埼玉県 42歳 男性 山下さん
私は筋トレを欠かさずやっているのに体型が一向に変わらず、特にお腹は腹筋をいくらやっても、ポヨポヨというか、ポッコリとしたまま凹みません。
ボディビルダーとはいかなくても、一般の人よりは筋肉が付いているように見える体型になりたいと悩んでいました。
原因は、鏡を見る方向と姿勢でした。トレーニング後や、お風呂上りなどに鏡を見てチェックしていましたが、どうもしっくりこないというか、思うほど筋肉が付いているように見えません。
ウェイトはそこそこの重さで、トレーニング直後はパンプアップして血管も浮き出るほどだったのに?と不思議でしたが、あるとき、側面を鏡で見たときにビックリしました。想像以上に猫背だったんです。
試しに、背筋がピンとなるように立ってみたところ、「ああ、これだ!」というくらい体型が変化しました。
無意識に猫背になってしまうようで、何かに自分が映ると、背筋を伸ばすようにしていたところ、背中に適度の疲労感が出るようになり、肩こりが軽減し、便通もよくなりました。
何年もの悩みは、わずか1秒、背筋を伸ばすだけでアッサリ解決してしまったのです。
私が行った解決方法
お通じについて研究
まずは、お通じについて研究しました。
元々便秘気味だった私ですが、便秘気味であるが故に、食事はそれなりに野菜を摂っているつもりでした。
しかし、私の便秘の原因は姿勢、もっと具体的にいうと内臓の位置にあったようでした。私は猫背気味だったのですが、とくにお腹は脱力している(ふぅーと息を吐いてお腹がリラックスしている)状態を好んでいたようです。
座り仕事が多かったのもありますが、大抵は何かに寄りかかっている状況が多く、日常生活では、腹筋に負荷がかけないようにしていました。
それが、逆に内臓を圧迫することになり、便が通り難くなっていたようです。日頃、腹筋をつかって(特にお腹が)直立するようにしてからは、嘘のようにお通じが来るようになりました。
生活のリズム
二つ目は生活のリズムです。
資格試験などで勉強するときは、早めに寝て深夜から始めることが多かった為に、睡眠のリズムがおかしかったと思います。
しかし、勉強を辞めるわけにはいかないので、朝起きてからは、一度家の外に出るようにしました。太陽を浴びるためです。そして、何でもいいのでコップ一杯飲みます。
そうすると、お腹がゴロゴロいいだすので、出る出ないに関係なくトイレに座るようにしました。
最初のうちは、出ないこともありましたが、本などを持っていき、とにかく朝、トイレでリラックスする習慣を心がけました。
日常生活の姿勢
三つ目は、日常生活の姿勢です。
頭でっかちというか、筋トレの知識はそれなりにあったので、それらの回数を増やすことはせず、
日常生活で、常に背骨がまっすぐになりよう心がけました。
CMなどでみる、健康診断の腹囲測定のときにお腹をへっこませる姿勢を、日常生活でずっと続けます。
最初は全然続かずに、背筋ピン→脱力…を繰り返していましたが、徐々に背筋ピンの状態を長くすることが出来るように。
いくら筋トレしても(恐らく使っていなかったであろう)背中の奥のほうに、心地よい疲労感が出るようになり、肩も軽くなりました。背中方面の血行がよくなった為だと思います。
全体的シルエットもかっこよくなり、顔も当たる光の範囲が変わったのか、同じ表情でも明るくなったようでした。
まとめ
ずっと悩んでいた筋トレの悩みは、わずか1秒の背筋ピンで解消。どんなにハードなトレーニングより、日常の正しい姿勢が重要です。便秘、肩こりも驚くほど解消しました。
健康的な生活プラス背筋ピンの正しい姿勢で、初めて、筋トレの本当の成果をみることが出来ます。