仕事ができなくて辛い…そんな自分から抜け出せる対処法。

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「自分はどうしてこんなに仕事ができないんだろう」「仕事ができないって本当に辛い...」そうした悩みを抱えている人は少なくないでしょう。

頑張っていないわけではないのに、なぜか人より仕事が遅い、ミスが多く結果的に「仕事ができない人」というレッテルを貼られてしまうこともあります。

そこで今回は、仕事ができない理由や、「仕事ができないから辛い」という状況から脱出する方法などについて、くわしく解説していきます。

「仕事ができない・辛い!」自分を追い込んでしまう理由

「要領が悪いのか仕事が思うように進まない」「終業時間を過ぎても仕事が片付かない」という人は、仕事のやり方はもちろん、仕事に対する姿勢が間違っているのかもしれません。

仕事ができない・辛いと悩んでしまう前にまずは、自分に仕事ができない心理的な理由についてじっくりと考えてみましょう。

仕事ができない=自分には価値がないと思っている

もしかするとあなたは、会社に入社した当初はかなり仕事ができるタイプだったのではないでしょうか?それが何度かミスを重ねるうちに、自分に自信を失っていってしまった可能性があります。

ひとつひとつの仕事を丁寧にこなす、真面目な性格だからこそ、ミスがミスを呼び大きな失敗につながってしまったこともあるかもしれません。

そうした出来事を経て、あなたは「仕事ができない=自分は会社にいる価値がない」と、勝手に思い込んでいる部分があるのではないでしょうか。

ミスも失敗も誰にでもあることです。自分自身を必要以上に責めずぎず、「辛い」という気持ちを振り切って仕事に取り組んでいきましょう。

仕事ができないため陰口を言われていると思っている

「自分は仕事ができない」と自覚してしまうと、上司や同僚からどう思われているか気になって仕方がなくなってしまうことがあります。

「あの人は仕事ができないから出世できないよ」「仕事ができないのに、どうして会社に残っていられるんだろう?」といった心ない陰口を言われているのではないかと、辛い気分になってしまうこともあるでしょう。

しかし、本来「仕事ができる人」というのは他人の仕事ぶりについてあれこれ口を出したりしないものです。「自分ができることを精一杯やるだけ」というスタンスですから、他人の動向など気にならないのです。

ですから、あなたも他人の評価を気にしている場合ではありません。「仕事ができない・辛い」と本気で思うのであれば、陰口など放っておいて、自分ができることを精一杯やってみましょう。

後輩に追い抜かれていく自分を情けなく思っている

あとから入社してきた後輩に追い抜かれていくというのは、考えている以上に辛いものです。「自分は仕事ができないのだ...」ということを見せつけられていると感じても無理はありません。

しかし、人にはそれぞれのペースがあります。物覚えが良い人もいれば、何度も何度も繰り返すことによって流れを頭に定着させていく人もいます。

ですから、後輩にどれだけ追い抜かれようと、本来どうでも良いことなのです。あなたは自分のペースを守り、着実にステップアップしていけばそれでOKなのです。

「仕事ができないから辛い」から脱出する方法

「仕事ができない自分がイヤになる」「この辛い状況をどうにかして打破したい」という場合、まずは今までの自分の仕事に対する取り組み方を見直す必要があります。

自分のやり方を客観的に見つめることで、打開策が見つかる可能性は高いです。それでは、「仕事ができないから辛い」という状況から脱出する方法について、考えていくことにしましょう。

ミスが起こらない仕組みを作る

もしあなたがケアレスミスばかりしてしまうタイプの人であるとすれば、まずは「ミスが起こらない仕組み」を早急に作る必要があります。

自己チェックでは不十分ということであれば、人に頼んでダブルチェックをしてもらうことも考えましょう。チェックリストを作って、毎回きちんと確認するという方法もあります。

目視でチェックするだけでなく、指差し確認をする・声に出して確認をするというやり方もあります。自分に合った方法を探してみてください。

人の手を借りることを覚える

仕事ができない・辛いと悩む人の中には、「人に頼ることが苦手で、ぜんぶ自分ひとりで抱え込んでしまう」タイプの人も多いようです。

「自分の仕事なのだから、他人の手を借りるなんて恥ずかしいことだ」と思い込んでいるところがあります。しかし、自分ひとりでこなせない仕事をいつまでも抱え続けることは非効率的です。

「これは自分ひとりの力ではいつ終わるか分からない」と思うのであれば、事情を話して早めにヘルプを頼むようにしましょう。

受け身ではなく積極的に仕事に取り組む

「指示されたことだけをやっていれば良い」「自分に与えられた仕事はこれだけ」と、仕事に対して受け身の姿勢でいることも、仕事ができないひとつの原因になります。

言われたことをこなすだけならば、期待された以上の成果を上げることはできませんし、場合によっては「仕事ができない人」だと思われてしまうこともあります。

与えられた仕事以上の働きをしてこそ、「仕事ができない・辛い」という状況から脱出することができるでしょう。そのためには、仕事に対して「前のめりになるくらい積極的に」取り組むくらいがちょうど良いのではないでしょうか。

仕事ができない・辛いと感じたら転職するべきなのか?

「さまざまな方法を試してみたけれど、どうしても仕事ができない・辛いと感じる」「この仕事は自分に向いていないのではないか?」と感じるようであれば、転職を考える時期にきているのかもしれません。

「石の上にも三年」と言いますが、どうしても自分に合わない仕事だと肌で感じるのであれば、無理をせず自分に合う方向性の仕事にチェンジするのも悪くありません。

ただし、「今の仕事が辛いから」という理由だけで転職するのはただの「逃避」ですから、おすすめできません。

転職を考える前に「今」できることをやってみる

本気で転職を考える前に、「今できることはないか」もう一度よく考えてみてください。仕事ができない理由を洗い出し、改善できる部分はないか、もう一度よく考えてみるのです。

まずは上司に仕事の進め方について相談してみると良いでしょう。仕事ができる人の仕事のスタイルを真似してみるというのも良いアイディアです。

いろいろと試行錯誤してみたけれど「やっぱり仕事ができない」という辛い結論に達するのであれば、本気で転職を考えましょう。

本当にやりたいことでないのであれば転職を考えるのもアリ

「軽い気持ちで面接を受けた会社にたまたま採用された」「他にやりたいことがあったけれど、ハードルが高いから今の職場に落ちついている」という人もいるでしょう。

そうした人は、最初から今の仕事に対するモチベーションが低いですから、思い切って自分が本当にやりたい仕事にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

ただ、「本当にやりたいこと=適職・天職」ではない可能性もあります。転職してから「こんなはずではなかった...」と後悔することがないように、事前のリサーチを徹底することが大切です。

「仕事ができないから辛い...」と悩む日々から脱出できるかどうかは自分次第!

仕事ができない理由や、「仕事ができないから辛い」という状況から脱出する方法などについて、くわしく解説してきました。

仕事ができなくて辛いという気持ちをひも解いていくと、もしかするとあなたは、「仕事ができない」のではなく、「仕事への取り組み方が間違っている」だけなのかもしれません。

この機会に仕事に対する自分の気持ちと向き合って、ぜひ自分なりの「仕事術」を見つけてみてくださいね。

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