カリフラワーはアブラナ科アブラナ属の淡色野菜で白い色をしています。
白い色以外の物もあり、オレンジ、紫、緑のカリフラワーもあります。
粒はやや大きく、ブロッコリーより丸々しています。
ブロッコリーはカリフラワーと同じくアブラナ科アブラナ属ですが、淡色野菜で緑色をしています。
粒は小さく細かい集合体になっています。
カリフラワーとは、
カリフラワーは実に多くの種類がたくさんあります。
現在日本で一般的なのは、アブラナ科アブラナ属、花梗(花を支える部分)が肥大して、花蕾どうしがぎっしり詰まったタイプです。
ケールや花を食用とするキャベツが突然変異したもの、もしくはブロッコリーが突然変異したものを品種改良して作られたと言われていますが原産地は不明です。
ブロッコリーとは、
ブロッコリーは花を食用とするキャベツの原種を改良して作られたイタリア(地中海沿岸部)原産の野菜です。
食べている部分は花蕾と茎です。
また、ビタミンCやカリウムが豊富でβカロチンや葉酸、スルフォラファンも含まれています。
ブロッコリーの新芽(ブロッコリースプラウト)はたびたびメディアにも取り上げられ、スルフォラファンの含有量は(ブロッコリーの20倍~50倍と言われています。
(カリフラワー)と(ブロッコリー)の話。
カリフラワーとブロッコリーは原産地である地中海からイタリア、フランスへと伝えられ、19世紀にはヨーロッパ諸国で大衆野菜として広まりました。
日本では、明治初期に導入されましたが、当時はどちらもほとんど普及しませんでした。
カリフラワーが日本で認知されるようになったのは、1960年に入っていからのことで、ブロッコリーが一般化したのはそれから10年以上たってからのことでした。
カリフラワーとブロッコリーはどちらも必要栄養素を持っている。
カリフラワーとブロッコリーはどちらもビタミンCを豊富に含まれています。
ブロッコリーのほうがビタミンCをより多く含んでいますが、茹でた時にビタミンCが失われやすい特徴を持っています。
カリフラワーは茹でてもビタミンCが失われることがないので(畑のビタミン)と呼ばれるほどです。
但し、ゆでた後のビタミンCの割合は両社とも変わりはないので後は好みの問題でしょう。
ちなみにレモンとビタミんCをひかくしてみると、レモン100mg→ビタミんC100mg、カリフラワー100mg→53mg(茹でたもの)、ブロッコリー100mg→54mg(茹でたもの)。
レモン100mgを摂取するのはすっぱくて大変なことを考えると大人が1日にとるビタミんCの摂取量97mgを簡単にとることができるので非常に便利な野菜です。