妊娠するとまずするのが妊娠検査薬、妊娠が確定すると尿検査や血液検査や子宮ガン検診など沢山検査があります。
まず、妊娠検査薬からみていきましょう。
まず生理予定日から使える妊娠検査薬について話していきましょう。
妊娠検査薬で妊娠チェック
産婦人科を受診する前にドラッグストアで手に入る妊娠検査薬で妊娠のチェックをします。
(引用元:チェックワンファスト)
一般的によく利用されている検査薬です。
尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)を測定するキットで、尿吸収体に尿をかけるだけの簡単な検査薬です。1分間で判定できます。
また、感度は25IU/Lと高く、月経(生理)予定日当日から検査できます。一般の検査薬は50IU/Lですので、生理予定日より1週間後から検査可能です。
外国製の検査薬
中国製やアメリカ製など多種多様で金額も安いですが、商品の詳細がわからないものも多いため日本製をおすすめします。
産婦人科での検査
妊娠検査薬での反応が出たら産婦人科へ受診予約をしましょう。産婦人科へ行くのは反応がでて1週間程度経ってからがいいでしょう。
なぜなら、最近の妊娠検査薬は性能が高いため、病院でまだ胎嚢が確認できない場合が多いからです。
病院での検査は保険が効かないので5000円前後します。そのため何度も行くことのないよう少し時間を置いてみた方がいいです。
妊娠初期の検査
妊娠して赤ちゃんの心拍が確認できると血液検査や子宮がんの検査を一通りします。これらの検査は妊婦健診の補助券が使えるようになる母子手帳もらってから行います。
血液検査
血液検査で多くの項目を確認します。
- 血液型検査
- 貧血検査
- 梅毒血清反応検査
- HBs抗体検査
- HCV抗体検査
- 風疹抗体検査
- 不規則抗体検査
- 血糖検査
- トキソプラズマ抗体検査
- HIV抗体検査
- HTLV-I検査
- ATL(成人T細胞白血病)
この検査で、今の時点で母体に何か異変がないか調べます。感染症がある場合は赤ちゃんの成長に影響するので先に治療が必要となります。
風疹抗体価検査
風疹の検査は特に妊娠前に予防接種をうけておきたい検査です。妊娠初期に妊婦の方が風疹に感染すると「先天性風疹症候群(CRS)」になる可能性があります。
子宮頸がん
妊娠初期の10週目までに行いましょう。子宮頸がんの検査は膣内に綿棒みたいなものを入れて検査します。
この検査は10,000円以上かかりますが、自治体から補助券が出ていることが多いです。補助券を利用すると無料で受けることができます。
通常の検査
産婦人科で体重測定や血圧測定を毎回行います。
まとめ
妊娠したらお母さん一人の身体ではありません。きちんと検査を受けて安心できる環境をつくりましょう。検査で早期発見が一番お母さんの健康状態を維持することに繋がります。