勉強のやり方次第で全国模試1位も夢じゃない!トップを目指す勉強法とは。

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受験生なら誰もが一度は取ってみたいと思ったことがある「全国模試1位」という肩書きですが、全国模試1位を取れる人はどのような勉強方法をやっているのでしょうか?

ごく普通の学習方法だけど、天才だから全国模試で1位を取れるんだと思われがちですが、当然それだけではありません。

元々の持って生まれた理解力や頭の出来というのはもちろんあります。

でも、それだけではなく「効率のいい勉強方法」を知っているからというのがとても大きいと思います。

今回は、全国模試1位を取ったことのある人の経験から見るおすすめの勉強方法をご紹介します。

この勉強方法は受験だけではなく、大人になってから資格試験を受けるとか仕事の勉強をしないといけないとかと言った場合にも使えると思います。要は、勉強方法さえわかっていれば、受験以外にも応用可能です。

目次

全国模試1位になるための勉強法とは?

勉強方法と言えば、昔から言われているのは予習と復習です。学校の勉強においてなぜ予習が大事かというと、復習の方が覚えられるからです。

もう少し詳しくいうと、家で予習としてやっておくことで、学校で習うときが復習となりますよね。

その状態で授業を受けることで、予習なしで授業を受けるよりも理解できるというわけです。もちろん、その授業の後に家庭学習として復讐をしますので、より記憶にとどめておくことが出来ます。

人間の脳の仕組みを知って勉強をすることで、記憶にとどめておくことができると言いましたが、その一つにエビングハウスの忘却曲線があります。

徹底的に復習をする/h3>
エビングハウスの忘却曲線を聞いたことはありますか?エビングハウスの忘却曲線とは、ドイツの心理学者エビングハウス氏が発表した「時間経過による記憶の忘れ具合」を表した曲線のことなんです。

エビングハウスの忘却曲線によると、人間はせっかく覚えたことを1日後には74%忘れてしまうということなんです。

そして1週間後には77%さらに1ヶ月後には79%を忘れてしまうというのです。

こうやって書くと「勉強する意味ないじゃん・・」と思われてしまいそうですが、私が言いたいのはそうではないんです。

人は何度も反復学習をすることで記憶を定着させることができるということがポイントとなります。

何度も何度も同じことを勉強するというのは、気が向かないかもしれませんが全国模試1位を目指すなら、1日後・1週間後・1ヶ月後の復習がいかに大事かということを、頭に叩き込んでおいてください。

理解しているかどうかは人に教えるとわかる

個別塾のテレビCMでも「教えてみて」という体操の内村選手が出ていたコマーシャルがありましたよね。

あれは非常に理にかなっていて、自分自身でわかったつもりになっていても、本当に理解していなければ人に教えることが出来ないんですね。

仕事でもそうじゃないですか?同僚にやり方を聞かれても、自分自身があやふやなことって教えにくいですよね?勉強もそれと同じなんです。とは言っても、教える相手がいない人でも大丈夫です。

難関中学を目指している子なら、親では役不足かもしれませんが、中学受験くらいまでなら親が一緒に勉強をして、つまづいてそうなところで聞いてあげるのは大切です。

メンタルがとてもつよく、一人でもやっていける子もいますがそんな子は少ないです。多くの子は家で親がどこまでサポートできるかというのが非常に大切になってきます。

「ここどうやって解くの?」と聞いてみてください。子供がわかっていれば、自信ありげに教えてくれると思いますよ。

それが正解だったら「すごいね!」と褒めてあげてください。子供のタイプにもよりますが、私が色々な子をみている限りでは、褒められて伸びる子の方が多いですね。

誰しも出来たことを褒められたら嬉しいものです。子供のやる気を引き出すのも子供の心を折ってしまうのも親次第だと思うので、一緒に受験勉強に取り組んでみてください。

過去問を徹底的にやる

過去問は本当に大切です。全国模試の過去問もそうですが、受験の志望校が決まっているなら。その志望校や同じ偏差値の学校の過去問を徹底的に解いてください。

過去問が大切な理由は、その学校の傾向がわかるからです。傾向がわかれば対策が取れますし、同じレベルの学校の過去問を繰り返し解くことで、自分の苦手を克服出来ます。

仕事でも勉強でも同じですが「苦手を知る」ことは本当に大切です。わかっているところを伸ばすのももちろん大切です。しかし、わかるところを伸ばすだけでは、苦手な部分が置いてけぼりになってしまいます。

全国模試1位を狙う人というのは、難関校を受験する人だと思います。中学受験において、最難関校というのが、兵庫県にある灘高校です。

灘中で偏差値が77ありますので、この辺りの難関校に受かる可能性のある人が、全国模試1位を狙えるというわけです。

つまり、まだ志望校が定まっていない段階で、全国模試1位を取ってみたいから勉強をするというのであれば、灘中や開成そして洛南あたりの過去問が解けないと厳しいのかなと思います。

それぐらい、全国模試1位というのは狭き門なのですが、それを目指すというなら勉強に対してのいいモチベーションになるでしょうし、親としては応援していきたいですよね。

リビング学習をする

学習方法には向き不向きがありますので、強制はよくないです。とは言っても、リビングで学習ができるというのは、非常に受験にとっては強みになります。

自室だと、自分一人しかいない静かな環境なので勉強自体は捗るんですが、いざ試験会場で他人と一緒の空間になると、いつもの自分を発揮できないということになってしまいます。

一方、リビング学習に慣れていると雑音があるなかで勉強をするのが普通なので、試験会場でも平常心でいることができるというわけです。

もちろん、無理にやる必要はないですが、家ではできるのに、試験会場で思うように実力を発揮できないというのであれば、リビング学習を試してみてください。

我が家はリビング学習派です。私もリビングで仕事をしていますし、娘もリビングで勉強をします。

大して教えてあげれることはないですが、軽く会話をしながら勉強をすることで、娘は一人でやるよりもリラックスしながらできると言っていました。

リラックスしていることがいい風に影響しているなと思うのは、学校の成績が上がったり模試の成績が上がったりしているので、リビング学習は続けていこうと思っています。

試験の成績をあげる鍵はマインドにあり⁈

先日日本テレビのスッキリでも中学受験の特集をされていましたが、受験にとって子供のメンタル面というのは、非常に大事になってきます。

いくら素晴らしい勉強方法を知っていても、このメンタル面を作れていないと勉強方法もうまく機能しません。

一流のスポーツ選手も「マインドセット」と言われるメンタル面の作り込みは必ず行なっていると言われています。メンタル面が作り込まれていないと、試合で実力を発揮することはできないんです。

全国模試や受験でもそれは同じです。マインドセットが不十分でメンタル面が弱いままだと折角の受験勉強も無駄に終わってしまいます。

焦らない

焦らないというのは本当に大切です。全国模試を何度も経験している子に聞いたところ、普段の過去問を5〜10分程度短い時間で解けるようにするとのことでした。

この理由ですが、日頃慣れ親しんだ自分の部屋と自分一人という集中できる環境で時間ギリギリまでかかって過去問を解いてしまうと、本番で時間が足りなくなるんだそうです。

試験会場というのは、周りにたくさんのライバルがいてそのライバルたちが問題を解いている音もします。そして、解く問題もいつも慣れ親しんだ過去問ではなく、初めてみる問題ですよね。

想定していない問題が出る可能性も大いにあります。よくいうのが、わかる部分から解いていくことで、時間調整ができるというもの。

問題が難しくなればなるほど、その判断を冷静にする必要が出てきます。

「やばい!わからない・・」と気持ちが焦ってしまえばケアレスミスも起きてしまいます。全国模試ならケアレスミスと言えますが、これが受験本番だったらケアレスミスなんて言ってられません。

1点の差で落ちる可能性もありますので、気持ちを極力落ち着けて「焦らない」というメンタルを作り上げることがとても大切になってきます。

自分のできない部分を知る

受験を制するためには、自分の苦手分野を知る必要があります。大きく分けて理系・文系というのは誰でもわかるところだと思います。

その中でも理系なら数学や理科のどの部分が得意でどの部分が苦手なのかを知るということです。

苦手な部分を集中的にやることで、点を取れる範囲が広がります。

例えば自分が得意な部分が9割で苦手が1割というならば、苦手の1割を捨ててもいいとは思いますが、それでもライバルが苦手を克服して100%で受験に挑んできたらあなたは負けます。

そのリスクを少しでもなくすためにも、苦手克服というのはとっても大切になってくるんです。

自分でできると思っている部分というのは実は出来ていないということもあるので、過去問の答え合わせの際に、塾の先生など客観的にズバズバ言ってくれる人に、意見を求めるのもいいと思います。

客観的に自分をみる

客観的に自分を見るというのは、大人になった今でもすごく難しいです。自分のメンタルの持ち方次第ですが、気持ちが落ち込んでいる時には、ネガティブになってしまいます。

逆に、明るい気分のときならポジティブになってしまいますよね。ポジティブなのがいけないわけではないのですが、どうしても自分の出来ていない部分というのを見落としてしまうんです。

私自身が受験の時に、自分を客観視するのに一番役に立ってくれたのは母親でした。親だからこそ言える率直な意見や、私のやる気を削がない言い方で伝えてくれたので、受験勉強をしっかりと頑張ることが出来ました。

この客観視というのが出来ていなければ、勉強時間が足りていなかったり反対に勉強しすぎてつかれてしまったりということにもなりかねないんです。

当然難関校を狙うなら、勉強のしすぎということはないですが、やり方がズレていて結果に結びついていないことを「勉強が足りないからだ」とそのズレた方法のまま時間を増やして勉強してしまい、頑張った割には結果が出ないなんてことにもなりかねません。

そんな悲しいことにならないためにも、しっかりと自分を客観視して受験に取り組むようにしていきたいですね。

受験には家族のサポートが必須です

特に難関校を目指すなら、家族のサポートなしには不可能です。その理由の一つに、受験が冬に行われることにあります。

インフルエンザがピークを迎えることもあり、体調管理が急務となってくるわけです。

免疫力を高める食べ物を食べたり、体を冷やさないようにしたり、部屋の乾燥を予防したりと、子供本人では出来ない部分の手助けは必須です。

その他にも、インフルエンザにかかるといけないからと学校を休んで万全をとるという人もいるぐらいです。

ストレスが免疫力を下げるという話もありますし、受験に向けて、心身ともに万全の状態に整えておく必要があります。

その他にも、受験会場への送迎や受験後の子供のメンタルケアなども必要ですよね。受験は子供のことと考えずに、親も一丸となって受験に挑まなければならないということです。

まとめ

いかがでしたか?受験生にとって全国模試1位をとるというのは、とても大きな自信に繋がることです。1位を実際に取れなくても、そこを目指して日々頑張れるというのは、本当にすごいことです。

サポート役の親御さんの負担も大変だとは思いますが、一番しんどいのは受験に向けて頑張っている子供本人です。ストレスや疲労で本番に響かないように、しっかりとケアをしてあげたいものですね。

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