夫婦共働きだと家事をどうするかはとても重要な問題ですよね。子供がいるかどうかでも話は少し変わってきますが、どちらにしても分担は必須です。
男性・女性どちらにもストレスなく家事をこなせるコツをお話ししようと思います。
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家事分担を決めすぎない
「分担は決めた方がいいんじゃないの?」
そう思いがちですが、仕事の終わる時間や一つ一つの家事のスピードは違いますよね。それなのに、早く終わった方が「自分の担当はこれだから」と手伝わずにのんびりしてたらどうですか?
仕事で疲れているのは、お互い様なのにと腹が立ちませんか?私は、そうなるのがわかっていたので、結婚した時に家事の分担は決めませんでした。
我が家の分担は「できる人ができることをする」です。これどういうことかというと、例えば、私が食事の用意をしていて洗濯物の取り込みがまだだったら、洗濯物は夫が取り込むということです。
その方が、最終的な終わる時間が早いということもあったので、5年経った今でも家事分担はなしです。
もちろん、基本的に分担は決めるけれど手が空いていれば手伝えるという人は、しっかりと決めた方が楽だと思います。自分が何をやっていいかわからないという事も出てくるでしょうから。
自分の分は終わったんだから、あとはしらない。そう思ってしまうのであれば、分担など決めずにやれることをやってください。
家事はどちらかだけがするのではなく、共働きならお互いにやるべきものです。
押し付けあっても嫌な思いが残るだけです。
察してをしない
これも私がイライラしたからなんですが、個人個人で価値観は違います。私は家事が終わるまで座らずやりきるタイプなのですが、夫はテレビ見たりスマホ見たりのんびりこなしていくタイプなんです。
なので、私が家事をしていて何か手伝って欲しいことがあれば、「〇〇やって」と声をかけるようにしています。結婚当初は、テレビ見てる暇があるなら手伝ってよ!とイライラしたものです。
でも、特に男性は言わなきゃわからないんですよね。察してくれないことにイライラするだけ疲れる分損なんです。気づいた方がやる。と決めてしまえば別に腹も立ちません。あくまで私の場合ですが。
家事分担と家計費分担を公平にする
これ、結構大事です。家計費は半分づつで折半なのに、家事は妻ばかりがやっているなるとストレスもたまりますし、そもそも不公平ですよね。
我が家は、家計費負担は100%夫です。なので、家事負担は基本的には100%私です。<共働きですが、家計費負担がないので、専業主婦みたいなものだと自分では思っています。
なので、夫が家事を手伝ってくれたら「ありがとう」は絶対に言いますし、やってくれなくてもなんとも思わないです。
友人のところはこの家事分担でよく揉めると言っていました。それこそ家計費は同じだけ入れるのに、夫が家事をしないんだそうです。
友人は「家事をしないなら、私の家計費負担を減らすか、少しは家事を手伝って」と伝えているのですが、「それとこれは別」と取り合ってくれないと言っていました。
最近は、友人も稼ぎが少ないわけではなく子供もまだいないので「一緒にいる意味がわからない」と言い始めました。稼ぎがそう変わらなくて家事を押し付けられると、家政婦のような気分になるので、とてもストレスなんだそうです。
お金に困ってないなら外注する
お互いにそこそこ稼いでいるなら、外注するのが一番平和だと思います。昔は家事の外注自体がなかなかハードルの高いものでした。
今はタスカジなどの家事外注サービスがあるので、比較的誰でも利用できるようになりました。料理の冷凍に抵抗がある人は、掃除だけでもプロにやってもらったらかなり楽になりますよ。
私も時々、ダスキンにレンジフードやエアコンなどの手間のかかる掃除はお願いしています。仕事から帰って料理だけやって、掃除は週末にまとめて外注さんにお願いするのもありですよ。
外注が抵抗あるなら、手抜きも必要です。
やっぱり、知らない人に家に入られるのがいやだという人もいます。私も以前はそうでした。れなら、手抜きをできるところはしないと、しんどくなっちゃいますよね。
別に掃除機を毎日しなくても死にませんし、料理は週に何回かは外食や出前にするなど仕事のある日は手を抜くのを当たり前にしてみましょう。それだけでもかなり楽チンになります。
毎日仕事から帰って、掃除・洗濯・料理を全てやっていたら身が持ちません。分担できるならまだしも奥様が全てやっている場合は、とてもじゃないけど無理です。
もし、夫が手を抜くことを許さないというのであれば、一度すべて「お前がやってみろ」と投げちゃいましょう。そこで夫が同じクオリティでできないなら、文句いう権利はもうないので、遠慮なく手を抜きましょう。
完璧は疲れます。
なぜ手を抜くことをオススメするのかと言いますと、疲れるからです。もし、子供がいるのであれば、子供にイライラすることも増えるでしょうし、ストレスから鬱になってしまうかもしれません。
あまり知られていないかもしれないですが、鬱やノイローゼになる人は完璧主義な真面目なタイプの人がほとんどです。
私のような適当に手を抜ける人は、そこまで自分を追い詰めないですから。なので、しっかりと家事も仕事もやらなきゃいけない!と思わずに、そこそこでいいんです。
仕事をしっかりとやるのであれば、家事なんか自分の最低ラインでいいじゃないですか。もし夫が文句を言ってきたら、夫にやらせればいいんです。
これこそ先ほど言った「できる人がやる」です。分担しないというのはそういうことなんです。メインに家事を担当している妻が疲れたなら、夫がやればいいし逆もそうです。
お互いがお互いを助け合わないなら、共働きなんて不可能な話なんだと私は思います。
時短家電を取り入れる
掃除はお掃除ロボットそして食器洗いは食洗機など時短できるところは時短しましょう。掃除ロボットはあまりメリットを感じませんでしたが、食洗機はすごいです。もはやなしでは無理なぐらい頼っています。
食器を洗う時間を、リラックスタイムにするのもいいですし子供がいるのであれば、子供との時間に充てられますよね。仕事から帰った後は1分1秒が惜しく感じるぐらいに忙しいです。
そのため、機械に任せられる家事は任せるのが正解だと思います。無理に全てを自分でやって、イライラするのと、機械に任せてイライラせずに過ごせるのとは家族の幸せも全然違ってきますよ。
任せるのであれば口出ししない
夫に家事を任せたのであれば、多少不出来でもやり方があなたと違っても口出しをしないことです。任せたのであれば任せる。次にいうのは「ありがとう」です。
お願いしたのに「あれはちがう」「これはこうして欲しかった」などというと、相手のあイライラは頂点に達してしまいます。
「じゃあ自分でやれよ!」と次からやってくれなくなる事も少なくないので、頼んだ挙句の口出しは厳禁です。つい口出しをしそうになったら「自分がされたらどう思うか」を考えてみてください。
夫婦間で「私はいいけど夫はダメ」は一番やってはいけない事です。
まとめ
共働きの家事負担はとても重大な問題ですよね。どちらかに負担が偏れば、夫婦間に溝ができる原因にもなります。それが原因で離婚する事も珍しくないんです。
そうならないためにも、しっかりとお互いを助け合うことを忘れずにやっていきたいですね。