引きこもりから脱出しよう!現状を変えるためにするべき事こと

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引きこもりを何か月、何年と続けていると、「自分の人生ってこのままでいいのだろうか」と不安に思ってしまう時はありませんか。

  • このまま引きこもりがずっと続くのだろうか
  • どうやって引きこもりを脱出していいのか分からない
  • 社会に戻りたいけど、受け入れてくれる場所がないのではないか

と不安になり、考えすぎることに疲れる。でも将来の事を考えないと不安だから考える、という負の思考ループから抜け出せなくなってしまうこともあると思います。

今回は、引きこもりの現状を打破したいけど方法が分からないという方におすすめしたい、引きこもりを脱出するためにすべき事について紹介していきたいと思います。

引きこもりになると、なぜ脱出しづらいのか


現在引きこもりを選択している人で、1年以内に引きこもりから脱出している人は、全体の1割ほどしかいないと言われています。

残りの、1年以上引きこもってしまう人の原因の多くは、「問題は解決しているんだけど、引きこもりがやめられない」という人です。

どうして問題は解決しているにも関わらず、引きこもりは短期間で脱出しづらいのでしょうか。それには様々な原因が考えられます。

1.外の世界が怖くなっている

理由の1つに考えられるのは、長く引きこもりを続けることで「外の世界が怖い」と思ってしまうことです。

家の中にいると、好きな時に話したい人と話し、好きな時に寝て、好きな時に食事し、ストレスフリーな生活ができますよね。

しかし外の世界に行くとそうはいきません。疲れたと感じても出勤しないといけないし、苦手と感じる人とでも、会話をしないといけない場面が一日に何度もあります。

一度外で働いたことがある人ほど、家の中の生活が快適すぎると、外の世界が怖くなり、中々引きこもりをやめられないケースが多いです。

比べる対象がいない

一人っ子や、兄弟と歳が離れすぎている場合、他に比べる対象がおらず、引きこもりが長引いてしまうことがあります。

本来兄弟は、いい意味でも悪い意味でも影響しあいます。例えばお兄ちゃん・お姉ちゃんと同じような仕事に就きたい、負けたくない、という思いから一生懸命仕事を頑張るというのはよくあるパターンです。

なので家でずっと引きこもっていると、どんどん仕事にもなれ、徐々にステップアップしている兄弟との間に格差を感じ、早く脱出しないとという焦りの気持ちにもさせられるのです。

しかし自分以外に兄弟がいなかったり、歳が離れすぎていると、同じ年齢くらいの人はこうしている、というライバルの存在がいない事になります。

そうなると、引きこもりで居続ける事に焦りも感じにくく、結果長引いてしまうことがあります。

引きこもりにネガティブな印象が強いほど、復帰が難しくなる


あなたは引きこもりに悪いイメージを持っていますか。それとも、必要な休息時間だと思い、気楽に過ごせていますか。

実は引きこもりになっている人の多くは、1つ目のようにネガティブな印象を抱けば抱くほど、復帰が難しくなります。なぜなら、ネガティブな印象が強いと、「今、自分は悪いことをしている」と感じ、自然と自己評価が低くなってしまうからです。

そのため「外の世界に出たって、こんな僕・私じゃ、相手にしてもらえない」と被害妄想が膨らみ、外にでるのが億劫になってしまうのです。

復帰するために見つけた仕事の面接でも、どこか自信なさげに見えたり、上手く自分をアピールできなかったりします。そう言ったことから、仕事を探してるんだけど見つからないという状況となり「やっぱり自分はダメなんだ」と、また引きこもりを始めてしまうこともあります。

まずは自分の気持ちを表に出したり、好きな事を見つけてみる

引きこもりを脱出するためには、自分の気持ちを表に出したり、好きな事を見つけることが大切です。

そして周りの人のサポートを借りましょう。引きこもりは個人的な問題と、自分の気持ちを話さない人も多いですが、それはおすすめできません。

なぜなら他の人の話を聞くことで、物事を客観的に考えられたり、自分では思いつかなかった考え方が、できるようになることもあるからです。

もしあなたの話をしっかり聞いてくれる人がいるなら、不安な気持ち、考えている事など沢山話をしてみましょう。

誰かに聞いてもらう事で前向きになり、脱出しやすくなる

引きこもりになってしまうと、家族と会話せず、悩みを一人で抱え込んでしまうことってありますよね。どうせ家族は分かってくれないという思いから、悩みがあっても一人で考え込むのが癖になっている人もいると思います。

しかし大切なのは、人に話を聞いてもらえることです。家族でなくても、自分の意見を受け止めてくれる人の存在がいることが、引きこもり脱出には必要になってきます。

とは言っても、近い人ほど話しにくいと感じていると、相談すること自体がストレスですよね。もし親しい人ほど話せないのであれば、カウンセラーやネットの悩み相談など、全く知らない他人に話を聞いてもらうのもおすすめです。

まずは自分の気持ちをため込まず、表に出す練習から始めてみましょう。それが引きこもり脱出の第一歩です。

しかし、どうしても家族に相談することが難しい、相談できる相手を見つけるのは難しいと感じるなら、無理に話をする必要は全くありません。次では、身近な人に相談することが難しい場合におすすめしたい事を紹介します。

好きなものにとことんハマってみる

誰にも気持ちを話したくないと思うなら、1つ好きなものにとことんハマってみる事がおすすめです。

例えば絵をかいたり、本を読んだり、漫画を読んだり、アニメを見たり、好きな事を一生懸命やってみます。のめり込むことで気持ちが発散できますし、人よりも知っていることがあるのは、自分に自信を持てるきっかけにもなっていきます。

人には話せない、でも自分の気持ちを何かにぶつけたいという場合は、何でもいいので、1つ好きな事をとことんやってみましょう。すると自信だけではなく、今度はこうしてみたい、という新たな目標が出てくることがよくあります。

もし好きなものがない場合は、ずっとしていても飽きないものを探してみましょう。

焦らずやっていけば、引きこもりは必ず脱出できる


引きこもりをやめたいと強く思えば、必ず脱出できます。ただし、いくら強い気持ちがあっても、焦って物事を進めるのは絶対にだめです。

なぜなら焦りを感じてしまうと、少しできない事があると、いつも以上にその出来事に大きなストレスに感じてしまうからです。「こんなに頑張ってるのに、どうして」と思ってしまうと、物事を嫌になってしまう原因にもなります。

引きこもりをぶり返してしまわないためにも、焦らずできることを1つずつやっていきましょう。

小さな目標を達成していくと、自信がつく

大切なのは「頑張るぞ」と意気込み過ぎないこと。そして小さな事からコツコツこなし『自分でもできることがあるんだ』という自信をつけることです。

自分なんて何もできない・・とネガティブに考えたり、自信がなさすぎると感じてしまうことはありませんか。そんな時こそ、「引きこもりをやめる」という大きな目標を目指すのではなく、朝早く起きる、毎日本を数冊読むなど、小さな目標を確実にこなしてみましょう。

一日確実に達成できる量をこなしていくことで、「できた」という気持ちを何度も感じることができます。できたの回数が多くなると、前向きな気持ちになり、さらに自信にもつながっていきます。

まずは人に相談する、好きなことに打ち込む、そして焦らず小さな事から始めて見る、という事を意識して過ごしていきましょう。

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