「ドローイン」でいつでもどこでもお手軽トレーニング

B!

ポッコリお腹を引き締めたい。

これは女性、男性に限らず多くの人が持っているお悩みなのではないでしょうか。

根本的な改善を目指すのであれば、下半身を中心に大きな筋肉を使ったトレーニングプログラムを作成するべきです。

しかし実際には「そんな大げさなもんではなくて、もっと手軽な感じで何かないの?」という方もいらっしゃいます。

そんな方のために、お手軽でなおかつそれなりの効果があるものといえば「ドローイン」がおすすめです。

・ドローインとは

ドローインとはお腹の深いところにある筋肉を刺激する体幹系のトレーニングの一つです。

腹部の内側に包み込むようにしてついている腹横筋を中心に、お腹まわり全体に刺激が加わります。

これらの筋肉は姿勢の維持や運動の軸として非常に重要な役割を果たしています。

腹部の深層筋を鍛えることによって「ポッコリお腹が引き締まる」なんてことは当然で、姿勢の矯正や運動のパフォーマンスの向上まで十分に期待できるでしょう。

そういった重要な筋群に対し、特別な動きやマシンを必要とせず、いつでもどこでも簡単に刺激を加えることができ、なおかつ効果的なトレーニング方法が「ドローイン」なのです。

・ドローインの効果と特徴

【お腹まわりの引き締め】

まず皆さんが期待するところは、ポッコリお腹の引き締め効果でしょう。

ドローインの動き自体が、簡単に言うとお腹を思いっきり凹ませる動きになりますので、ポッコリお腹が凹んでいく想像はし易いと思います。

腹部の筋肉を凹ませる方向で全体的に使うので、当然お腹まわりは引き締まります。

慣れてくればいつでもどこでも四六時中行うことができるので、お腹を凹ます方向に力を入れることが自然になってくのです。

【姿勢が良くなり、疲れにくくなる】

意識的に腹圧を高め、腹筋を引き締めることによって自然と姿勢が良くなります。

胴回りがかっちりと固まれば、腰が丸まった悪い姿勢はとりづらくなり安定するので、何をするにも力が入れやすくなって、ぎっくり腰などの不用意な怪我や故障の発生も少なくなるでしょう。

腰が安定すれば身体全体のバランスが無意識に取りやすくなって疲れにくい体になっていくと思います。

【腰痛の予防・軽減】

姿勢が良くなって全身のバランスが整えば、腰にかかる負担は軽くなり、腰痛持ちの方はその痛みやだるさが軽減される可能性が高いです。

ドローインは大きな関節運動を伴いませんし、自重以上の大きな負荷もかかりませんので、ドローンの動き自体が腰への負担になることはほとんどなく、あまり負担をかけることなく腰回りの筋肉を強化することができます。

そのことは当然腰痛の予防にもつながります。

【内臓の動きを活性化】

お腹や腰の筋肉に刺激が加わり、そのバランスも整うとなれば、それらの内側にある内臓にも効果的な刺激として伝わり、胃や腸などの動きを活性化してくれます。

便秘や膨満感などの悩みも解決するかもしれません。

・ドローインのやり方

やり方は単純。息を吐きながら思い切りお腹を凹ますだけです。

始めのうちは感覚がつかめずにやりにくいかもしれませんので、仰向けに寝転んだ状態でやってみましょう。

膝を立てた状態で仰向けに寝転び、お腹に両手を添えながらゆっくりとお腹を凹ましていきます。

息を吐きながらゆっくりと、お腹を地面に押し付けるようなイメージで思いっきり凹ましましょう。

何度か落ち着いてゆっくりとやってみると、お腹を凹まして腹筋の中のほうまで引き締める感覚が出てくるはずです。

その感覚がつかめてしまえば、あとは立っていても座っていても、家事をしていようがデスクワークでPCをいじっていようが、いつでもどこでもドローインをすることができるようになります。

そうなればより一層効果を感じやすくなっていくでしょう。

・まとめ

いつでもどこでも簡単に行えるドローイン。

体脂肪を減少させる直接的な運動にはならないかもしれませんが、お腹まわりを引き締めて、姿勢を良くする効果は抜群です。

その効果がほかのトレーニングをより効果的にしてくれる要因にもなりますので、ドローインはダイエットを補助的にサポートしてくれるトレーニングだといえます。

とにかくお手軽で効果的なものを、という方は一度お試し下さい。

最新の記事はこちらから