食品と食物の違いを知っておきましょう。
食品とは、「原材料として区分されていて、食べる事が出来る品物」です。
食物とは、「原材料である食品を加工や調理をして、食べられる状態になっている品物」を言います。
食べる事が出来る点では、両方とも同じです。
しかし食品は原材料で、食物は加工や調理済みをしているという点が違います。
「食品」の意味
食品とは、人が食べる品物の総称です。
料理の材料にしたり、そのまま食べる事が出来る品物になります。
食品だと、野菜・肉・魚・米・砂糖・塩などです。
食品だと米になりますが、ごはんになると食物になります。
米だと調理をされている状態ではありません。
しかしごはんになると、調理されているので食物になります。
食品を使った言葉には、生鮮食品や食品売り場などです。
「食物」の意味
食物には、読み方が三つあります。
ショクモツ・ショクブツ・クイモノ・になります。
ショクモツという読み方である食物は、食べ物と生物の栄養とする物という意味です。
ショクブツという読み方の場合は、ショクモツと同じ意味になります。
クイモノという読み方の場合は、食べる物や自分の利益のために人や物を利用する事です。
クイモノの場合は、食べ物と違う意味で使われる場合があるので、気を付けましょう。
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「食品」と「食物」の用例や用法
食品と食物の用法や用例を紹介します。
食品を使って例文にすると、「私はスーパーマーケットに行くと、最初に生鮮食料品のある場所に行きます」です。
スーパーマーケットに行くと、最初に魚・肉・野菜などがある場所に行く事が分かります。
食物を使って例文にすると、「私は、食物アレルギーがあります」です。
食物が原因によるアレルギーがある事が分かります。
「食品」と「食物」の違いを正しく知っておこう
食品と食物は、同じ意味だと思ってしまいがちです。
食品と食物には、違いがあります。
どちらも食べる事が出来るという点では、同じです。
食品の場合は、原材料になります。
食物になると、加工や調理した品物です。
その違いを覚えておきます。
また食物の場合、読み方が違うと食べ物とは関係ない意味になります。
その点を気を付けましょう。