断乳の進め方とケアの方法[育児体験談]

私が断乳した理由

千葉県 33歳 アイさん

私の場合は第一子が1歳2か月の時に第二子の妊娠が発覚したので産婦人科から断乳を勧められました。

授乳の時の乳腺への刺激が子宮を収縮させるので胎児に良くないからだそうです。

妊娠が発覚するまでは自然に卒乳するまで我が子に任せようと考えていたので断乳について知識があまりなく、調べたり友人に聞きました。

私の友人は職場復帰で保育園に預けるために1歳頃には断乳と決めていてその通りにしていました。

私が選んだ断乳の方法

私が調べた断乳の方法は、日付を決めて言い聞かせる方法と徐々に減らして自然とフェードアウトしていく方法がありました。

私はあまり時間がなかったので前者の日付を決めて断乳する方法をとりました。ちょうどゴールデンウィーク前だったのでゴールデンウィーク中に断乳することにしました。

断乳について調べた結果、夜泣きがとてもすごくて親は眠れないらしいので主人の仕事に影響が出ないように連休に実行しました。

断乳については主人ともよく話して意見を合わせて一緒にやることにしました。

2週間ぐらい期間があったので日中はなるべく授乳の回数や時間を減らして、夜には言い聞かせをしていました。

大変だった断乳当日

やはり、夜の就寝前には母乳を欲しがって泣きました。最初は甘え泣きだったのが徐々に本気泣きになって大声で泣いて、抱っこをしていても体を反らして全身で泣いて訴えてきました。

気分転換に主人と外へ散歩に出ましたが一瞬泣き止むだけですぐに夜中の住宅地に響き渡りそうな声で泣きます。

声も枯れてくるとかわいそうで気の毒になってきます。こんなに小さいのにこんなひどいことをしてしまって申し訳なく思ったりしますが、ここで親が折れることの方がもっとかわいそうだと思って耐えました。

「今まで1時間も2時間も泣き続けてきたのに、今あげたらそれこそかわいそうよね」と主人に話しながら自分にも言い聞かせました。でないと、泣いている我が子がかわいそうで心が折れそうになったからです。

初日は4時頃には疲れて寝てしまったので、主人と眠れるうちに寝ようと三人で眠りました。

断乳時の乳腺ケア

断乳は泣き叫ぶ我が子を目の前にするのですから気合と根性が要ります。

しかし、夜泣き自体はだいたい3日間くらいなもので、初日を越えればあとは2〜3日過ごせば子供も慣れて諦めてくれます。

断乳後はそれまで作られた母乳がいらなくなります。しかし、体は母乳をこれまで通り作ってしまうので体に母乳が必要ないことを教えなければなりません。

私は断乳後2日目にパンパンに張ってしまって痛くなったので必要以上に搾ってしまいました。

これは失敗でした。体が母乳を搾ったことでさらに作ってしまって翌日にはまたパンパンに張って痛かったです。

体が母乳を作るのをやめるようにするには必要以上に搾らないことが重要です。

張って痛い時は痛みが引く程度の少量を絞ることが重要です。そして、3日後に一度キッチリと搾り切ります。

それからはすぐに母乳がパンパンになりますが痛みが引く程度の搾りに控えて1週間後にまたキッチリと搾り切ります。そしてまた次は1か月後まで我慢してキッチリと搾り切ります。

この頃には体もパンパンになる程母乳を作りません。これを繰り返して母乳が透明になったら本当の意味での断乳の終了です。

不安があれば母乳外来へ行きましょう

私は病院で言われて断乳をしましたが、その時に母乳外来も紹介されました。

私の友人は断乳後の乳腺のケアは母乳外来で搾ってもらったとも言っています。

今断乳や卒乳を考えている方がどうしても不安なことがある場合、母乳外来へ行くことをお勧めします。プロのアドバイスはそれだけで不安を取り除いてくれることがありますので、ぜひ行かれてください。

私は母乳外来よりも妊婦検診でついでに相談に乗ってもらったので精神的にとても助かりました。

一人で悩まずにまずは医師に相談することをお勧めします。意外と気軽に相談できます。

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