ムダ毛処理後にできる赤や黒の「ブツブツ」の正体や原因、正しい対処法をレクチャー

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ある日突然見つけてしまう肌の「ブツブツ」。

ニキビなのか何かのアレルギーなのか、正体や原因が分からず不安に感じることもあるでしょう。

人に肌を見られるのが恥ずかしくなったり、好きなファッションが楽しめなかったりするため、何とかしたいものですよね。

特にムダ毛処理の後にできるブツブツについては、正体と原因を知ることで改善されることも多いため、ぜひ覚えておきましょう。

ブツブツは主に赤と黒がある

ムダ毛処理の後にできるブツブツは、主には赤いブツブツと黒いブツブツです。

それぞれ正体や原因が異なるため、自分にできたブツブツがどちらに近いのかを理解しておきましょう。

とはいえ、分かりやすい赤や黒をしているタイプだけでなく、赤黒い、茶色っぽいなど、よく分からないブツブツもあります。

その場合はできてしまった状況を整理することで、ブツブツの正体が見えてくるはずです。

注意!他にもこんな種類のブツブツがある

赤や黒のブツブツ意外にも、白いブツブツや足にできるかゆいブツブツなどがあります。

これらはダニや水虫、アレルギーの可能性も考えられます。

また、赤いブツブツであっても全身にできており、呼吸器や粘膜系の異常を伴うものだと非常に危険です。

食物アレルギーやアナフィラキシーショックの可能性もあります。

これらに共通しているのは、ムダ毛処理の後にできたわけではなく、ほかに原因がある点です。

少しでもおかしいと思ったら早めに受診して原因をつきとめるようにしましょう。

ブツブツがあると肌が見せられない

毛がない肌であっても、赤や黒のブツブツがあると美しい肌とは言えず、人に見せることができなくなります。

鳥肌のように見える、剃ったことがバレバレなどで恥ずかしいですよね。

せっかく頑張ってムダ毛処理をしても、ブツブツが理由で隠すことになれば、努力が水の泡です。

特に色白の女性はブツブツが目立ちやすく、衣服で隠す以外に方法がありません。

厄介なブツブツを何とかしたいと多くの女性が思っているはずです。

赤いブツブツの正体は?

この記事では、ムダ毛処理の後にできる赤いブツブツと黒いブツブツについて解説します。

まずは赤いブツブツ。

赤いブツブツの正体は主に肌の炎症です。

肌が何らかの原因で傷ついたり乾燥したりすることで炎症を起こし、毛穴付近が赤みを帯びているのです。

かゆみやヒリヒリとした痛みを伴うこともあります。

肌が傷ついたり、乾燥が悪化したりすることで炎症し、赤いブツブツができている可能性があります。

赤いブツブツで考えられる原因

肌の傷や乾燥によって赤いブツブツができることがありますが、そもそも傷や乾燥は何が原因で起きているのでしょうか。

赤いブツブツの原因を知ることで、ブツブツ予防につながります。

刺激が強い自己処理をしている

ムダ毛の自己処理方法は多数ありますが、肌への刺激が強い方法を選ぶことで、肌が傷つき炎症を起こすことがあります。

たとえば、カミソリで剃る、脱毛ワックスやピンセットで抜く、除毛クリームを使うなど。

これらはメジャーな方法ですが肌ダメージが大きいため、肌のためには避けた方がいい方法になります。

剃る前にシェービング剤を塗らない

カミソリで剃るとき、シェービング剤を塗らないのは危険です。

カミソリの刃は毛だけでなく皮膚まで削ってしまうため、シェービング剤で保護する必要があります。

シェービング剤を塗らないことで肌が傷つきやすく、除毛後の乾燥にもつながります。

同じ箇所を何度も処理する

仕上がりをよくしようと、同じ箇所を何度も剃るなどしていないでしょうか。

毎日のように処理をするなど回数の多さも原因に。

肌は自己処理の頻度が高いほどダメージが大きく、肌本来のバリア機能が失われることになります。

カミソリの保管状態が悪い

カミソリやシェーバーの保管状態の悪さが原因となるケースもあります。

錆びたカミソリやシェーバーでは切れ味が悪く、余計な力が入って肌を傷つけやすくなります。

汚れや水分をしっかり落とさず保管することで雑菌が繁殖し、その刃で処理することで、皮膚の傷口から雑菌が入りこんでしまいます。

保湿が十分ではない

日頃の保湿が十分ではないと肌のバリア機能が低下しており、炎症を起こしやすい状態です。

くわえて除毛前後の保湿もおこなわないとなると、肌はひどく乾燥するでしょう。

乾燥した肌は傷つきやすく、いつも通りの自己処理をしても炎症してしまいます。

体調が影響することも

ムダ毛の自己処理をしたタイミングが原因になることもあります。

たとえば、生理中や睡眠不足のときに除毛すると、普段はできないブツブツができることも。

生理や睡眠不足になるとホルモンバランスが乱れ、肌のバリア機能も正常に働きません。

肌が外部の刺激から守ることができず、すぐに傷ついてしまうのです。

生理や睡眠不足を含め、体調不良のときには除毛はしないのが一番です。

赤いブツブツができたときの対処法

赤いブツブツができてしまった場合、どう対処するのがいいのでしょうか。

しばらく刺激を与えない

まずは、赤いブツブツを触らず、刺激を与えないことが大切です。

清潔に保ち、ムダ毛の自己処理もしばらくお休みしましょう。

炎症や乾燥がおさまれば、赤いブツブツも引いていくことが多いです。

今後は赤いブツブツができないように、正しい方法でムダ毛処理をおこなうことが大切です。

保湿ケアを徹底すること

炎症しない肌をつくるには、保湿ケアが重要です。

普段から保湿ケアを徹底しておくと、肌が潤ってバリア機能が高まり、赤いブツブツができにくくなります。

すでにできてしまった赤いブツブツにも、保湿することで炎症と乾燥をフォローできますので、保湿をしっかりおこないましょう。

できれば保湿効果が高い保湿液を選ぶ方がいいです。

カミソリから電気シェーバーに変える

赤いブツブツができても毛は伸びてくるため、放置せずに除毛したいと感じることがあります。

赤いブツブツが治るまで除毛はおすすめしませんが、どうしても除毛したいなら電気シェーバーを使うようにしましょう。

電気シェーバーは肌に直接刃が触れない構造になっており、振動によって毛をカットする仕組みです。

カミソリに比べて肌への負担が少ないため、軽度な赤いブツブツであれば電気シェーバーで乗り切るようにしましょう。

こんな赤いブツブツもある

見た目は同じような赤いブツブツでも、以下のような共通点があれば、それは「毛孔性苔癬(もうこうせいたいえん)」と呼ばれる皮膚疾患の可能性があります。

  • 最近できたものではない
  • 放置しても治らない
  • 痛みやかゆみがほとんどない
  • 触るとザラザラしている
  • 二の腕や背中によく発生する

さきほど紹介した赤いブツブツとは種類が異なり、遺伝や肥満、敏感肌や毛穴つまりなどが原因とされています。

治療には漢方薬や角質ケアのほか、レーザー脱毛も効果があると言われていますが、複数の原因があり自分で判断するのは難しいです。

しっかり治したいなら、皮膚科などに相談して根本的な治療をおこなうことをおすすめします。

黒いブツブツの正体は?

続いては、ムダ毛処理の後にできる黒いブツブツについて。

黒いブツブツの正体は埋没毛と黒ずみです。

埋没毛とは毛が皮膚の内側に埋もれてしまい、表面にでてこられなくなった毛のことです。

皮膚から黒い毛が透けて見えるため、一箇所だけでもかなり目立ちます。

ひどい場合は埋没毛が広範囲にわたってできてしまい、手の施しようのない状態になるケースもあります。

黒ずみは肌が色素沈着をおこした状態で、毛穴まわりにできることで、黒っぽいブツブツに見えます。

黒いブツブツで考えられる原因

黒いブツブツは何が原因でできてしまうのでしょうか。

肌に刺激が加わること

埋没毛は、肌に何らかの刺激が加わることで起こります。

通常、開いていた毛穴は外部からのダメージを受けることで自然治癒力を発揮しようとし、傷や炎症を防ぐために毛穴がふさがります。

しかし、毛の細胞自体は生きているため、毛は引き続き成長します。

このとき毛穴がふさがっているため外にでられず、埋没毛として残ってしまうのです。

埋没毛の主な原因である強い刺激は、無理な自己処理によるものがほとんどです。

特にピンセットやワックスなどの毛を抜く行為は刺激が強いため、埋没毛ができやすくなります。

埋没毛を無理に引き抜こうとすると毛穴を傷つけることになり、今度は赤いブツブツができてしまいます。

日焼けや摩擦も原因に

紫外線のダメージとメラニンの増加によって、肌の黒ずみができてしまうことがあります。

紫外線予防は単に肌の色を白く保つだけでなく、黒ずみも回避して美肌につながるわけです。

ほかにも、体を洗うときや衣類や動作のクセによる摩擦も、黒ずみの原因になることがあります。

これらは肌にとって刺激となるため、肌の防御機能がメラニン量を増やし、黒ずみとなるのです。

黒いブツブツができたときの対処法

黒いブツブツができてしまった場合はどう対処していくのがいいのでしょうか。

埋没毛は時間をかけて優しく角質ケア

埋没毛は放置すると自然と治ることもありますが、とにかく時間が必要です。

肌を清潔に保ったまま様子を見ることになります。

今すぐにできることと言えば、優しく角質ケアをおこなうことくらいです。

肌のターンオーバーが正常化すれば古い角質が剥がれ落ち、毛穴が開いて毛が表面にでてこられるようになります。

ただし、炎症をともなう埋没毛の場合は色素沈着して痕に残ってしまうこともあります。

ひどい埋没毛やすぐに何とかしたい場合は、皮膚科での治療やレーザー脱毛が効果的です。

肌への刺激を抑えて保湿する

黒いブツブツも、赤いブツブツと同様に刺激はご法度なので、日焼けや摩擦などに気をつけて刺激を与えないようにしましょう。

ムダ毛の自己処理も刺激が強いため、できるだけやめた方がいいです。

しばらく刺激を与えないでいると、肌のターンオーバーによってきれいな状態に戻ります。

ターンオーバーの正常化を促進するためには、やはり保湿が大切です。

保湿で肌の水分量を増やすように心がけましょう。

体調を整えるのは赤と黒の両方に効く

赤いブツブツと黒いブツブツ、見た目は異なりますが、女性にとって厄介な敵であることに変わりはありません。

よくブツブツができてしまう方は、そもそもの前提として体調や肌状態が影響している可能性があります。

ムダ毛の自己処理はどの方法を選んでも肌へのダメージがあるため、体調や肌状態がいいときにおこなうことが重要です。

ブツブツのないきれいな肌を目指すなら脱毛がベスト

赤いブツブツや黒いブツブツにはさまざまな原因が考えられますが、共通しているのは肌への強い刺激が加わることです。

特にムダ毛の自己処理による肌ダメージがブツブツの大きな原因であることが多いため、自己処理をやめることが一番の対策となります。

とはいえ、自己処理をやめるとムダ毛が気になってしまうため、脱毛がおすすめです。

脱毛すると以下のメリットがあります。

自己処理による肌ダメージがなくなる

脱毛はムダ毛をなくすアプローチでありながら自己処理をやめる唯一の方法です。

これまで自己処理で肌に負担をかけてきた人は、脱毛することで自己処理が不要になるため、ブツブツができる回数がぐっと減るはずです。

毛穴が引き締まり肌のキメが整う

脱毛で毛がなくなると、毛穴がきゅっと引き締まります。

肌のキメが整うことで開いた毛穴のポツポツも気にならなくなり、ツルツルの肌になります。

見た目がよくなるだけでなく、触ったときの感触も全然違います。

自分の肌を触るたびに気分がよくなるでしょう。

ムダ毛処理に費やした時間を有効活用できる

脱毛すると自己処理の必要がなくなるため、時間を有効活用できます。

忙しい方は時短になりますし、少し余裕がある方でもムダ毛処理以外の美容に取り組むことができます。

美白や保湿を念入りにおこなえるようになるため、より美肌になっていきます。

肌に自信をもてるようになるのが一番

肌のブツブツに悩まされていた方にとっては、脱毛してブツブツがなくなることで、肌に自信をもてるようになるのが一番のメリットです。

好きな肌見せファッションもできますし、これまで消極的だった恋愛も楽しめるようになるでしょう。

脱毛には気持ちを前向きにして明るくなる効果もあります。

最後に

いかがでしたか?今回は肌にできるブツブツの正体や原因、対処法を紹介しました。

ムダ毛処理の後にできるブツブツについては、自己処理の方法を見直し、肌のケアをしっかりおこなうことである程度改善されていきます。

もうブツブツができない肌にしたいなら脱毛もおすすめですよ。

ブツブツのないきれいな肌で過ごせるように参考にしてみてください。

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