脱毛をしていると、施術をしてくれる担当者の方の手や脱毛機器が触れることによって、くすぐったいと思ってしまうこともありますよね。
でも、施術をしてもらっている中で一人でケラケラ笑うのはちょっと恥ずかしいと思ってしまうものですし、くすぐったくてもその度いちいち止めてもらうわけにもいきません。
だから、くすぐったくなってしまうということに困っている人は意外と多いものです。
ではどうすれば脱毛中にくすぐったいと思ってしまうことがなくなるのか。
ここではそのための方法をチェックしていきます。
目次
特にくすぐったいのはどこの部位なのか
脱毛でくすぐったいと思ってしまう人がそれを克服するためには、まずそもそも、どこの部位を脱毛する時にくすぐったくなることが多いのかということを把握しておくと良いでしょう。
根本的な解決にはなりませんが、くすぐったく感じてしまう部位の脱毛をしなければ、少なくとも今よりはくすぐったく感じることはなくなりますから。
多くの人がくすぐったいと感じる部位は、だいたい決まっています。
ワキ
まず一つはワキ。
ワキというのは、脱毛であってもなくても、人に触れられてすごくくすぐったいと感じてしまうことが多い部位ですよね。苦手な人もすごくたくさんいます。
だからどこの脱毛がくすぐったいと思うかというアンケートをすると、ワキの脱毛をする際にくすぐったくなってしまうと答える人は多いのです。
シンプルにワキのムダ毛を気にしている人が多く、処理経験者が多いということも関係してはいますが。
おなか周り
おなか周りの毛を脱毛する際には、おなかを触られます。
たとえばわき腹だったりおへその周りだったりは、ワキ同様にただ触られるだけでもすごくくすぐったいと感じる部位になりますよね。
だから、当然脱毛時にもそこをくすぐったいと感じる人が多くいます。
光を当てる際にはそこまでくすぐったさは感じないでしょうが、触られる際のくすぐったさは避けがたいでしょう。
うなじや背中
うなじや背中は、人によってはとてもくすぐったいと感じる部位になります。
逆に全く何も感じない人もいますが、人によってはどうしても耐えられないということもあるのです。
しかしここもワキ同様に割とよく脱毛される部位になります。
意外とムダ毛が目立ちますし、自分ではどうしても処理することが難しい部位になりますから、脱毛に頼るのが一番ですから。
VIO
VIOの脱毛は、恥ずかしいという人が多いですが、中には脱毛にくすぐったいと感じる人もいます。
確かにVIOの脱毛ではどうしても、くすぐったいと感じる箇所に手や機器が触れることがあるもの。
だからくすぐったく感じてしまうのも仕方ありません。
しかし夏場に水着を着たいと思っている人で、それなのにVIOの毛が濃いという人は、やっぱりここを処理しないというわけにはいきません。
くすぐったさを避けるために脱毛しないようにしても問題ない部位もありますが、VIOはそういう部位ではないこともあるものです。
見えない部位や触れられない部位がくすぐったいと感じやすい
たとえば人の目につきやすく、人から触れられることも多い腕の脱毛で、施術中にくすぐったいと感じることはそうそうありません。
同様に人に触れられることがまずまずある足なども、くすぐったいと思うことはないでしょう。
逆にワキやお腹周り、さらにVIOや背中やうなじというのは、基本的には日々人に触れられるようなところではないですよね。
それもあって、そういうところの脱毛をくすぐったいと感じやすくなるんです。
クリニックであればくすぐったさが軽減できることも
くすぐったいと感じることを避けるために、脱毛自体を避けることが出来る部位ならば、そうすれば話が早いです。でも上記の通りそうではない部位もあります。
そういう部位を脱毛しつつ、そこの脱毛でくすぐったいと思わないようにするためには、脱毛クリニックで脱毛するのがおすすめ。
脱毛クリニックと脱毛サロンでは痛みが違う
「脱毛クリニックでも脱毛サロンでも、くすぐったさには変わりはないのではないか?」と感じる人も多いでしょう。
確かに、触れられてくすぐったいという点では、脱毛サロンでも脱毛クリニックでも全く変わりはありません。
しかしクリニックとサロンには一つの大きな違いがあるんです。それが、脱毛中の痛みの強さ。
脱毛サロンと脱毛クリニックでは、使う機器のパワーが違うので、基本的に脱毛クリニックの方が痛みを感じやすいんです。
脱毛クリニックは強い出力の機器を使える
脱毛クリニックは、脱毛サロンと比べるとより強い出力の脱毛機器を使うことが出来るんです。
より強い出力の脱毛機器を使うことが出来るということは、より痛みが起こりやすいということ。
実際、部位にもよりますが、脱毛クリニックでの脱毛の場合は、麻酔がないと施術中に涙が出てきてしまうということも多々あるものです。
それくらい痛みが強いということが、くすぐったさの軽減に役立ちます。
痛みでくすぐったさをまぎらわせる
痛みが強いと、それによってくすぐったいという感情が起こりづらくなります。
最初に触れられた時点ではくすぐったいかもしれません。でもまず最初のワンショットで、くすぐったさよりも痛みの方が強く来て、くすぐったさなど忘れてしまいます。
そして次のショットを待つ際には、次の痛みへの恐怖が勝り、やはりあまりくすぐったさを感じくなることがあるんです。
だから、脱毛サロンでくすぐったいと思ってしまう人は、脱毛クリニックに行ってみるというのが一つの解決策としてあげられます。
麻酔でくすぐったさの軽減をすることも
本来はそういう使い方をするものではないですし、「くすぐったいから麻酔を使ってください」と言っても断られてしまう可能性はあります。
でも痛みを軽減するためであれば、麻酔を使ってくれるのがクリニックです。
麻酔をすれば、痛みを軽減できることはもちろん、そもそもの触られているという感覚も軽減することが出来るようになります。
それによってくすぐったさを感じなくなるということもありますよね。
それもあって、くすぐったがりの人にはクリニックがおすすめできるのです。
触れられることに慣れることも一つの解決策
先にも見てきた通り、脱毛でくすぐったいと感じてしまうのは、そこに触れられることが日常的にはない部位になります。
ということはやはり、慣れというのは、くすぐったがりかそうでないかということに関係していると言えるんです。
実際に、小さいころに兄弟などからずっとくすぐられ続けて、知らないうちにくすぐられることに慣れて、くすぐられても全然何も感じなくなったという話を聞くことも多いです。
脱毛ではなにもくすぐっているわけではないですから、くすぐるまではしなくてもいいですが、人に触れられることに慣れてみるということは効果的です。
人に触ってもらうことが大切
ここで重要なのは、「人に触ってもらう」ということ。
自分で自分をくすぐっても、それは基本的にはたいした意味を持ちません。
自分で「触ろう」という命令を出して触っているので、どうしても身構えることが出来るのです。
手で触っている感触もありますし、人に触られることと比べてだいぶくすぐったさを感じづらくなります。
だから、慣れることで脱毛時のくすぐったさを解消しようというのであれば、人に触ってもらうことが大切。
友達や家族に積極的に触れてもらうようにして、少しずつ慣れていけば、いざ脱毛する時にもあまりくすぐったさを感じなくなります。
くすぐったい処理を避けることもポイント
脱毛でくすぐったいと思ってしまうのは、くすぐったい処理を余計にさせてしまうからだということもあるのです。
たとえばシェービング。
背中やうなじの場合は仕方がないこともありますが、ワキの剃り残しのシェービングをしてもらうということであれば、それは間違いなく余計な施術です。
余計に触れられるせいでくすぐったさに敏感になってしまい、いざ脱毛をする際にもくすぐったさに耐えられなくなってしまうということがあるものなのです。
それを避けるためにも、シェービングは自宅でしっかりとやっていきましょう。
シェービング以外のくすぐったい処理
シェービング以外のくすぐったい処理として良く声が上がるのは、「ジェルを塗る」という処理。
ジェルを塗る際にはしっかりと肌に触れるわけですし、脱毛の施術以上にその処理をくすぐったく感じるという人もまずまずいます。
だから、ジェルを塗る処理がない脱毛サロンを選ぶというのもおすすめです。
実際脱毛サロンによっては、ジェルを塗らなくても施術が出来るというところはあります。
さらに本来ジェルを塗るサロンであっても、脱毛機器を変えることによってジェルを使わなくても施術が出来るようにしてくれるということもあるのです。
ジェル不要の脱毛サロンとしては「キレイモ」が挙げられます。
最悪笑ってしまっても別に問題はない
脱毛の施術でくすぐったいと思ってしまう人は多々います。
ということは、施術を担当するスタッフさんは、脱毛の施術中に笑ってしまう人がいたとしても、それに慣れているということ。
実際に別に笑ってしまったとしても、特に施術をする際に問題になるということはありません。
確かに、笑い転げるように体をねじってしまうという場合には、施術は難しくなるので問題です。ただ普通に笑いをこらえるようにクスクスするくらいであれば、別に問題はないのです。
だからどうしても脱毛の施術中にくすぐったいと思ってしまうとしても、そこまで気にすることはありません。
話しながら施術できればまぎれる
脱毛の施術中に笑ってしまうと、「すみません、どうしてもくすぐったくて」「大丈夫ですよ~」というような会話が生じるでしょう。
そこからたとえば、「脱毛中に笑ってしまう人って多いですか?」というように会話を広げていけば、会話をしながら脱毛を進めていくことになります。
会話をしながらであれば、会話にも頭を使うことになるので、くすぐったさは軽減できます。
そういうこともあるので、笑ってしまうということも別に問題はないのです。
顔の脱毛となると会話をしながらでは難しいこともありますが、先に見てきたように脱毛で特にくすぐったいと感じる部位には顔は含まれていません。
実際顔の脱毛でくすぐったいと思うことはそうそうないでしょう。
笑いそうだということを先に相談しておくとスムーズ
別に必ずしも事前に相談する必要はありませんが、カウンセリング時や、施術をしてもらう際に、「自分は人に触れられるとくすぐったく感じてしまう体質」だと伝えておいて、笑ってしまう可能性があることを伝えておくとスムーズです。
先に相談することによって、自然と会話も弾みがちになりますし、施術するほうもなるべくくすぐったくならないように施術をしてくれるようになります。
たとえばそっと触るとくすぐったく感じることが多いですが、しっかりと触れてもらえば意外と気にならないということも多いです。
誰かにお腹をそっとさすられるとくすぐったく感じますが、ただお腹をぶたれるだけならばくすぐったさは感じないでしょう。
このように触る側の工夫次第で多少のくすぐったさは改善できます。
なるべく工夫してもらえるようになる上に会話も弾みやすいのですから、先にくすぐったがりだということを伝えておくのはおすすめできます。
脱毛のくすぐったいということの解消方法は意外とたくさんある
脱毛中にくすぐったがってしまうことは、別に恥ずかしいことではありません。ただそれでもくすぐったくなってしまうことを解消したいと思う人は多いですよね。
ここまで見てきた通り、くすぐったいと思ってしまうことの解消方法はたくさんあります。
- クリニックで脱毛をする
- 特にくすぐったい部位の脱毛を避ける
- くすぐったく感じる施術をしない
- 人に触れてもらって慣れる
- 事前に相談をしておく
こうした対策方法の中から、自分にはこれが効果的そうだと思うものを、是非試してみてください。
そしてしっかりと脱毛を進めて、なりたい自分になっていってください。