1割程であり、残りの9割は負けているとされる投資です。

負けて嬉しいと感じるトレーダーはおらず、ほとんどの方が負けて動揺してしまっているでしょう。

トレーダーにより行動の違いはありますが、勝ちたいと感じるトレーダーの多くは「何故負けてしまうのか」と考えが出てきます。

では実際にFXで何故負けてしまうのか、そして対策するにはどうすればよいでしょうか。

一部を除き、負けには理由がある

FXは必ず勝てる投資ではなく、時には普段予想ができない事態になることも珍しくありません。

中には負けてしまっても仕方がない、運が悪かったと感じる理由があるでしょう。

しかしFXで負けてしまう大半には理由があり、本人がしている取引のやり方にあります。

理由が分かればどう対策をしていいかは考えやすいため、負けている方は理由を理解するところから始めましょう。

取引を続けて損失の出る回数が多いケース

取引スタイルにもよりますが、何故負けるのかと感じているトレーダーであれば一定回数以上の取引はしているでしょう。

基本的に全て勝てている、負けているというトレーダーはほとんどおらず大半の方は勝ちと負けが混合しています。

1回の取引でどれだけ利益を出しているかによりますが、回数に対して負けが多ければその分損失も大きくなりやすいです。

的確な取引ができていないのが原因

取引を続けて負けが多い場合、原因として考えられるのは的確な取引ができていないことでしょう。

的確な取引ができていないということは、単純に考えれば適当に取引しているといえます。

特にFXについてよく知らない初心者は適当に取引してしまいがちとなり、それで取引回数は多いのに負けばかり続いてしまいがちです。

FXの相場には流れがあり、流れに応じた取引をしなければ高確率で負けるようになっています。

単に取引回数を多くすれば利益を増やせると考えていれば、いつまで経っても負けてしまうでしょう。

損失がやたらと出ると考えるトレーダーは、今まで自分が行った取引を見返してください。

その上で何故自分がこの場面で取引に入ったかを分析しましょう。

多くの取引で根拠が考えられなければ適当な取引をしてしまっている証拠です。

実際にプロを始めとした勝てているトレーダーは全ての取引に根拠を持って行っています。

勝率は高いのに総合で考えていると負けてしまうケース

取引回数を多くして利益を出せているのに、結果的には何故か負けてしまうというケースもあるでしょう。

これはFXの取引で出る結果が一定ではないのが結果として考えられます。

取引を10回やったとして9回はプラスになり、1回はマイナスになったとしましょう。

単純に取引回数だけで見れば勝率が高くやり方は悪くないように見えますが、単に勝った負けただけでなくどれくらいの利益と損失が出たかを考えると話は変わります。

仮に利益が出ていたとしても9回全てでそこまで多くなく少しずつだった場合、1回で大きな損失が出てしまえば結果的にマイナスとなってしまうのです。

実際FXの世界では少しずつ出した利益が1回の損失でなくなるのを「コツコツドカン」と称しており、言葉の存在から分かるようによく見かけられる現象となっています。

負けが多いのと同じように、的確に取引できていないのが原因

回数で見て勝率が高いと判断されても、1回の負けでそれまでのプラスが吹き飛ぶ取引をしていれば結果的に「的確な取引」はできていないと判断できます。

1回の取引で出る利益がほとんど少ないのは、損失を必要以上に恐れて少しプラスに動いただけで決済してしまっているのが原因でしょう。

負けてしまう時は決済してしまえば損失が出てしまうため、できずに膨らんでいき大きくなってしまうパターンです。

原因としては「損失を必要以上に恐れている」からになります。

先ほども書いたようにFXで100%の勝利はなく、取引を10回やれば10回勝てるとは限りません。

必ず1、2回は負ける世界であり、知識と経験があるプロのトレーダーですら避けられないものです。

小さな利益ですぐ決済してしまうのは相場の流れを読まずに取引している証拠となります。

相場の流れが分かればすぐ決済せず待つことにより、利益を大きくできるか判断できるでしょう。

損失が出る時も流れを理解していれば、所持は危険と判断して損切りできます。

結局は勝率の低い取引をしているのと同じ原理なため、するべき対策も同じです。

すぐ利益を出す、損失を許容できないのは運用している資金に原因がある場合も考えられるでしょう。

身の丈に合わない大きな金額、生活費といった資金を利用している必要以上に損失を恐れてしまいます。

取引で利用するのに問題のない資金か確認しましょう。

急激な値動きで大きな損失が出て負けてしまうケース

取引で負ける回数と損失の金額を減らし、利益で一定の金額を出せていればトレーダーとしては勝てるようになったと考えていいでしょう。

しかし単に取引という観点で考えていると大きな落とし穴に落ちるパターンがあります。

相場が急激に動き大きな損失を出してしまうことです。

FXの相場は完全に予想できないものの、動きには政治や経済を始めとした何かしらの情報が理由としてあります。

何かしら重要なニュースが発表された場合、普段大人しい流れの相場でも突然荒れるような動きを見せるのです。

荒れるような動きはそれまでの相場を否定する変化を見せることも珍しくなく、トレンド相場であったとしても反転するかレンジ相場へ移行する場合もあります。

順調に勝てていたとしても急激な相場の変化に呑まれてしまい、結果的にマイナスとなってしまったトレーダーも珍しくないでしょう。

取引している通貨ペアの重要な情報を確認しておく

急激な相場の変動は多くが重要なニュースが発表されたことにあります。

逆に言えば重要なニュースが出てこなければ急激な動きを起こすことは滅多にありません。

ニュースの種類にもよりますが、ほとんどは経済やFXを取り扱っているサイトで情報として掲載しています。

急激な変動で負けてしまうトレーダーの原因は、そのニュースを確認してなかったことになるでしょう。

特にFXはチャートの分析をして流れを予想するテクニカル分析を参考にするのが基本となるため、政治、経済の情報を分析するファンダメンタルはおざなりになりがちです。

そのため初心者よりも勝てるようになって慢心が出てきたトレーダーが見落として陥ってしまうケースが多いでしょう。

普段相場に影響を与えるニュースを見ていないと自覚している方は取引する前に見ましょう。

しかし全ての情報を見ていれば時間が必要以上にかかってしまい、取引どころではなくなります。

確認するポイントは相場に大きな影響を与える情報がないか、それがいつ公表されるかです。

何の情報が重要かは通貨ペアにより異なるため、自分がメインに取引している通貨は何の情報で大きく動くか確認しておきましょう。

例えばドル円の場合はアメリカドルの取引となるため、アメリカの雇用統計やFOMCといった経済指標が重要になります。

アメリカの雇用統計、FOMCはアメリカドルだけでなく別の通貨も影響を受ける情報です。

これに限った話ではなく通貨によっては使われている国だけでなく、別の国からの情報も影響を受けるのは珍しくありません。

自分が取引している通貨はどこの国から影響を受けるか把握しておきましょう。

単に経済指標といった発表が決まっている情報だけでなく、取引している通貨に関係する国の情勢も確認しておいた方がいいです。

情勢によっても通貨の信頼性は変わり、災害等のネガティブな情報が出れば相場は下がりやすくなります。

情報を得た上で、重要な情報が発表されるのを分かればポジションを決済して相場を静観しましょう。

プラスに動けば大きく稼げるチャンスですが、マイナスが大きくなる可能性もあるためリスクのある取引となります。

FXはリスク回避が重要なため、リスクの高い場面で取引するのは負けるトレーダーの特徴です。

長く取引を続けていつまでも勝てないケース

FXは知識だけでなく経験も必要になる投資です。

相場はリアルタイムで動き、時には普段見られない動きを見せるためチャートと向き合い動きの「クセ」を経験として理解しなければいけません。

知識だけでは机上の空論となってしまい、予期せぬ動きになった時対応できないでしょう。

経験のない初心者が負けるのは残念ながら当たり前であり、負けて経験を積み勝てるようになるのです。

今は勝てているトレーダーもかつてはそうであり、専業のプロはよく体験談として負けていた頃の話をされます。

今の時点で負けていても経験を積めば勝てる…のは基本ですが、取引を続けているのに勝てない方もいるでしょう。

自分の取引を振り返らないのが原因

取引を続けて勝てないトレーダーの大半は、自分が今までしてきた取引を振り返っていないケースが多いです。

ここまで様々な負けてしまう原因が出てきましたが、どれも負けてしまうのに「原因」が存在します。

原因は理解すれば今後対策しようと気をつけ、続けていれば自然と負けることはなくなるでしょう。

逆に自分の取引を振り返らないということは、何故負けたのかも理解していないことになります。

自分のしている取引で何が悪いのかを理解できず、ただ相場と知識だけを頭に入れて取引する、残念ながらそれでは勝てるはずがないのです。

失敗する原因を理解しなければまた同じ失敗をする、人生生きていく上でよくある光景ですがFXの世界でも同じでしょう。

振り返らないトレーダーは、普段から自分の取引を記録していない方が大半だと考えられます。

負けが続いているトレーダーは、まず自分の取引記録を作っていきましょう。

記録した後は定期的に振り返り何故負けたのか、勝てたのかを分析してください。

勝ち負けを分析して対策すれば、自然と負けがなくなります。

大きく稼ぐのを狙い、負けが多くなるケース

FXは通貨ペアごとに相場の動きは変わり、普段はほとんど動かない種類もあれば常時大きく変動する種類もあります。

FXで大きく稼ごうと考えているトレーダーの中には、大きく変動する種類の通貨ペアで多額の利益を狙おうと考える方もいるでしょう。

しかし大きく稼ごうと考える目論見は大抵上手くいかないものであり、ほとんどのトレーダーは損失という形で負けてしまいます。

通貨ペアの特徴を理解し取引しているか

通貨ペアごとに相場の動きは変わりますが、それはそれぞれ相場に特徴を持っているのが理由となっています。

単に動きがあるというだけで相場を選んでしまえば、振り回されて損失ばかり出てしまうでしょう。

そのため負ける原因は「通貨ペアごとの特徴を理解していない」ことになります。

大きく動く通貨ペアとして最も有名なのはポンドを含んだ種類であり、ポンドは殺人通貨とも呼ばれる程相場がよく動くのです。

実際稼ぐのを目的でポンド円で取引をし「殺人」されてしまったトレーダーも少なくないでしょう。

ポンドの動きが激しいのは流動性が低いからであり、少しの取引でも値が動くのです。

値が激しいため意識から離れてしまいがちですが、ポンドも他と同じく時間帯で値動きは変わってきます。

ポンドが使われているのはイギリスなため、ニューヨーク市場ではなくロンドン市場、国内でいう夕方辺りから活発に動くのです。

そしてイギリスで使われることから分かるように、イギリスの経済に影響を受けるのは当たり前といえます。

ポンド一つとってもこのようになっているため、相場で取引する時は特徴を頭に入れ理解してからにしましょう。

相場の動きが激しい通貨ペアはリスクの高い相場とも考えられます。

負けが多いと感じる場合は一旦離れて、別の通貨ペアで取引を考えるといいです。

通貨ペアは様々であるため、危険とされる種類で無理に取引する必要はありません。

本当に大事なのは大きな利益を出すことではなく、大きな損失を出さないことですから。

負けを重ねて勝ちへ近づく

負けている理由は様々ですが、FXで取引をしていけば負けを味わうのは一度だけではありません。

一つ解決したとしても次の負けを味わい二度、三度と落ち込んでしまう時が来るでしょう。

しかし負ける原因が分かれば一つずつ解決し潰していけます。

負けを経験したとしても諦めず分析して、勝ちへ近づいていきましょう。

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