介護離職後の引きこもり生活が辛い。幸せになるために今できる事とは

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最近問題になっている大人の引きこもり。でも中には、親の介護が原因で、家に引きこもりがちになってしまう人もいます。

元々仕事をしていたけど、介護をきっかけに仕事を辞めてしまった。親の事が気になり、外にも出られず、気がつけば家とスーパーを往復するだけ。

親のためにと思っていても、介護の日々を送っているうちに、私の人生はこのままでいいんだろうか、私にとっての幸せってなんだっけ、と自問自答し辛くなってしまうこともあると思います。

今回は、介護離職したあと、引きこもりぎみになっている人が、幸せだと感じる瞬間を増やすためにすると良い事を紹介していきたいと思います。

今の生活に幸せを感じられない訳

仕事を辞めてしまったから

仕事が好きだったなら、自分の意思だったにしろ、仕事を辞めてしまった事が後悔として残っていることもあります。

また親の介護のせいで、あなたが本来したかった事ができていないと感じている場合もあるでしょう。

自分が好きと感じているものを、やめないといけないのは辛いですよね。いくら家族のためだからと言っても、割り切れるものでもありません。

そのことが原因となり、自分で選んで介護をしているはずなのに、そこに幸せや満足感を味わえない事もあります。

したくない事をしているから

親だから、昔は色々迷惑をかけたからという理由で、介護をしなくてはならないと思って介護をしていませんか。

しかし、しなくてはならないと思っても、やりたくないという思いがあれば、心は正直に反応してしまいます。不満を抱えながら介護をすることに、苦痛を感じてしまうでしょう。

頭でどれだけ思い直したところで、本心は中々変えられるものではありません。気持ちと違う行動をしてしまうと、そこに楽しさを見出せず、介護をただ辛いだけの作業として受け止めてしまいます。

やりたい事や好きな事がないから

目標ややりたい事がないと、~しなければならないという思いで行動してしまいます。~しなければならない、という思いで親の介護をするのは、とても苦に感じてしまうことです。

~しなければと思っていると、逆にしたくなくなってしまいますよね。それと一緒で、やらないとという思いが強いほど、やりたくないという気持ちを持ってしまいます。

ですが、もしやりたい事や好きな事があれば、早くこれを終わらせて~をしよう、~に行こう、と楽しみを持ちながら作業することができます。

介護自体が負担になってしまっていても、好きなことをすることで、ストレスを発散できるものを作れるようになります。

引きこもりを続けているから

引きこもり生活を続けていると、刺激のない日々が続きます。

普段から人と接したり、刺激のある生活を送っていると、悩みがあっても、様々な方面から考えようと思えます。

しかし、家にこもりっぱなしで、将来の不安などを考えてしまうと、思考がグルグル回って、結局ずっと同じ事を考えてしまいます。そしてずっと一人で考えてしまい、余計に物事を悪く考えてしまうこともあります。

鬱っぽくなってしまうと感じているかもしれませんが、実は家の中に引きこもっている生活が長い事が理由かもしれません。

相談する人がいない

悩みがあっても相談する人がいないと、悩みを抱え込んでしまいます。

悩みは自分で解決した方がいいと思うかもしれませんが、人にいろいろな意見を聞いてみることで、一人では考えつかなかった答えが出てくるようになることがあります。なので人に相談することは大切です。

これでいいのだろうか、は何か変えたいことがある証拠

これでいいのだろうか、私の幸せってなんだろう、と考えて辛くなってしまっていると思います。

ですが、そう考えている時点で、少なくとも今の生活では幸せは感じられていないということも分かります。そしてそれは、今の状況を変える必要があると自分自身が感じているという証拠でもあります。

なのでそう思った時点で、何かを変えていかないと、どんどん悪い方へ行ってしまいます。

せっかく変えたいという思いがあったのなら、介護を続けながらでも、もっと人生を楽しめるような生き方が出来るように、変えていくことが大切です。

介護離職した引きこもりの人が幸せを感じる方法

幸せは人それぞれなので、一概にこれがいいとは言えません。

ですが、今幸せを感じられていないという時点で、現在の生活はあなたには合っていない事が分かると思います。

新しい生活を始めるためには、きっかけが必要です。以下では、気分を変えるきっかになる四つの事を紹介していきたいと思います。

何か新しいことを始めてみる

まずは、何か新しいことを始めてみるのがおすすめです。最初は気が乗らないかもしれないし、やってみたいことも思いつかないかもしれません。

しかし続けているうちに、楽しさが出てきたり、それが息抜きになっていくことがあります。

もし何も思いつかないのなら、昔好きだったもの、前よくやっていたことを始めてみてはどうでしょうか。

その中で、一番やってみてすっきりしたものを始めていけば、介護でストレスが溜まっても、好きなことで発散ができるようになります。

一人で介護しようとしない

一人で介護をしようとしないことも大切です。今は手が届きやすい金額で、一日だけ看護師さんやヘルパーさんに来てもらうサービスもあります。

時にはヘルパーさんに来てもらったり、デイサービスを利用したり、あなただけではなく他の家族の手も借りる事が大切です。

そして一日好きなことをしに出かけて、自分だけの趣味の時間だったり、何もしないでぼーっと考える時間も必要です。

仕事を始めてみる

仕事をやめてしまった事がきっかけとなり、鬱傾向になってしまったのなら、もう一度仕事を始めてみることもおすすめです。

毎日数時間だけヘルパーさんに来てもらって、その時間あなたはアルバイトをしてみることもできます。

また外の仕事だけではなく、家の中でできる仕事を始めてみるのもおすすめです。新しく仕事を始めることで、それが別の目的になり、仕事の合間に介護をするという、介護だけが中心にならない生活をする事ができます。

気持ちに正直になることが大切

あなたは今、親の面倒を見ないといけないと思っているかもしれません。しかし、あなたの気持ちに従うことも大切です。

きっとあなたの親も、あなたが苦しみながら、自分の世話をしてくれている事に罪悪感を持ってしまうでしょう。我慢して介護をしたところで、介護を受ける親は申し訳ない気持ちになってしまいます。

なのでもししたくないのなら、その気持ちを一度、親にも伝えてみることが大切です。そしてこれからどうしていくのか、自分はどうしたいのか、お互いに話し合うことが大切です。

行動することが大切

介護は大変だし、そんな簡単にいろいろ変えることはできない、と思うかもしれません。しかし何も変えないなら、今の生活がずっとあるだけです。

私の幸せってなんだろう、こんな生活でいいのかな、と疑問に思う毎日が続くなら、少しずつでも今と違う生活をしていくことが大切です。

まずはあなたの興味のあることを普段の生活に取り入れてみる、そして仕事をやっぱりやりたいと感じるなら、新しくチャレンジしたことのない仕事をやってみる。

こうすると、必ず気持ちも変わっていきます。ぜひ試してみてください。

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