社会復帰したいけど、とにかくやる気がでない。
テレビやネットで、ニートから復帰した人や、引きこもりから復帰した人を見るとやる気がでるのに、数日経つと消えてしまう。
こんな感じで社会復帰しようと思ってから、何年も経ってしまっている事があると思います。
今回は、ニートから脱出したいと思うのに、全くやる気が出ない時の対処法を紹介していきたいと思います。
目次
働かないとと思うのに、働く前からやる気が出ないのはなぜ
目標がないから
やる気がでない一番の原因は、目標がない事です。
絶対に成し遂げたい目標や夢がないと、大きな問題が発生したり、逃げ出したくなった時に、辞めてしまいます。
例えば、働いて家族を養いたいという事が目標なら、仕事が辛く感じても、家族を養うためにと、もうひと踏ん張りできます。そしてやっていくうちに、仕事って意外と楽しいかもと気づくきっかけにもなります。
しかし目標がないと、嫌な事があったときに、引き留めてくれる材料がないので、すぐに辞めてしまいます。なので、楽しいと感じる前にやめてしまうんです。
こういった事から、目標を作ることは大切です。
甘やかされて育ってきた
誰だって嫌な事や難しい事をやるときは、やりたくないと思ってしまうものです。しかしそう思っていたとしても、気合いを入れて頑張ろうと思えます。
ですが、甘やかされて育っていると、嫌なことがあったときも、仕事を辞めてもいいものと思ってしまうんです。
今まで親に、なんでもやさせてもらえて、なおかつ嫌になったら、すぐにやめていたような人が当てはまります。
一番やっかいなのは、甘やかされていると気付いていない人です。
そう言った人は、どうして自分はすぐに仕事をやめてしまうんだろうとは考えず、どうして自分に合う仕事がないんだろう、という発想をしてしまいます。
こうなるともう、仕事を探すこと自体億劫になっていることでしょう。
頑張ったことがない
今まで何もしてこなかった人も、何かやるときに、やる気がでないことがあります。
頑張ったことがないので、達成感や、仕事が終わった後のすっきりした感覚をしりません。そのため、物事を始める時に、なんで疲れることをしないといけないのか、という考えになってやる気がでないことがあります。
窮地に立たされていないから
やる気がでないという事の理由には、窮地に立たされていないことが理由でもあります。
例えば今、あなたを養ってくれる親もいなくて、食べるものにも困っていたら、もう働くしか方法はないですよね。そうなると、やる気を出す以前に、やるしかなくなってしまいます。
しかし窮地にたたされていないので、やる気が湧いてきても、まぁ生活できてるしいいやという思いになって、やる気が消えてしまいます。
やる気は作るもの
皆やる気があっていいな、と感じているかもしれませんが、絶対に叶えたい夢や目標がないかぎり、やる気はそんなに出てくるものではありません。
働いている人でも、やる気が全く出てこないまま、働いている人の方が世の中には多いでしょう。なのでやる気がでなくても、おかしなことではないんです。
ただ、仕事をやっていると、徐々にやる気が出てくるようになります。それは仕事の中で目的を見つけていくからです。
なのでやる気は勝手に出てくるものではなく、行動をしている時に出てきます。やる気を出したいと思う人は、目標を持つか、仕事をしていく中で見つけていく方法の二択しかありません。
ニートで社会復帰したいのに、やる気が全く出ないときの対処
目標も持てないし、仕事も目標ができるまで続きそうにない、と思ってしまうなら、働くしかない状況や、興味を作ってしまいましょう。
自らを窮地に立たせる
やる気を出させるためにおすすめなのは、自らを窮地に置くことです。もう働くしか生きていく方法はないんだ、と思うと働くしかないですよね。
どうにもこうにもやる気が出ない場合は、こんなふうに環境から変えていくのが一番です。
まずは、今は親のおかげで何事もなく過ごせている状況を、自分で壊します。親には「もう私にはお金を渡さないで、ご飯も何も作らないでほしい」と言いましょう。
何をどう頑張っても無理なときは、環境を作ってしまうことが一番手っ取り早いです。
社会復帰してみようかなという気持ちが、少しでもある今のうちに、自分だけでどうにかしないといけない状況を作ってしまいましょう。
やりたいことリストを作ってみる
頭の中でやりたいことが明確になっていないと、実行に移す気力が出てこないことがあります。
それを脳に分からせるためにも、ノートか紙に、人生でやってみたいことをすべて書き出してみます。例えば旅行に行くとか、ゲームと買うとか、好きなこと、欲しいものを書いていきます。
そしてできたものから線を引いて消していくことで、次の目標も分かりやすくなります。
目標を書くことの良い点は、逆算で考えられるようになる事です。これがやりたいなら、今から始めないと間に合わないな、という感覚になれます。
目的と期間が明確になれば、その期間までに終わらせることが目標となるので、やる気が湧いてくるようになります。
自分の興味のあることを見つける
もう一つ方法として、自分の興味のあることを見つける方法があります。
これは興味の持てる仕事を探すという意味ではなく、自分が何に対してなら価値を感じるのかを見つけることです。
例えば今やる気がでないのは、あなたが苦労をしてまでお金は稼ぐに値しないと考えていることが原因でもあります。お金より今の生活を優先したいと考えるから、疲れてしまう仕事ができません。
なのであなたにとって、お金が頑張る理由にはならないという事になります。
この興味のあることは、自分が何をしている時、やる気を感じているかで分かります。
例えばめちゃくちゃ難しいゲームをやっていても、あなたが飽きないとします。難しいゲームをクリアしても、お金はもらえません。クリアするのには、時間も体力も使うはずです。難しいので、中々クリアできない時もあるでしょう。
ならあなたは、問題をクリアしていくことに価値を置いているのではないでしょうか。
それなら、あなたにとっての価値は、お金ではなく物事をクリアしていくことになります。それが分かれば、仕事をするときも、お金のために仕事をするのではなく、仕事自体をゲーム感覚にしてしまうのはどうでしょうか。
スーパーの仕事なら、今日は品出しを5分で終わらせる、というようなミッションを作って仕事する方が楽しめると思います。
生活するためだけに働いてみる
喜びや、やりがいを感じるためだけに仕事を選ぶのではなく、生活するためにする仕事と割り切ってしまうことで、やる気は出ませんが、働けるようになる方法があります。
生活のために仕事をしているので、仕事は退屈に感じるでしょう。しかし生活のために仕事しているので、仕事を退屈だと感じてしまってもやめようという気になりません。
あなたに合う方法を見つければ、必ず働ける
最初はやる気なんて全然でないと思います。今の自分が変わる未来なんて、想像もできないでしょう。
ですが、自分に合う方法を見つけることができれば、必ず働けるようになります。どうしてもやる気がでないという方は、ぜひ参考にしてみてください。