FXで稼いでる人は限られた数であり、大半の方は負けています。
負けているトレーダーやこれから取引を始めるトレーダーからすれば、稼げている人がどのような方か気になる方もいるでしょう。
ではFXで稼いでる人はどのような方であり、どう稼いでるのでしょうか。
目次
FXで稼ぐのに学歴や立場は関係ない
限られた人間だけが稼いでるため、中には稼いでる人が高学歴や相応の仕事に付いていると考えている方もいるでしょう。
しかしFXの世界において学歴、立場は一切関係ありません。
FXの取引をするには知識が必要なため、確かに高学歴を名乗れる知識、金融関係に敏感な仕事に付いている方が有利でしょう。
稼いでる人の中には大学を出ておらず高学歴の方も存在するからです。
中には高校も出ておらず中卒で終わり稼いでる方もいます。
逆にどれたけ有名で偏差値が高いとされる大学を出ていても負けている方はいるのです。
FXと学校の勉強は大きく違い、勉強ができるからとfxで勝てるとは限りません。
むしろ学校の勉強はFXにおいてほとんど役に立たないと考えていいでしょう。
それだけFXの取引は別世界であり、勝つためには学校とは違った勉強をしていかなければいけないのです。
学歴だけでなく職歴も関係なく稼いでる人の中には仕事をしていない、所謂ニートと呼ばれる方もいます。
逆に銀行員等の金融関係に携わった職歴がある方でも負けている方はいるのです。
現に銀行員が預かっていたお金を流用して、自分自身の投資に当てていたというニュースは度々見かけられるでしょう。
ニュースが出るのも結局は「運用する資金がなくなった=負けている」のが原因なのです。
そのためFXは取引が可能な人間であれば、誰にも等しくチャンスは与えられています。
FXで稼いでる人が勝つためにやっていること
学歴、職歴共に関係ありませんが、もちろん稼いでる人は何もしないで勝てているわけではありません。
FXで稼いでる人は主に以下の点を抑えて勝てています。
常に学び、経験をしている
FXは他の事柄と違い努力すれば結果が出るとは限りません。
しかしFXで稼いでる人の多くは勝つために勉強をし、取引を続けて経験を積んでいるのです。
知識、経験共に量は並大抵のものではなく、勝つために必要なことは全て学び、チャートは長時間見るといった行為をしています。
特にFXは他と違い「確実にこうすれば稼げる」という答えが存在しません。
トレーダーによって稼げるようになった手法は違うため、稼ぐためには自分で見つけなくてはいけないのです。
実際に稼いでる方は努力をし稼ぐための方法を見つけて今に至ります。
稼いでるトレーダーになりたい場合、彼らと同じように勉強と経験を多く積んでいかなければいけません。
諦めない精神力
FXは利益だけでなく損失も出る投資であり、一気に運用していた資金をなくしてしまったトレーダーも珍しくありません。
大きな損失を出してしまえば精神的なダメージも強く、そのままFXから手を引く方も出てくるでしょう。
現在FXで稼いでる人も最初から稼げたわけではありません。
有名なトレーダーとなれば体験談という形でネット上に掲載されますが、多くの方は最初に負けていたことを体験として語っているのです。
中にはトレーダーから見れば無理と感じられる程の大敗を経験した方もいます。
しかし稼いでる人は負けを糧としそこから経験を活かして取引を学び、現在の勝ちに繋げているのです。
稼いでる人は負けが出ても諦めず、勝つためにどうすればいいかを考える精神面を備えています。
負けに限った話ではなく稼げてる人は挫折せずFXの勉強と経験を続けているのも特徴です。
先ほども書いたようにFXには答えがないため、見えない中勉強と経験を続けていくのは難しいでしょう。
そんな中稼いでる人は勝つための手法を見つけるため、手探りという形で諦めず続けて今に至ります。
FXは知識や経験だけでなく精神面も重要とされますが、取引だけでなくこのような形でも問われるのです。
明確な取引をしている
FXで稼ぐために必要なのはどう取引するかです。
稼いでる人は必ず取引をする時に「何故ここで取引をするのか」という根拠を持っています。
論理的、合理的な判断といわれますが実際fxの取引において非常に重要なことです。
負けているトレーダーの多くは根拠のない取引を続け、その結果資金がなくなってしまいます。
FXの相場は運に左右される部分もありますが、多くは何かしらの理由を持って動いてるのです。
政治や経済の情報、チャートの動きと法則と様々な理由があります。
稼いでる人はチャートを分析し、情報を集めることで相場の動きを予想し「こう動くから、このように取引しよう」と根拠を持ち取引するのです。
ルールを決めて取引している
稼いでる人は取引の根拠だけでなく全体を通して自分なりのルールを決めています。
スキャルピング、デイトレードといった取引スタイルだけでなく利確や損切りをどこでするかといった面もあるのです。
実際にFXで取引をすれば意外と悩ませるのが利益と損失をどこで確定させるかになります。
相場の流れに応じて判断するのはもちろんですが、トレンド相場が長く続く等の状況になればいつまで経っても決済できない場面が出てくるでしょう。
FXで重要なのは取引回数ではなくどれだけ利益を出せるかですが、ポジションを長く持ち過ぎてチャンスを逃してしまうのもよくありません。
トレーダーはルールとして予め決めておき、割り切って取引を行うことでチャンスも掴み稼いでるのです。
ルールを決めるのは感情的な取引をしないためという理由もあります。
負けているトレーダーの多くは相場の動きに振り回されてしまい、感情を動かされて無闇な取引をしてしまいがちです。
ルールを決めていなければ毎回自分が都合のいいように考えてしまい論理的でない取引となってしまいます。
しかし機械でもない限り、感情を一切考えずに取引するのは不可能に近いでしょう。
稼いでる人はルールという指標を決め、沿うことで感情的な取引を防いでいるのです。
リスクを考えて取引をしている
稼いでる人も全ての取引で勝てているわけではありません。
相場に絶対がない以上必ず負けてしまう取引も出てしまい、時には連敗してしまうのも珍しくないのです。
負けてしまえば損失となり資金が減ってしまいますが、稼いでる人は損失を如何に抑えるか考えて取引しています。
損失を抑えられればその後利益を出してプラスへ動かしやすくなるからです。
取引における勝率がどれだけ高くても1回の負けで大きな損失を出してしまえば意味がありません。
そのため稼いでる人は勝つためではなく「負けない」ようにしていると考えてもいいでしょう。
実際に負けているトレーダーの大半は損切りができない、1回の取引で損失を大きく出してしまうケースが多いです。
逆に損切りして1回の取引による損失を抑えていると考えれば勝てている理由が分かるでしょう。
シンプルに考えて取引をしている
稼いでる人の分析となればそれだけ複雑で入念な物になっていると考えるでしょう。
しかし稼いでる人の大半はシンプルな手法を用いており複雑な手法を使っていません。
手法はトレーダーにより違いますが、中にはテクニカル指標を利用せずローソク足、トレンドラインだけで取引をしている方もいるのです。
テクニカル分析をしている方でも複数の種類を利用したとしてもせいぜい1、2種類であり多くは利用していません。
FXで取引の根拠を決めるのに情報が必要なのは確かでしょう。
しかし情報は多ければいいというものではなく、逆に混乱して取引の判断を誤ってしまいます。
「テクニカル指標を多く表示させればそれだけ情報も多くなり精密な取引ができる」は負けているトレーダーのよくある考えなのです。
FXで取引するのは人間であり、人間が一度に多くの情報を処理するのは至難の業でしょう。
現在稼いでる人もそれを理解したからこそ、シンプルな手法を考え稼いでるのです。
自分に合った業者で取引している
取引手法ばかり考えてしまいますが、稼いでる人は他にも自分に合った業者で取引しています。
FXは業者を介して取引する投資であり、業者によってスプレッドを始めとした取引環境は大きく異なるでしょう。
中には情報云々ではなく視覚的、感覚的に取引しづらいと感じてしまう場合もあります。
画面を見続けて取引する以上、やりづらいと感じるのは意外と負担が大きく問題となるのです。
トレーダーによって適切とされる業者は変わってきます。
最近ではレバレッジ上限のない取引ができる海外業者も選択肢として考えられるようになりました。
海外業者を選び取引をして稼いでる人も珍しくありません。
しかし選んだ方が必ず稼いでるとは限らないため、結局は本人に合った業者を選ぶ必要があるのです。
本当に「稼いでる人」なのか
ネット上では稼いでる人がサイト、ブログという形でFXに対する情報を公開しています。
これから始める初心者や取引で負けているトレーダーからすれば有難い情報でしょう。
一方でネット上は匿名性の高い世界であり幾らでも嘘の情報を公開できます。
そのためネット上では実際は稼いでいないにも関わらず「稼いでる人」と偽って情報掲載している人間もいるのです。
稼いでると偽りお金を得る
何故稼いでると偽り、情報を公開するのでしょうか。
答えは簡単なものであり稼いでると偽れば信用を得てその分稼ぎやすくなるからです。
現にFXについて何も知らないトレーダーからすれば稼いでる人間の情報であればそれだけ信頼しやすくなるでしょう。
稼いでると偽る人間のサイトやブログの多くはFX業者や情報商材の広告が掲載されています。
広告はアフィリエイトになっており、騙して信用を得ることで利用させようと誘導するのです。
アフィリエイト以外にはセミナー参加への誘導もあり、何の役にも立たない情報を公開するセミナーへ参加させ料金として収入を得ます。
本当に稼いでる人であればわざわざアフィリエイトやセミナーで稼ぐ必要はありません。
その点を考えれば稼いでると偽っている人間が本当はfxの取引で稼いでいないと分かるでしょう。
稼いでる人を見抜く方法とは
稼いでると偽っている人間の多くは口座の情報や通帳といった形で稼いだ金額を主張します。
しかし技術が進んだ今、画像の加工は誰でも容易にできる時代です。
金額を変え稼いでるように見える工作は簡単にできるでしょう。
何より金額を必要以上に主張する人間はFXに限らず怪しいです。
そのため金額の提示は判断材料として一切役に立ちません。
稼いでる人間かを見抜くには以下のポイントに注目しましょう。
根拠を持ち論理性のある情報を公開しているか
本当に稼いでる人であれば公開しているFXの情報にも説得力があります。
多くは「こうだからこうなる」と根拠を持って情報を提示しているでしょう。
逆に「何故そうなるのか」という根拠が弱い情報の場合、怪しいと考えた方がいいです。
最近では動画を掲載して解説するのも当たり前となりました。
動画であればリアルタイムで動いて説明するため誤魔化しは効きません。
動画で情報を公開しているトレーダーであればより信憑性が増すでしょう。
もちろん「動画を公開している」と「必ず信用できる」はイコールになっていないため、簡単に信じてはいけません。
実際に動画を見ておかしな点を感じれば怪しいと考えた方がいいです。
情報商材を取り扱っているか
ネット上では情報商材と呼ばれるものがあり、情報が掲載されている電子書籍です。
しかしほとんどの情報商材は詐欺といってもいいもので何の価値もありません。
FX関連も例外ではなく情報商材の多くはネットを回れば無料で手に入るものばかりです。
情報商材はこのような状態になっているため、扱っていれば怪しいと考えた方がいいでしょう。
特に頻度が高く特定の情報商材を推していれば尚のこと怪しくなります。
他を粗悪品として非難し、自分が紹介しているのは安全と見せかけるのは情報商材の世界においてよくある手口です。
稼いでる人から分かること
「勉強と経験を積みルールを決めリスクを考えシンプルに取引する」と一言でいえばこうなります。
言うは簡単で行うは難しいものですが、理解すれば簡単であり誰でもできるのです。
道は決して平坦ではありませんが、今稼いでる人のように諦めずに続ければ近づけられるでしょう。
結局は「諦めないこと」が最終的なポイントになるといえます。