脚のムダ毛は自己処理する方も多いですが、自己処理を続けた結果、こんな脚になっていないでしょうか。
- ブツブツと鳥肌のようになっている
- 毛穴が赤くなって目立つ
- 黒ずみができて汚れて見える
- チクチクとして手触りがする
脚は自己処理を続けるほど汚くなっていきますので脱毛がおすすめです。
しかし、処理範囲が広い脚を脱毛するのは、少し勇気がいると考える方も多いでしょう。
そこで今回は、気になる脚脱毛について、範囲や料金、かかる回数など、疑問を徹底的に解消していきます。
脚脱毛をするメリットはこんなこと
脚は脱毛サロンやクリニックでも人気のパーツですが、なぜ女性たちは脚脱毛をするのでしょうか。
それはもちろんメリットが大きいからで、脚脱毛をして良かったと感じる女性がとても多いです。
脚脱毛のメリットを見ていきましょう。
面倒な自己処理をしなくていい
脚は範囲が広いためムダ毛が目立ちやすいパーツ。
ストッキングを履いても透けて見えてしまうことがあるので、お手入れをサボることができません。
しかし、脚全体を処理するには時間がかかりますので、毎回の処理は本当に面倒です。
脱毛すれば処理の煩わしさから解放され、自分の時間が増えるのは大きなメリットでしょう。
白くてツルツルの脚になる
脚はもともと、以下のことが原因で、肌トラブルが起こりやすいパーツです。
- 日焼けしやすい
- 乾燥しやすい(主にスネや太ももなど)
- 虫に刺された場所をかいてしまう
- ストッキングやスキニーパンツなど衣類の締め付けによる摩擦
これに加え、カミソリや毛抜きでの自己処理を続けていることで、全体的に黒っぽく、色素沈着ができてしまうので、本来の肌よりワントーン暗く見えます。
脚脱毛をすると、自己処理による肌トラブルがなくなり、脱毛中にNGとされる日焼けや乾燥対策が身についているため、脚が白くツルツルになっていきます。
つい忘れがちな細かいところまで脱毛できる
スネや太ももの前側などは比較的しっかり自己処理してあっても、つい忘れてしまう他の部分があるのが脚の問題点です。
たとえば、太ももの裏側やひざの横、足の甲、足の指など。
うっかり忘れてしまい、外出先で気づく、人から指摘されてショックを受けるなんてこともあります。
また、ヒザや足首のように骨ばっている場所は、自分で処理するのが難しいですよね。
きれいに剃れたと思っても数本の毛が残っていることがあります。
このように、忘れがちな部分や自己処理が難しい部分もしっかり処理してもらえるのは、脚脱毛の大きなメリットです。
脚に自信がでてダイエット効果も!?
「脚はだした方が細くなる」と聞いたことがないでしょうか。
これは、他人の目にさらされることで脚に意識がいき、姿勢を正したり、脚痩せや筋トレに励みやすくなったりすることで、結果的に脚痩せにつながるという考えです。
脱毛にも同じことが言えます。
脱毛をすることで肌がきれいになった脚は自慢したくなり、脚を見せるファッションをするようになるため、自然とダイエットになるかもしれません。
急なお泊りにも対応できる
普段から脚をださないファッションをしている方、肌の露出が少ない秋冬などには、脚のムダ毛は全く処理しないなんて方もいるでしょう。
しかし、女性なら急に彼氏の家にお泊りすることだってあります。
せっかくのお泊りお脚のムダ毛がフサフサだと残念ですよね。
脚のムダ毛を処理してあれば、急なお泊りに焦る必要はありません。
脚脱毛の範囲は?
ここからは、脚脱毛にまつわる疑問を掘り下げて解説していきます。
まずは脚脱毛の範囲について。
脚とは足首から骨盤までの広範囲を示しますが、脱毛においてはサロンやクリニックごとに範囲が異なります。
ヒザ上かヒザ下か
「ヒザ上」「ヒザ下」と分かれていることが多く、ヒザはどちらかの範囲に含まれるか、ヒザ単体でセレクトできることが多くなっています。
これは主に、ヒザ上とヒザ下で毛質が異なることが理由です。
産毛が多い太ももと比較的太い毛が生えやすいスネなどを分けた方が、脱毛回数にムラがなく効果的に通いやすいからです。
一般的には産毛が多いほど脱毛効果を実感しにくく、毛が濃く密集している方が効果はでやすい傾向にあります。
足の甲や指はどうなる?
足の甲や足の指も脱毛できますが、脚脱毛とは別のプランを用意されていることも多いため、足の甲や指を脱毛したい方はパーツを追加する必要があります。
一方、「足全体セット」として、骨盤付近から足のつま先まで一度に脱毛できるプランもあります。
とにかく脚を全部きれいにしたいという方は、パーツを選ぶ手間のないセットプランがおすすめです。
サロンやクリニックによっては、足と手をセットにし、お得に脱毛できることもあります。
全身脱毛なら脚の範囲に注意
全身脱毛をする方は、脚が含まれることが多いですが、どこまでの範囲がコースになっているかは確認しなくてはなりません。
足をまるまる脱毛してもらえると思っていても、足の甲や指、ヒザなどが対象外だったということもあります。
契約前によく確認しておきましょう。
脚を脱毛したいと思ったら、まずはどこの部位を脱毛したいのかを整理したうえで、適したサロン・クリニック、プランを選ぶことになります。
まとめると、脚は
- ヒザ上、ヒザ下、ヒザ、足の甲・足指をセレクトして脱毛
- 足全体セット、手足セットで脱毛する
- 足全体が含まれる全身脱毛にする
いう選択肢になります。
脚脱毛の価格相場
脚は範囲が広いため高いのでは?と不安に感じますよね。
確かに他のパーツに比べると相場は高めですが、その分自己処理から解放されたときに非常に楽だと感じやすくなりますよ。
脚脱毛の価格相場は、ヒザ上かヒザ下のどちらかで見てみると、脱毛サロンで35,000~50,000、クリニックで70,000~100,000円が相場です。
ヒザ上もヒザ下も脱毛するには、上記金額の2倍かかることもあります。
脱毛サロンはキャンペーンやプランを工夫すれば格安に
脱毛サロンはお得なキャンペーンやプランがあるため、さらに安く済ませることも可能です。
たとえば、ミュゼプラチナムでフリーセレクトコースを選んだ場合。
ヒザ上とヒザ下はそれぞれ1回9,000円で、8回だと72,000円かかる計算になりますが、アプリDLで50%オフなので36,000円で済みます。
※2018年4月現在の情報
ほかの脱毛サロンでもお得なキャンペーンを実施することがあるので、定期的に確認しておきたいですね。
脚脱毛をお試しするなら脱毛サロンが安い
脚脱毛にかかる費用をできるだけ抑えたいなら、お試しキャンペーンを利用するのもいいでしょう。
お試し利用であれば脱毛サロンが断然低価格です。
脚を1回1,000円以内で試せるキャンペーンも頻繁におこなっていますよ。
強者になると、キャンペーンをはしごして、脚のムダ毛を減らしてしまう方もいます。
クリニックはセットプランがお得
脱毛効果が高い分、クリニックは脱毛サロンに比べて高めの設定となっています。
ただし、クリニックは足を1本まるまる脱毛するには、コスパがいい傾向に。
たとえば、リゼクリニックの足全体セットは5回で119,800円、アリシアクリニックの脚脱毛セットは5回92,900円となっています。※2018年4月現在の情報
一度に脚をきれいにしたい方はクリニックもお得です。
サロンとクリニックどちらが安い?
一般的にはサロンよりクリニックの方が、料金が高めだと言われていますが、効果や回数、プランが異なる以上、一概に比較することは実は難しいです。
脱毛サロンはかなりお得なイメージがありますが、照射パワーが低いため、回数を重ねる必要があります。
クリニックは1回で効果が高いため、全体的に少ない回数でも効果を感じやすく、脚脱毛でも同じことが言えます。
料金だけを比較するより、他の面も含めてトータルで考えることが大切です。
脚脱毛は痛い?
脱毛と聞くと痛そうなイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか。
皆、痛みに我慢しながら脱毛しているのか気になりますね。
脚脱毛は、脱毛箇所によって痛いところと、そこまで痛くないところとに分かれます。
脱毛と痛みの関係
一般的な光脱毛やレーザー脱毛では、肌に熱を加え、毛のメラニン色素に反応させることで、毛根を破壊して脱毛していきます。
皮膚を直接焼くわけではないものの、毛根を破壊するほどの熱を加えるため、それなりに痛みを感じることがあります。
痛みが苦手なら脱毛サロンがおすすめ
痛みの有無は脱毛方法によっても異なります。
クリニックのレーザー脱毛は、医師がいることで200度近くの熱を当てることが可能です。
これによって1回での脱毛効果が高くなりますが、高温なので痛みが強い傾向にあります。
一方、脱毛サロンやエステでは高温の熱を当てることができませんので、クリニックより照射パワーを落として脱毛します。
70度ほどの熱なので低い温度ではありませんが、クリニックに比べて格段に痛みが減っていきます。
光脱毛でも痛みを感じることはありますが、耐えられないと言う方は少ない傾向にあり、パーツによっては無痛だと感じる方もいます。
痛みが苦手な方は脱毛サロンを選ぶことをおすすめします。
痛いのが嫌ならニードル脱毛はやめた方がいい
光やレーザーによる脱毛以外に、ニードル脱毛という脱毛方法も存在しています。
光やレーザー脱毛とは全く異なる脱毛技術で、毛穴に専用針を刺して電流を流すことで毛を抜き去る方法ですが、とにかく痛いことで知られています。
肌や毛質を問わない脱毛方法で効果も高いのですが、広範囲の脚を脱毛するには不向きです。
別の脱毛方法で断られてしまった、すでに脱毛してあり数本残った毛だけを除去したいなど、特別な事情がない限り、痛みが苦手な人にはおすすめできません。
ヒザ上よりヒザ下の方が痛い
太ももなどのヒザ上より、スネやふくらはぎがあるヒザ下の方が痛みを感じやすいです。
理由は、日焼けしやすいこと、毛が太いこと、人目につきやすいため自己処理回数が多いことなどが考えられます。
ヒザ上は普段は衣類で隠れており、産毛が多い箇所なので、痛みが少ない傾向にあります。
足の甲や足指も痛い
足の甲や足指を脱毛される方は、光脱毛でもレーザー脱毛でも、痛みはそれなりにあると思っておいた方がいいでしょう。
足の甲や足指は、皮下脂肪が少なく骨に近いこと、日焼けや靴ずれで色素沈着が起こりやすいこと、毛が太いことなどが原因で、かなり痛いと言われるパーツです。
ただ、照射範囲が狭いため、施術はあっという間に終わります。
脚脱毛の痛みを和らげる方法は?
少しでも痛くない方がいいと考えるのは自然なことなので、痛みを和らげる方法についても知っておきましょう。
まず大切なのが体調を整えておくことです。
体調によって肌の感度が変化しますので、睡眠をたっぷり取り、リラックスした状態で施術を受けましょう。
生理のときなどは無理せず、キャンセルして体調がいいときに受けるようにした方がいいですよ。
日焼けと乾燥をしないことも重要です。
日焼けや乾燥は状態がひどい強い痛みを感じやすいため、そもそも脱毛を断られたり、その部分を避けて照射することになったりしてしまいます。
レーザー脱毛なら麻酔を使うのも手
医師がいるクリニックで脱毛したい、でもレーザー脱毛の痛みが怖いという方は、麻酔で対処していきましょう。
麻酔費用は1回ごとに2,000~3,000円かかることが多いですが、無料のクリニックもあります。
麻酔の効果や費用について事前に医師と相談しておきましょう。
多少のお金がかかっても、痛みが辛いよりはずっとマシです。
脚脱毛は何回で完了する?1回あたりの時間は?
脚脱毛をすれば自己処理の手間がなくなって楽になるとはいえ、今忙しい方は「何回通えばいいのか。」「1回あたりにどれくらい時間が必要なのか。」が気になるでしょう。
ここからは、脚脱毛の回数や時間について解説します。
一般的な脚脱毛回数の目安
何回で完了するかは肌質や毛質、どこまでの仕上がりを求めるかによって個人差が大きいです。
ほとんど毛が気にならない状態までを目指すなら、脱毛サロンで8~12回、クリニック5~6回が目安になります。
剛毛の方はさらに回数が必要になることがあり、脱毛サロンなら18回以上通う方もいます。
脱毛完了までの期間は?
一般的な光脱毛やレーザー脱毛は2~3ヶ月に1回のペースで通うことを推奨されますので、光脱毛で2~3年、レーザー脱毛で1年~1年半で完了する計算になります。
回数が多くなるほど当然完了までの期間は延びますし、妊娠などで休会した場合もその分終わるのが遅くなります。
脚脱毛はそれなりに時間がかかると心得て
脚脱毛は面積が広いためそれなりに時間がかかります。
あくまでも目安ですが、脱毛箇所ごとに以下の時間は見ておくといいでしょう。
- ヒザ下...30~50分
- ヒザ上...50~70分
- 足の甲や足指...10~20分
- 足全体...120分~150分
全部のパーツをやる時間がない方からは、人目につきやすいヒザ下が人気です。
ただし、脱毛効果を感じると結局全部やりたくなることも多いです。
脱毛にかけられる時間を事前に把握して、どこを脱毛するのかをしっかり決めておくことで、効率的な脱毛につながるでしょう。
脚脱毛を始める前に知っておきたい注意点
脚脱毛を始める前に、脱毛中に気をつけたいことを解説します。
脱毛サロンやクリニックでも指導されますが、事前に知っておいた方がいい情報になりますので、これから脚脱毛をする方はぜひ覚えておきましょう。
日焼けは絶対にNG!
脚脱毛に限ったことではありませんが、脱毛中に日焼けはNGです。
光やレーザーが毛だけでなく日焼けした肌にまで反応してしまい、ヤケドや痛みにつながってしまうからです。
サロンやクリニックでも日焼けはしないように指示されるはずで、日焼けがひどいと脱毛できないこともあります。
脚は顔や腕と違い、日焼け止めを塗り忘れるなどして、うっかり日焼けしやすい場所。
日焼け止めや日傘、帽子、UVストールなどのアイテムを複数使い、徹底的に紫外線対策しておきましょう。
脱毛期間中は、海やバーベキューなど日焼けしやすいイベントはやめておいた方が無難です。
乾燥しやすい方は特に気をつけて
乾燥も日焼けと同様に肌トラブルや痛みの原因となりますので、対策しておく必要があります。
特にスネやヒザなどはもともと乾燥しやすいので、念入りに保湿したいところです。
脱毛中はいつもより肌が敏感になりやすいので、低刺激の保湿液を利用するといいですよ。
40度以上の熱いお風呂やシャワー、洗い過ぎも乾燥の原因になりますので、温度は控えめに、脚を洗うときはゴシゴシ強く洗わないように気をつけてください。
黒ずみや傷が多いと脱毛できない
脚は黒ずみや傷がある方もいますが、症状がひどいと脱毛を断られることがあります。
脱毛期間中はできるだけ自己処理は避けて、肌のケアに十分気を配っておきましょう。
もともとケガや虫刺され、日焼けの痕などがある方は、カウンセリングを利用して脱毛できるか確認しておくことも大切です。
太ももは硬毛化するリスクがある
産毛が多い太ももは硬毛化するリスクもあります。
硬毛化とは、脱毛前に比べて毛が太く長くなる症状のことで、ごく少ない割合ではあるものの、なってしまうことがあります。
硬毛化しても脱毛を続ければ除去することができますが、コースによっては追加料金が必要になって思わぬ出費が痛かった...なんてこともあります。
硬毛化は必ず起きるわけではないため気にしすぎる必要もありませんが、心配な方もいますよね。
硬毛化が起きたときに、無料で再施術をおこなってくれるなど、何らかの補償があるサロンやクリニックを選ぶといいでしょう。
足全体セットを選ぶなら回数に気をつける
骨盤から足のつま先までを一度に脱毛できるセットプランを選ぶ場合、脱毛回数に注意が必要です。
同じ人の足でも、生えている範囲や毛質がパーツによって異なるため、回数にずれが生じるからです。
たとえば6回コースにした場合、コース完了までにヒザ下はツルツルになっても、ヒザ上はあまり効果を感じられないということもあります。
全体で何回くらい必要なのかは、事前のカウンセリングでよく話し合っておくようにしましょう。
毛ができるだけ生えそろってから一気に脱毛できるように、脱毛の間隔を少し広めにするという方法もあります。
脚脱毛するときの服装も注意
脚脱毛の際は、皮膚が衣類と摩擦を起こして肌トラブルが発生しないように、締め付ける服装は避けておいた方がいいです。
たとえば、スキニーパンツ、骨盤ガードル、ストッキングなど。
脱毛直前は日焼け止めを塗ることができませんし、脱毛後も肌状態によって塗らないように指示されることもありますので、丈が長いボトムスがベストです。
ワイドパンツやロングスカートのように、肌を締めつけない形を選びましょう。
また、脚脱毛では着脱しやすいように、上下が分かれている服装がおすすめです。
ワンピースやオールインワンだと、上までめくるか、全部脱ぐことになるので面倒です。
脚脱毛中の自己処理は電気シェーバーで優しく
脚脱毛中でも、脱毛効果があらわれるまでは自分で処理する必要がありますよね。
脱毛期間中の自己処理は毛抜きやワックス、カミソリ、除毛クリームなどは避けてください。
毛抜きやワックスは「抜く」ことで毛周期を狂わせてしまい、効果的な脱毛ができなくなります。
カミソリや除毛クリームは肌への負担が大きいため、脱毛前は特にやめておいた方がいいです。
脱毛期間中や脱毛日直前の自己処理は電気シェーバーでおこないましょう。
深剃りできませんが、肌当たりがソフトでトラブルが少ないため、サロンやクリニックでも推奨されています。
最後に
いかがでしたか?今回は脚脱毛について気になる疑問を掘り下げてお伝えしました。
脚脱毛をして白くてツルツルの脚を手に入れると、自分に自信が持てるようになり、ファッションや恋もこれまで以上に楽しめるはずです。
脚のムダ毛が気になる方には脚脱毛がおすすめですので、自分に合った脱毛を探してみてください。