[育児の体験談]
神奈川県 31歳主婦 子供一人
母親になった人なら一度は必ず耳にしたことがある「母乳神話」。
母乳のほうが免疫力がアップするから母乳を飲ませたほうがいい、母乳のほうが栄養価が高い、というような母乳育児が良くてミルクは悪とするようなことまで言う人もいます。
私の場合は、義母が絶対母乳育児じゃないと。。というような人だったので産後とても苦労しました。
産後、精神状態も身体的にも疲れてボロボロの状態で母乳じゃなければいけない、というプレッシャーに押しつぶされ毎晩泣いていました。
母乳をあげたいけど思うようにあげられない申し訳なさ、そして自分への情けなさが授乳のたびに込み上げてきて泣きながら授乳していました。
当時を振り返ってあの時の自分にそんなに頑張らなくてもいいんだよ、と声をかけてあげたいです。
もしかしたら私と同じような思いで苦しんでるママがいるなら、心が軽くなるように力になりたいです。
大事なのはママの笑顔
まるでミルクが悪のようにいう人もいますが、決してそんなことはありません。現在のミルクは栄養価も高いですし、ミルクだけで育ったという子も五万といます。ミルクでも健康に元気に育つことはたくさんの方が証明しています。
母乳、混合、ミルク、どんな育て方でも一番に大事なことはママが笑顔で毎日過ごしているかどうか、ということです。
私が今一番後悔していることは、新生児期の大事な時期を笑顔で過ごせずに一番辛い思い出にしてしまったことです。
子供が産まれ、一番可愛いはずの子供を可愛いと思えなくなるぐらいまで自分を追い詰めていました。
自分が笑顔であるために
今私と同じように母乳に囚われてしまい悩んでいるママがいるなら、一度母乳から距離を置いてみてください。そして今自分はありのまま幸せを感じられているのか考えてみてください。
もし、子供が可愛く感じられなくなっていたり、授乳するたびに辛い気持ちになっている人がいたら思い切って自分のやりたいように自分の気持ちに正直になってください。
母乳のために自分の食べたいものを我慢していたら、思い切って好きなものを好きなだけ食べてみてください。
我慢しない、無理をしない、ということが一番の心の栄養になることを実感すると思います。そして周りに何を言われても軽く受け流してください。
周りの人間というのは、どうしたって何かを言ってくる人が必ずいます。そういう人の言葉に振り回されてはいけません。
初めての子供の時は特に自信がないし、周りの人の言葉に一喜一憂してしまいますが、本当に一番大事なのはママ自身の気持ちです。
ママが笑顔で過ごしていることが何よりも大事です。ママの幸せが子供にも必ず伝わります。そうすると不思議なことに子供も安心するのか泣いてばかりいた子もよく寝るようになったりします。
実際私がそうでした。もう母乳に囚われないようにしよう、気にしないようにしようと心から吹っ切れた日から、それまで全然寝てくれなかった子供がびっくりするほど寝てくれるようになりました。
今まであんなに寝ずに泣いてばかりいたのは、もしかして私の気持ちを汲み取って代わりに泣いてくれていたのかな、とさえ思いました。
まとめ
ママが笑顔になったら全てが好循環になってさらに笑顔が増えるのです。全てのママが笑顔で子供と向き合えるように、ママ自身の幸せを大事にしてくださいね。