大人になってからピアノを弾きたい。
ピアノは何歳になってからでも弾きたくなりますよね。
大人になってからピアノを弾くとき
- 経験者か初心者か
- 教室に通うか独学で弾くか
色んな選択があるのではないでしょうか。
そこで今回は、大人になってからピアノを弾くときの様々なパターンについて紹介します。
目次
ピアノを大人から初めて弾くときの練習方法
ピアノを大人から初めて弾くときに必要なのがピアノの練習です。
大人の初心者からピアノを弾くときはどのように練習すればいいのでしょうか。
ここではピアノを大人から初めて弾くときの練習方法について紹介します。
楽譜を読む練習をする
大人から初めてピアノの練習をするときは、楽譜を読む練習をすることが大切です。
ピアノは楽譜を読むことが出来なければ弾くことが出来ません。
そういわれると難しく感じるかもしれませんが、楽譜の読み方は音楽の授業で習っています。
そのため解説を読みながら楽譜を読んでいけば、比較的簡単に楽譜が読めるようになりますよ。
初めは難しく感じるかもしれませんが、慣れれば楽譜は読むことが出来るようになるのであきらめないで頑張りましょう。
指番号を意識して練習する
楽譜が読めるようになってピアノを練習する。
その段階までいったら、指番号を意識しながらピアノを弾いていきましょう。
指番号というのは、音符の上や下に書いてある小さな番号です。
1番→親指
2番→人差し指
3番→中指
4番→薬指
5番→小指
となっていて、数字が表す指で鍵盤を弾いていきます。
慣れていないと自分が弾きやすい指を使いたくなりますが、指番号通りに指を動かすとよりスムーズに弾くことができます。
指番号通りに弾かないと、それが癖になって正しい指番号で弾かなくなりがちです。
そのため、早い段階で指番号通りに弾く癖をつけていきましょう。
両手で弾くことに慣れる練習をする
大人になってからピアノを始める時、最初にぶつかる壁が両手で弾くことが出来ないという壁です。
両手でピアノを弾けるようになるためには慣れが必要なので、両手でピアノを弾くことに慣れる練習をしましょう。
最初は同じ音を両手同時に弾いたり、片手ずつ交互に弾くことで両手で弾くという感覚が身についていきます。
慣れてきたら、簡単な曲で左右で違う動きをする曲を練習しましょう。
あせらずゆっくりと練習することで、少しずつ両手で弾くことに慣れていきましょう。
ピアノを初めて弾く大人がピアノを教室で習うときのポイント
大人になってからピアノを習うとき、教室で習いたいと考える人は多いのではないでしょうか。
初心者からピアノを始めると、どのような教室を選ぶのか迷ってしまいますよね。
ここでは、大人から初めてピアノ教室に通うときのポイントを紹介します。
相性のいい先生に習う
大人から初めてピアノを習うとき、相性のいい先生に習いましょう。
初心者からピアノを始める時は、ピアノを楽しく弾くことが続けるポイントです。
子供だと相性の悪い先生でも親が無理やり習わせることもありますが、そこは大人なので相性のいい先生と楽しくピアノを弾きましょう。
相性のいい先生の方が相談もしやすいので、ピアノの悩みを何でも話すことができます。
せっかく新しい趣味にピアノを選ぶのですから、相性のいい先生とレッスンをするほうが楽しくピアノが弾けますよ。
ライフスタイルにあった教室を選ぶ
大人からピアノを始める時、ライフスタイルにあった教室を選びましょう。
どんなに評判のいい先生でも、教室が通いづらい所にあると通うことが大変になってしまいます。
大人になると仕事や家事の都合もあるので、振替レッスンや自由にレッスン時間を選べるのかなどの確認が必要です。
ピアノ教室は入会金がかかるとこともあるので、ライフスタイルに合わなくてすぐ辞めてしまってはお金が無駄になってしまいます。
大人から初めてピアノを習うときは、ライフスタイルにあった教室を選びましょう。
弾きたい曲は先生に伝える
大人からピアノを始めるということはピアノの初心者です。
ピアノが弾けないのに、弾きたい曲をリクエストしてもいいの?
と不安になるかもしれませんが、弾きたい曲は素直に先生に伝えましょう。
弾きたい曲がある方が目標もできるので先生もレッスンがしやすいです。
弾きたい曲があるときは遠慮せずに先生に伝えましょう。
初めてピアノを弾く大人が独学でピアノを弾くときのポイント
大人になってからピアノを始めたいけれど、教室に行く時間もないしお金ももったいない。
そんな時は、独学でピアノを練習してみてはいかがでしょうか。
ここでは、独学で大人になってから初めてピアノを弾くときのポイントを紹介します。
片手ずつ完璧に弾けるようにする
大人から独学でピアノを始める時、片手ずつ完璧に弾けるようになりましょう。
すぐに両手で弾きたくなるかもしれませんが、我慢して片手ずつ完璧に仕上げることが大切です。
両手でピアノを弾くためには、左右の独立した旋律を弾かなければなりません。
そのためには、片手ずつの練習が一番有効です。
地味に感じるかもしれませんが、ゆっくりと片手ずつ完璧に弾けるように練習していきましょう。
ゆっくり両手で弾く
片手ずつ完璧に弾けるようになったら、今度は両手でゆっくり弾いていきましょう。
両手で違う動きをすると間違えたりしますが、間違えたところはゆっくりと何度も練習して完璧に弾けるようになりましょう。
大人からピアノを始める時は、右と左で単音を弾くものや、右手が旋律で左手が簡単な和音の伴奏になっている曲がおススメです。
入門者向けの曲や楽譜を検索すると初心者でも両手で弾きやすいものが出てきますので、参考にしてください。
可能なら教本と曲を練習する
可能であれば、大人からピアノを始めるときは入門者向けの教本と曲集を練習してください。
教本はピアノの基本的な弾き方を練習するための楽譜で、曲集は曲を複数あつめた楽譜です。
大人の場合は練習時間が限られていることが多いので、教本に取り組むことが難しいかもしれません。
時間が無ければ曲を中心に練習しても大丈夫ですが、練習時間が確保できるなら教本も一緒に取り組むとよりピアノが上達します。
初心者からピアノを独学で弾くときは、無理のない範囲で教本と曲集い取り組むことをおススメします。
教本や曲を選ぶときは入門者や初心者向けのものを選ぶことがポイントです。
ピアノを大人から再開するときの練習方法
ピアノを大人になってから再開するとき、初心者との違いはピアノを弾いたことがあるということです。
ピアノの経験者と初心者では、ピアノの練習方法も異なってきます。
ここでは、ピアノを大人になってから再開するときの練習方法について紹介します。
指のトレーニングの練習する
大人からピアノを再開するときは、曲を弾くだけではなく指のトレーニングの練習を一緒にしましょう。
大人になってからピアノを再開するとき、指の動きは鈍っています。
元に戻すためにはたくさん指のトレーニングをしなければなりません。
曲を弾きながらトレーニングをすることもできますが、教本を使うと効率よく指のトレーニングをすることができます。
経験者の場合は曲をスムーズに弾くことが出来るので、指のトレーニングに取り組む時間も作りやすいです。
表現することを意識する
大人からピアノを再開するときは、曲を表現することを意識して練習しましょう。
強弱記号や装飾記号をしっかりと意識して弾くことで、よりよい表現ができるようになります。
ピアノの経験者なので、楽譜を通りに指を動かすことがスムーズに出来る人は多いです。
音符通りに指を動かす練習が初心者よりも少なくなる分、強弱記号や装飾記号など、表現のために必要なことを意識していきましょう。
大人になると色々な経験があるので、様々な感情をこめてピアノを弾くことも素敵なことですよ。
楽譜を読みこむ
ピアノを大人から再開するとき、楽譜を読むことができるというメリットがあります。
ピアノを弾くとき、楽譜をしっかりと読み込むということはとても大切なことです。
なぜなら、楽譜の中にはその曲を表現するための要素がたくさん書き込まれています。
もちろん、楽譜を読み込まなくても音符を追っていけばピアノを弾くことはできます。
けれど、楽譜をしっかりと読み込んで強弱記号などを意識した演奏は表現力が豊かで聞いていて気持ちのいい演奏になるのです。
また、楽譜を読み込むことで暗譜もしやすくなるというメリットもありますよ。
大人になってからピアノ教室でピアノを再開する時のポイント
大人からピアノを再開するとき、ピアノ教室に通うことを考えるのではないでしょうか。
大人になってからピアノを再開するとき、気を付けなければならないのはどのようなところでしょうか。
ここでは、大人になってからピアノ教室でピアノを再開するときのポイントを紹介します。
ライフスタイルにあった教室を選ぶ
ピアノ教室で大人からピアノを再開するときは、ライフスタイルに合った教室を選びましょう。
子供のころは通いにくい教室でも親が送り迎えしてくれますが、大人になると1人で教室に通います。
大人になると仕事もしなければなりません。
家から通いやすい所か、家から通いやすい所か、自分のライフスタイルと相談しながら教室を選ぶことが大切です。
ピアノ教室で大人からピアノを習う場合は、初心者でも経験者でもライフスタイルにあった教室を選びましょう。
先生に自分のレベルを正直に伝える
大人になってからピアノを教室で再開するときは、自分のレベルを正直に伝えましょう。
ピアノを弾いている経験があると、かっこをつけて自分の実力以上のレベルを申告したり、自分を過小評価して実力以下のレベルを申告する人がいます。
ピアノの先生は1人1人のレベルに合わせて教本や曲集を選びます。
そのため、正確なレベルを申告したほうが先生もレベルに合った教本が選べますし、教わる方も弾きやすい曲を弾くことができるのです。
もし自分のレベル以上の曲を弾きたいときは、自分のレベルと弾きたい曲を先生に申告しましょう。
ある程度レベルがずれていても先生がアドバイスをくれるので、自分のペースに合わせて難しい曲を仕上げることができますよ。
ピアノを弾く目的を伝える
ピアノを教室で再開するときは、ピアノを弾くときの目標を伝えましょう。
より難しい曲を弾きたいのか、楽しく指を動かせればいいのか、人によって目的は違います。
どのような目的でピアノを弾くかを先生に伝えないと、先生がどう教えていいか困ってしまいます。
ピアノの先生なら目的を伝えなくてもレッスンができて当然、と思っていませんか?
けれど、ピアノの先生は教えるからには生徒の望みを叶えたいと思っています。
ピアノを弾く目的を伝えれば先生が一人一人にあった楽譜や曲を紹介してくれるので、より効率よくピアノが上達しますよ。
ピアノ教室でピアノを再開するときは、よりよいレッスンを受けるためにもピアノを弾くときの目標を伝えましょう。
ピアノを独学で大人から再開するときのポイント
ピアノを大人から再開するときは、楽譜が読めたり両手でピアノを弾くことが出来る人は多いと思います。
楽譜が読めて両手でもスラスラ弾けるという人は、教室に通わなくても独学でピアノを練習することを考えるのではないでしょうか。
独学でピアノを弾くときは、時間が自由に使えたりお金がかからないというメリットがあります。
ここでは、ピアノを独学で大人から再開して弾くときのポイントをお伝えします。
自分が弾いた曲を録音して聴く
ピアノを大人から独学で再開するときは、弾いた曲を録音して聞いてみましょう。
ピアノ教室に通っていれば、弾いた曲を先生がダメ出ししてくれますが独学だと先生はいません。
そこで、弾いた曲を録音して聞くことで自分が弾いている曲の問題点が分かります。
動画サイトやCDなどでお気に入りの演奏を聞いてみましょう。
自分の演奏と好きな演奏を聞き比べた時、違いが分かるのではないでしょうか。
そうすると、自分がどのように曲を弾きたいのかがイメージしやすくなります。
自分の演奏を録音して聞くことで、自分が奏でたい音に近づけていきましょう。
教本と曲集を練習する
独学でピアノを再開するときは、教本と曲集を使いましょう。
曲だけを練習するより、教本も一緒に練習したほうがよりピアノが上手になるからです。
ピアノの経験者なら曲だけを練習していても十分弾けると思うかもしれません。
けれど、ピアノの教本を練習したほうがより指も動くようになるのでもっと曲が弾きやすくなります。
初心者はピアノの楽しさを知るために曲を中心に練習するのも一つの方法ですが、大人の経験者はピアノ曲を弾くことに慣れている人が多いです。
ピアノ曲を弾くことに慣れている経験者は、教本を一緒に練習してピアノを弾きやすい指づくりをしていきましょう。
可能な限り練習時間を確保する
大人になってから独学でピアノをする場合、可能な限り時間を確保することが大切です。
大人になってから再開した人はピアノを弾いていた経験があるため、練習をしなくてもある程度弾けてしまいます。
ある程度弾けるなら、練習しなくてもいいのでは?と思うかもしれません。
けれど、ピアノは練習をしないとすぐに指の動きが鈍ります。
ピアノが弾けるという安心感から練習を怠ってしまうと、経験者とはいえピアノの腕が鈍ります。
独学でピアノを弾くときは注意してくれる先生がいません。
そのため、自分自身で練習することを意識しなければならないのです。
大人からピアノを弾くと、色々な選択肢でピアノが弾ける
いかがでしたか?
初心者でも経験者でも、大人になってからピアノを始める時はライフスタイルを考えてピアノを弾くことが大切です。
独学も教室に通うのも、それぞれにいいところがあります。
初心者か経験者かによってもピアノへのアプローチが変わってくるので、ピアノを弾く目的を明確にしていきましょう。
子供とは違って大人になるとお金と時間を自分で管理して使うことができます。
大人になってからピアノを始める時は、自分にとって心地いい方法でピアノを弾きましょう。