【グラタン】と【ドリア】の意味。使い方や例文

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どちらも見た目はよく似ている料理ですが、中身に大きな違いがあります。

グラタンはマカロニグラタンならマカロニ、ポテトグラタンならポテトが入っています。

ドリアは見た目こそグラタンと大きな違いはないのですが、中にはライスが入っています。

グラタンは中身に色々バリエーションはありますが、ライスの入っていないのがグラタン、入っているのがドリアです。

グラタンの意味

グラタンは肉や魚介類や野菜、マカロニなどの具材をベシャメルソースで絡め、チーズやパン粉を乗せてオーブンで焼き上げた物です。

「グラタン」という言葉は元々フランス語で「表面の焦げた薄皮」という意味から来ており、フランスで生まれたメニューです。

表面を焦がすように調理した料理はグラタンであり、デザートでも、表面を焦がしているものはグラタンと呼ばれるものがあります。

ドリアの意味

ドリアはご飯の上にベシャメルソースを乗せ、グラタンと同じくチーズやパン粉を乗せてオーブンで焼き上げた料理です。

ドリアのご飯はバターライスやピラフが使われることが多いです。

発祥は日本で、横浜ホテルニューグランドの初代料理長が考案したと言われています。

欧米では、ドリアとは呼ばず、「ライスグラタン」や「ライスキャセロール」と呼ばれています。

「グラタン」と「ドリア」の共通点

どちらもベシャメルソースを乗せてチーズ、パン粉を乗せ、オーブンで焼き上げた料理で、チキンを使用したものは「チキングラタン」「チキンドリア」と呼ばれ、シーフードを使用したものは「シーフードグラタン」「シーフードドリア」と呼ばれるなど、見た目にもよく似ています。

しかし、ドリアにはライスが使われている点、発祥国の違いなど、全く別の料理と言えるでしょう。

「グラタン」と「ドリア」のまとめ

どちらもよく見かけ、人気の高いメニューでもあり、具材に共通点もありますが、おおまかに「ライスの入っていないものがグラタン」「ライスの入っているものがドリア」と区別することができると思います。

ドリアは日本で生まれたこともあり、この料理をドリアと呼んでいるのは日本ならではのようです。

見た目だけではその違いはなかなか難しく、食べてみて初めてその違いに気付くこともあるでしょう。

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