秘書に向いていない人の5つの特徴。秘書業務への適性をチェックしよう!

秘書という仕事にはどんなイメージがありますか?

ジャケットを着て、テキパキと冷静に仕事をこなしている、かっこいい仕事というイメージでしょうか。

「やってみたいな」と憧れる人も多いでしょうが、それだけでは務まらないのがこの仕事です。

華やかなイメージとは逆で、裏方に徹するその仕事は、向き不向きが大きく分かれます。

今回は、そんな秘書の仕事に向いていない人の特徴と、向いていないと感じた時の転職方法をお教えします。

秘書の仕事が向いていないのはどんな人?


さて、秘書の仕事に向かない人の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか?

目立ちたがりで自分のペースを崩せない人

秘書は華やかでかっこよく目立つ仕事、そんな風に考えている人にはこの仕事はおすすめしません。

秘書という仕事は、主役である上司や役員を支える裏方の仕事です。

つまり、相手に合わせてやり方やペースを変えていける、柔軟な対応力が必要となってきます。

上司からの指示に意見を述べたり、自分で企画を考えて持ち込むというようなスキルは、秘書には求められていません。

そのようなことがしたいのであれば、もっとクリエイティブな仕事に就いた方がよいでしょう。

秘書は主役ではなく、主役を支える縁の下の力持ちなのです。

自分の体調や気分を隠せない人

秘書という仕事は裏方ではありますが、サポートしている役員や上司には様々な来客があります。

社内外問わず多くの人に接するため、それだけ秘書も多くの人に会う機会があるということです。

この時求められるのは、明るく気持ちよく、品のある振る舞いです。

しかも、いつどんな相手に対しても安定して同じ態度で接していく必要があります。

当たり前のように思いますが、これができない人は意外と多いのも事実です。

嫌なことがあったり、体調が悪かったりした時に、それが顔に出てしまう人は秘書には向いていません。

秘密厳守ができない人やミスが多い人

秘書というのは、重要な書類を目にしたり、役員同士の話を耳にしたりということがあります。

その際に得た内容を他の人に話してしまうような口の軽い人には、この仕事はできません。

秘書のせいで情報が漏洩したなどということになれば大変なことになりますよね。

また、役員や上司のスケジュール管理というのも大切な業務です。

もし、秘書のスケジュール管理が甘いせいで重要な打ち合わせや仕事に穴をあけたとなれば、信用問題にもかかわります。

たった一つの小さなミスが、会社全体に関わるということを理解し、責任感を持って仕事ができる人でなければ、秘書の仕事をするのは難しいでしょう。

不測の事態に対応できない人


秘書という仕事は、予定にない出来事にも冷静に対処する能力が必要です。

例えば、役員の突然の出張や打ち合わせで、宿泊先を手配したり書類整理や準備をしたりということです。

突然の出来事に動揺してしまうような人には、秘書の仕事は向いていないでしょう。

自分の立場や能力を冷静に理解できない人

秘書の仕事をしている人の中には、自分が偉いと勘違いしてしまう人がいます。

それはなぜかというと、秘書としてついている上司に対しての振る舞いと、同様の対応をしてもらうことが多いからです。

自分よりも年上の人や役職が高い人が、自分に対して敬語を使ったり丁寧な態度をとってくれたりします。

そうすると、あたかも自分自身が偉くなったような気がして、周りに対して失礼な振る舞いをしてしまうようになるのです。

そのような人は、周りからの信用や信頼を失うので、秘書には向いていません。

秘書に対する態度は、秘書自身ではなく役員である上司に対するもの。

自分が偉いわけはないと冷静に理解し、自分自身を過大評価せず、謙虚な姿勢を貫ける人が秘書に向いているでしょう。

自分は秘書に向いていないと思ったらとるべき行動とは

もし、秘書の仕事をしているけど自分には向いていないと思ってしまったらどうしたらよいのでしょうか。

転職を視野に入れながら、やるべきことを考えてみましょう。

自分を客観視してみる

まずは自己分析を行いましょう。

これは、職務経歴書などを作成する際にも役立ちます。

大事なのは、ただ考えるだけでなく、ノートに書き出したりして見て考えることです。

視覚化することで客観的に自分を見ることができ、自分の能力や適性を冷静に理解することができます。

第三者からの意見を参考にする

先ほど自分を客観視してみましょうとお話ししましたが、それだけでは気づけないこともたくさんあります。

そんな時に参考になるのは、先輩や同僚などの第三者の意見です。

信頼できる人の意見であれば、良くも悪くも今まで知らなかった自分を知ることができるでしょう。

素直に冷静に受け止めて、どんな仕事が向いているのか考える材料としましょう。

転職サイトなどの職業適性審査を受けることもおすすめです。

転職エージェントを活用してみよう

さて、実際に転職活動を行うことになったら、無料の転職エージェントを利用してみましょう。

転職支援のプロが在籍しているので、自分の特性について客観的な意見を聞くことができます。

また、求人数が豊富な転職エージェントなら、その特性に合わせた仕事を探すのも簡単です。

面接の日程調整や条件交渉といったサポートも受けられるので、一人で転職活動を行うよりもずっと効率的ですし採用される可能性も高まります。

ハローワークや求人誌を使っての転職活動よりもメリットははるかに大きいので、ぜひ活用していきましょう。

秘書の仕事を辞めて新しい自分を見つけよう

今回は、秘書に向いていない人の特徴と、転職を考えた時の具体的な行動についてご紹介しました。

華やかに感じる仕事ですが、向き不向きが大きく分かれる大変な仕事ということが理解できたでしょうか。

もし、自分は秘書に向いていないと感じた人がいれば、今回の話を参考にして転職活動をしてみてはいかがでしょうか。

自分自身を理解して、本当に向いている仕事を見つけましょう。

おすすめの記事