1歳からの保育園はメリットがいっぱい!ママも子供も楽しい園生活を送ろう。

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1歳児を保育園に預けるのはかわいそう?保育園のメリット・デメリットとは?

赤ちゃんが産まれて育児に追われているうちにあっという間に1歳のお誕生日はやってきます。そして、育児休業中のママや待機児童がなくて保育園に楽に入れる環境のママなら、保育園をどうするか悩みますよね。

  • 少しでも家計の足しにパートがしたい
  • 仕事の育休が切れるから働かないといけない
  • 保育園に入れるのはどうなの?

など1年間ずっと一緒にいた子どもと離れる寂しさや不安は誰でもあります。確かにデメリットもありますが、メリットはたくさんあります。まずは、デメリットから見ていきましょうか。

虐待や育児放棄の可能性はゼロじゃない

ニュースで虐待や育児放棄の話を聞くたびに、不安になってるママさんは多いと思います「悩んで預けた結果、我が子がこんな目にあったら」そう思ってしまうのも当然だと思います。

とは言っても、我が子の面倒を見てくれている保育園を疑うのは気が引けますよね。「虐待ありき」で疑うのもダメですが、「こんなことあるわけない」と過信するのもやめた方がいいと思います。

なぜかというと、「そんなことあるわけない」と思っていると子どもがサインを出していても気が付けないのです。そうはいっても、疑い過ぎると信頼関係が気づけなくなってしまいます。

何か子どもがサインを出してきて、ママから見ても「変だな?」と思うことがあれば、まずは他の保護者の人にそれとなく聞いてみましょう。

同じように変に思っているかもしれません。この「変だな?」が続くと子どものSOSが増えたり最悪の場合子どもが情緒不安定になったりしますので、早いうちに気がつけるようにしたいですね。

「こんなこともゼロじゃないです」というだけの話で、大多数の保育園はきちんとしてくれていますし、保育園に通うメリットはたくさんあるんです。

成長がとても早い。

家でママと二人だと経験できることも限られてきます。その家だと経験できないことをたくさん経験できるので、子どもの成長もとても速くなるのです。

「保育園に行ったら急にしっかりした」という話はよく聞くので、子どもにとって刺激がとても多い場所なのは事実のようですね。

トイレトレーニングがスムーズだった

保育園に通っていると、トイレトレーニングがスムーズに終わったという話はとてもよくききます。その理由としては、手慣れた保育士さんがトイレトレーニングをやってくれるので、保育園で慣れた子どもが家でもスムーズにできるようになるというわけです。

ママが家で一からやるとなると、トイレトレーニングのやり方がわからず手探りで始めるところから始まりますよね。一方保育士さんは毎年毎年多くの子ども達にトイレトレーニングを行なっているので、やり方はバッチリわかっています。

子ども自身も家でママとだとわがままもたくさん出ますが、保育園だと家よりも賢くできる子はとても多いです。その点を考えてもトイレトレーニングがスムーズに行くのには納得がいきますよね。

言葉がたくさん出た。

1歳を過ぎた頃から、「いつ話すんだろう?」とパパやママは心待ちにしてますよね。言葉を話すというのは、赤ちゃんから子どもに成長したと思える大きな1歩です。

その言葉をなかなか話さないなと心配していた親御さんに話を聞くと「保育園に行ってしばらくしたら、急に話し出した」と言われる方が本当に多いです。ママと毎日二人だと得られる刺激も限られてきます。

それが保育園にいくと、今までなかった刺激がたくさんあり同年代のお友達ができます。小さいながらに社会性を身につけられるのです。すると、成長が遅い子・早い子がいますので、子ども同士刺激しあってしっかりしていくんですね。

できないことができるようになった

  • お箸を持てなかった
  • 食器を下げれなかった
  • 脱いだ服を畳めなかった

これらのことは、やり方を熟知している保育士さんが教えるのと、見よう見まねでママが教えるのではノウハウの差はでてしまいますよね。そして甘えられるママと子どもなりに気を使う相手な保育士さんが教えるのでは、素直にいうことを聞くかどうかも変わってきます。

私の娘もそうですが、やっぱり外の様子と家の中の様子は違います。外だと猫を被っているのがよくわかるので、その状態だと素直にいうことを聞いてくれるものです。

そうやって外でできたことを家でもできた時には、ママから大げさに褒めてあげてください。「保育園でできたことを家でやってママに褒められた」という経験をすると、子どもはその覚えたことを定着させていくのです。

子どもは圧倒的に褒められる方が伸びます。新しいことができたらママが褒めてくれる!となるとどんどん色々なことを吸収してくれるようになりますよ。

競争心が芽生える

「A君はできるのに私はできない」

こういう気持ちは子どもにもあるんですね。ママや大人ばかりと一緒にいたら、大人はできて当たり前と思うので、のんびり成長するんです。

でも、同じ年齢の子ども同士だとA君ができるんだったら私だって!と競争心が芽生えるので、できないことができるようになるとのこと。

先ほどのお箸が持てたなどの話もそうなんですが、やっぱりお友達ができるのに自分はできないというのは、子どもながらに「やらなきゃ」と思うみたいですね。

友達ができる

これは、もう保育園や幼稚園にいくまではなかなか経験しないことですよね。ご近所に同じような年齢の子がいたとしても、なかなかタイミングが合わなかったりあっても短時間だったりで、そんなに交流は無いことが多いです。

でも保育園はいやでも1日お友達と過ごします。このお友達と過ごすというのは、子どもの社会性を身につける上でとても重要なんです。そしてその経験が早いほど順応性も高いです。

幼稚園よりも早く集団で生活をすることになる保育園は、早期から子どもの社会性を学ぶ絶好の場所と言えますね。では、1歳児が学べる社会性とはどのようなことなのでしょう?

友達と遊べる

「Aちゃんと遊びたい!」こんなことを子どもから聞くと親は我が子にも友達ができたのかー。と嬉しくなりますよね。最近は、友達親子なんていう言葉が浸透しているほどに親子が上下関係ではなく、横の関係になっていることも珍しくなくなりました。

でも「友達のように仲のいい親子」であっても、親子は親子です。どう頑張っても友達にはなれません。なので、同年代の友達と遊ぶというのはとても大事なことなのです。

友達ができると、おもちゃの貸し借りもしますよね。そして、同じおもちゃを使うことも増えて「順番を待つ」ということも覚えます。家だとおもちゃは全部自分または兄弟のものです。

多少のわがままが通用するのがお家なのに対して、保育園のお友達同士だとわがままばかりだと「遊びたくない」と嫌われてしまいます。「されて嫌なこと・嬉しいこと」を学べるのも保育園のメリットですよね。

中立の大人が叱ってくれる。

ママ友同士の集まりだと、どうしても我が子を叱ったり遠慮させたりしますよね。それは時として、子供からすれば理不尽な対応となります。ある時はおもちゃを貸してあげなさいと言われたのに、自分が借りようとすれば我慢しなさいと言われる。

子どもには大人の都合なんてわかりませんから、納得できない思いを抱えることになってしまいます。その点保育士さんは、中立です。どの子の味方というわけではなく、おもちゃや遊具の貸し借りを指示してくれます。

そう言った、「子供目線」での指示はとても大事なことなんですよ。女性同士の人間関係というのは、自然と力関係が生まれてしまいます。ボスママの子に順番だよ!なんてなかなか言えません。

でも保育園というのは、あまりそう言ったことが関係ない場所なので、子どもに善悪や社会のルールを教え学んでいくのに最適な場所なんじゃないかなと思います。

小さい子の面倒が見れるようになる。

家に妹や弟がいても、血が繋がっている兄弟だと些細なことで喧嘩になりがちです。ママの取り合いやおもちゃの取り合いなど、なかなか素直に面倒を見るというのが難しいことも多々あると思います。

それが保育園となると、特に女の子は母性があるんでしょうね。自分よりも小さい子の手を引いてあげたり危ないところに行こうとした時に「危ないよ」と言ってあげたりしているんです。

うちの娘は、ご近所さんだと小さい方なのでそう言われる側ですが、1つしか違わないのに保育園に行っているお姉さんは1歳の違いだと思えないぐらいしっかりしています。

協調性が身に付く。

ご近所さんの子を見ていて思ったことなのですが、2歳で達者に話せるようになると注意ができるようになるんです。

  • そっちはダメだよ!
  • おもちゃは順番なんだよ!
  • 叩いたらダメだよ!

こんな風にダメなことをダメと言えるのは、すごいなーと思ったのです。なかなかママと二人だとそんな風に注意する場面に出くわすこともないですよね。そして、注意だけでなくこうするんだよ。と教えてあげることもできるんです。

そうやって、集団で過ごすということを覚えていくんだなと感心したのを覚えています。

マナーが身に付く

私が保育園の子達を見てびっくりしたのが、そのお行儀のよさです。

  • 座って話が聞ける
  • 名前を呼ばれると、はい!と返事をして立ち上がる
  • 何か受け取る時に「ありがとう」と言える

さすがに話すのは、2歳児ぐらいですが0歳児でもきちんと座って話が聞けるんです。こういったところは、保育園に行っている子と行っていない子ではっきりと差が出る部分だと思いますね。

男の子ママの友人は、男女問わずしっかりと落ち着いて話を聞いている姿を見て非常に驚いていました。「こんな風になるなら、保育園いれようかな」と言っていたぐらいです。

メリット・デメリットは両方ある。

メリットもデメリットも両方ありますが、私はきちんとした保育園に入れれるならメリットの方が大きいと思います。虐待や育児放棄などの心配もありますが、保育園を過信せずしっかりと目を光らせて早期発見を心がければ大丈夫だとも思います。

メリット・デメリットをしっかりと考えた上で、最善の選択ができればいいですね。

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