皆さんは自分の身体を鏡で見たときに「もっとこうだったらいいのに」とか「昔はこうだったのに」と思ったことはありませんか?
まずは簡単な運動や筋トレで身体を鍛えよう、昔と同じような身体にしよう、もっとメリハリボディにしよう、など思う人も多いと思います。
しかしそこにはいくつかの罠がございます。
初心者が陥りやすい罠
まずは皆さんは身体をどうにかしようとした時に何をはじめますか?
お腹を凹ませたいから腹筋運動でしょうか?2の腕の「振袖」を何とかしたいから腕立て伏せでしょうか?まずは色々試してみるはずです。
色々試してみて思ったように結果が出ないか、続けるのが辛くなって辞めてしまうのがほとんどだと思います。
初心者が陥りやすい罠として「身体の事をよく知らない知っているつもりでいる」事です。筋トレを始めたけどやめた方に話を聞くと口をそろえてこう言います。
「身体のために筋トレ(運動)するのがいいのはわかっているんだけどね…」です。
わかっている「つもり」ですし、わかっている「けど」(ツライ・面倒くさい・効果が出ない・寝ていたい等々の言い訳)で終わらせてしまいます。
身体の事を知る事で無理なく無駄なく楽に出来る事を知らないがために(知ってるつもりでいるがために)すぐに諦めてしまうのです。
ではどうすればいいのか。
身体の事を知る
まず、身体の事を知りましょう。自分の身体の何とかしたい部分はどれくらいの期間かけてそうなったのか。人の身体は常に一定であろうとする力があります。
普段運動している人はそれが普通であるように身体が出来上がりますし、運動していない人はそれが普通であるように身体が弱っていきます。
改善したいところはどのくらいの期間でそうなったかを知れば、逆に改善させるにも同じくらいは必要である事がわかると思います。
最低でも筋肉つけようとして頑張っても約3ヶ月は筋肉に変化が見えにくいものです。
もっと早く何とかしようと色んなサプリ等に頼っても、逆に少し時間が経つとリバウンドが起こります。
身体を変化させるには時間がかかるものである事を覚悟しましょう。
目標を立てる
次にどこをどうしたいのかの目標を立てます。腹筋をつけたいのにダンベルやバーベルを使っても意味がありません。
目標を立ててそこに必要なトレーニングや運動を調べる事で、効率よくトレーニングが出来るのです。
3日坊主くらいでちょうどいい
ある程度時間をかける事を覚悟して、目標となる場所に対してのトレーニングを学んだら今度はトレーニング開始です。
しかし、ここで「毎日頑張ろう!」と思ってはいけません。
筋トレを行うことで、筋肉は傷つき、その傷を修復する際により太く・丈夫にしようと回復する事で筋肉が育つのです。これを超回復と言います。
トレーニングの翌日~翌々日は超回復の期間です。ここでトレーニングを入れると、回復の阻害にしかならず、逆に筋肉を傷めます。
また、筋肉痛があって動きも悪くてツライのにトレーニングすれば、心にも辛さだけが刻まれて辞めたくなります。
必要な事は超回復のトレーニング2~3日目は休む事です。ゆえに3日坊主くらいでちょうどいいのです。
これらを取り入れる事で長く続ける事が出来ますし、長く続けて手に入れた身体は、中々悪く変化しませんので、ぜひとも楽に効率のいいトレーニングを行ってみてください。