あの手この手でトイレトレーニング。ママは長期戦を覚悟しましょう。

B!

長野県 32歳 女性 (当時の子どもの年齢 2歳8ヶ月女の子 2ヶ月男の子)

下の子が生まれて2ヶ月たち、ちょうど夏だったということで娘のトイレトレーニングを開始しました。

突然パンツを穿かせてお漏らしを体験させ、それを嫌がった子どもはトイレでおしっこをするようになるという、ネットでもよく紹介されている方法です。

けれど娘はお漏らしをしても平気で遊び続けました。トイレに誘っても「いや」「でない」と断固拒否し、泣いて抵抗。

なのに直後にジャー…。

「ほらー!」と私もつい怒ってしまい、娘はさらに大泣きする始末。
これにはほとほと困りました。

上手くいかなかったことの原因

今思えば弟が生まれて、その新しい環境に慣れるのに精一杯だった娘に「おしっことウンチはトイレで」という新習慣を私が押し付けてしまったせいだと思います。

娘は靴を履くのも、箸を使うのも、教えなくても出来るようになった子なので、トイレトレーニングもすぐすむと、私が過度な期待をしていたようにも思います。

もっと娘の気持ちにより添えていたらと、今でも後悔しています。

私が行った解決方法

トイレトレーニングをやめる

娘があまりにも嫌がるので、一度トイレトレーニングをやめました。正直私の精神状態もぎりぎりでしたので。

幼稚園入園に間に合わないのではないかと不安にもなりましたが、のびのびしている娘を見ていると、またトレーニングを始めて親子関係がギクシャクするのも嫌でした。

けれどある日、近くの子育て支援センターで、お友達が「おしっこ!」と言ってトイレに行くのを見たんです。

それをみた娘が「わたしもパンツはく」と言い始めました。そして「トイレいく!」とトイレへ。

嬉しくて涙が出たのを覚えています。

娘の大好きなジバニャンパンツを買う

娘がやる気を出したのを逃す手はないので、その日パンツを買いに行きました。娘の大好きなジバニャンパンツです。

子供に選ばせたパンツだと、子供は気に入ってパンツを濡らさないようにトイレに行く、というのもよく聞きますが、うちの娘はジバニャンパンツでも容赦なくお漏らししました。

けれど娘は「ごめんねジバニャン。今度は濡らさないね」とパンツに謝るようになりました。

娘がパンツは濡らしてはいけないと認識してくれたのは、大きな一歩だと思いました。今でも娘の目の前でトイレに行ってくれたお友達には、本当に感謝しています。

外に連れていく

「ジバニャン濡れちゃうよトイレ行こう」と言っても、毎回大人しく頷いてくれるわけではありません。

シールでつったり、お人形でつったり、いけないとは思いつつお菓子でつったり、ありとあらゆる手段をつかってトイレに連行しました。

不思議なことに、子育て支援センターなど家の外ではお漏らしせず、素直にトイレに行ってくれるんですよ。それに幼稚園入園後も、幼稚園では一度もお漏らししていないんです。

子供なりにプライドがあるのかもしれません。

徐々にお漏らしが減り、ジバニャンパンツを買ってから1年後の今、10日に一度ほどお漏らしをやらかしますが、トイレトレーニングはほぼ完了しています。

まとめ

トイレトレーニングは子どものやる気がなければ進みません。

子供のやる気を出すのは、シールなどのご褒美であったり、可愛いパンツであったり、お友達だったりと様々です。

親が一人でやる気を出しても意味はないのです。私が娘に過度に期待せず、長期戦でやる覚悟を最初からしていたなら、娘に嫌な思いもさせずにすんだはずです。

面倒くさいなと思っても、子育ては手間をかけた方が近道なのかもしれませんね。

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