ふとした瞬間に、「昔の友達に会ってみたい」と思うことはないでしょうか。
「小学校の頃に仲の良かった○○ちゃんは今どうしているだろう?」「今頃みんな、おじさん・おばさんになっているのかな」と、懐かしく感じることもあるでしょう。
ただ、何年も何十年も会っていない昔の友達ですから、今どこでどうしているのかを知るのは容易ではありません。
そんな時にぜひ活用したいのがSNSです。
そこで今回は、昔の友達探しに最適なSNSの使い方や、昔の友達探しをするときのコツなどについて、くわしく解説していきます。
目次
おなじみのSNSを活用して昔の友達探しをする方法
個人的な日常のつぶやきからビジネスに役立てたりと、幅広く活用されているのがSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)です。
無料で手軽に参加できるので、昔の友達もSNSを使用している可能性は高いと言えます。では、皆さんがよく知っているおなじみのSNSを活用して、昔の友達探しをする方法を見ていきましょう。
「実名から検索できる」フェイスブック
フェイスブックの強みは、なんといっても「実名から検索できる」という点です。ハンドルネームやペンネームの使用がOKな他のSNSと比べて、フェイスブックは昔の友達探しをするのにピッタリと言えます。
【フェイスブックを活用して昔の友達探しをする方法】
1:昔の友達の名前を正確に思い出す
このとき、できれば昔の友達の名前の「漢字表記」もわかっていたほうが昔の友達にたどりつく可能性が高くなります。
2:漢字の氏名で検索をする
探している昔の友達が女性の場合、結婚してすでに姓が変わっている可能性もあります。該当者が出てこない場合はローマ字などで検索してみる方法もあります。
3:名前でヒットしなければ他の条件で検索する
名前でうまく昔の友達がヒットしない場合は、出身地や一緒に通っていた学校の名前、共通の友達などをもとに検索をかける方法もあります。
「つぶやきから昔の友達をたどる」ツイッター
ツイッターは本名で登録する必要がないので、フェイスブックに比べると匿名性が高く、昔の友達探しをするのに苦労するかもしれませんが、拡散力の強い有用なツールのひとつです。
毎日の出来事をつぶやくだけで終わらせず、昔の友達探しにツイッターを役立ててみましょう。意外に早く昔の友達に再会できるかもしれません。
【ツイッターを活用して昔の友達探しをする方法】
1:昔の友達の名前で検索する
ツイッターを利用している全国の同姓同名の人物がずらりと出てきますので、その中に昔の友達がいないかチェックしてみましょう。
2:ツイッターの「リツイート機能」を使う
ツイッターの特徴のひとつに、自分のぶやいたツイートをフォロワーに拡散してもらえる「リツイート機能」があります。
昔の友達探していることをつぶやいて、リツイート機能をうまく活用するのです。フォロワーは「あなたが人探し中」であることを多くのツイッターユーザーに知らせてくれるかもしれません。
■ツイート例
「○○年に△△小学校を卒業したメンバー・昔の友達探しをしているところです!会いたいな~#拡散希望」
このように、できるだけ具体的に明記しておくと、より昔の友達探しがスムーズに進むでしょう。
「コミュニティで検索しよう」mixi
フェイスブックやツイッターよりも早く、日本全国に浸透したSNSがmixiです。SNSとしては日本で最も規模が大きく、個人の写真つき日記の投稿はもちろん、ツイッターのような短いメッセージを送信する機能もあります。
【mixiを活用して昔の友達探しをする方法】
1:名前から昔の友達探しをするのは難しい可能性がある
mixiを利用している人のほとんどは実名で登録をしていません。そのため、「昔の友達の名前だけが頼り」という場合は、探し出すのはとても困難である可能性が高いと言えます
2:コミュニティから昔の友達を探す
mixiには、「同郷者・地元民が集まるコミュニティ」や、「同じ出身校の人が集まるコミュニティ」「同姓同名の人を集めるコミュニティ」など、さまざまなコミュニティが存在します。
そこで、「昔の友達が参加していそうだな」と思えるコミュニティに参加して実際にコンタクトを取ってみましょう。運が良ければコミュニティ内で昔の友達を探し出すことができるかもしれません。
3:mixiの利用者は年々減っている
コミュニティの力が強く、コアなメンバーが集まることで知られているmixiですが、近年はフェイスブックやツイッターの登場で、徐々に利用する人が減ってきているという現実があります。
コミュニティをくまなく探しても思うような成果をあげられずにガッカリすることもあるかもしれませんが、気長に検索を続けることが大切です。
SNS以外にもまだある!昔の友達探しをする方法
フェイスブックやツイッターなどのSNSは苦手だからあえて利用していないという人もいるでしょう。では次に、SNSに頼らない昔の友達探しの方法を確認していきます。
出身校から昔の友達の消息を探る
昔の友達と一緒に通っていた小学校や中学校から、昔の友達の足跡をたどるという方法があります。卒業アルバムが残っているようなら、住所と電話番号を頼りに連絡を取ってみましょう。
また、少し時間と手間はかかりますが、直接学校に出向いてみるというやり方もあります。しかし、最近は個人情報保護の観点から、簡単に卒業生のその後について教えてもらえない場合もあるので注意が必要です。
人探し掲示板に書きこんでみる
SNSは苦手でも、インターネットは日常的に使用しているという人は、「人探し掲示板」を利用することも考えてみてはいかがでしょうか。
他のSNSと同様に利用料がかからないことが多く、昔の友達探しに向いていると言えます。ただ、無料であることから利用者が集中しており情報量も膨大になるため、目当ての情報を探し出すのには骨が折れるかもしれません。
また、インターネット上に集められる匿名情報ということで、「本当にそれが正しい情報かどうか」を確かめることができない点にも注意が必要です。
どうしても昔の友達を探したいなら探偵に相談するのもアリ
「自分の力だけで昔の友達探しをするのは難しそうだ...」と感じたら、探偵に相談してみるという方法もあります。
多少のお金はかかりますが、昔の友達を確実に探し出せる数少ない方法ではないでしょうか。
ただ、探偵社も数多く存在しているため、調査を依頼する前に数社から、昔の友達探しを依頼した場合の見積もりを取ることをおすすめします。
昔の友達探しをスムーズに進めるコツ
「簡単に見つかると思っていたのに...」と、昔の友達探しが思った以上に難航することがあります。
では、ここからは昔の友達探しを少しでもスムーズに進めるためのコツについて解説していきましょう。
昔の友達の基本情報を確認しておく
昔の友達探しをするうえで、まず押さえておくべきは、昔の友達の基本情報です。名前や生年月日、出身地などはあらかじめ押さえておきましょう。
また、昔の友達が好きだった好きな食べ物や将来の夢、よく一緒に遊びに行った場所など、昔の友達につながりそうな情報をたくさん思い出すことができれば、それだけ手がかりが増えます。
SNSやインターネットの情報をすべて鵜呑みにしない
SNSやインターネットは、昔の友達探しをする際に欠かすことができない、便利なツールです。しかし、SNSやインターネットの情報は匿名性が高く、情報の真偽をひとつずつ確かめることはできません。
情報が間違ってることや、誰かをだまそうと思ってウソの書き込みをしている場合も考えられます。ですから、昔の友達につながりそうな手がかりを見つけてもすぐには喜ばず、入念にその情報を精査する必要があるでしょう。
再会できる日を心待ちに!昔の友達探しを楽しもう
昔の友達探しに最適なSNSの使い方や、昔の友達探しをするときのコツなどについて、くわしく解説してきました。
昔の友達探しは単純に旧友との交流を深めるためだけでなく、「自分の過去をさかのぼる旅」であるとも言えます。
過去と比べて昔の友達はどんなふうに変わり、また自分も変化したのか、再会できる日を心待ちにしながら、ぜひ昔の友達探しを楽しんでみてください。