VIOライン脱毛はどこまで処理すべき?人気の形や脱毛する利点を解説!

VIOラインの脱毛では「どこまで処理すればいいの?」と、脱毛範囲について疑問に感じることがあります。

脱毛すると元に戻すことができないため、どこまで処理するかは重要な問題ですね。

今回は、VラインやIラインの形やOラインはどうするのかなど、VIOラインの脱毛範囲や脱毛の利点について紹介します。

VIOラインってどこのこと?

まずは、VIOラインがどの箇所を示すことなのかを簡単に説明します。

VIOラインとはアンダーヘアがあるパーツの総称のことであり、それぞれ以下の部分に該当します。

  • Vライン...両脚の付け根にあたる部分でビキニラインとも呼ぶ
  • Iライン...両脚の付け根の内側にある陰部を囲むようにある部分
  • Oライン...ヒップの奥、肛門まわりの部分

脱毛サロンやクリニックでは、「VIOライン脱毛」と呼んだり、「デリケートゾーンの脱毛」と呼んだり、呼び方はさまざまです。

Vラインのみ対象で、IOラインは脱毛対象外というサロンやクリニックもあり、脱毛範囲もそれぞれ異なります。

特に脱毛サロンでは安全性を重視し、粘膜に近いIOラインは対象外のこともありますよ。

VIOライン脱毛をする方は、VIOラインの場所を押さえたうえで、どこまでの範囲を脱毛できるのかをあらかじめ確認しておくようにしましょう。

そもそもVIO脱毛をする必要はあるの?

ワキや腕は人から見られやすいパーツだけれど、VIOラインはほとんど見られる機会はなく、脱毛の必要性がないと考える方もいますよね。

そもそもVIOラインの脱毛をする利点は何でしょうか。

恋人や妻のVIOラインがきれいだと嬉しい男性多数

自分以外にVIOラインを見る機会があるのは恋人や旦那などのパートナーか、入院したときの医療関係者くらいかもしれませんね。

日常的な観点から言えば、VIOラインの脱毛は、パートナーのことを考えておこなう方も多いです。

自分の恋人や妻のVIOラインがきれいだと嬉しい、できれば処理しておいてもらいたいと考える男性は多数います。

大切な人が喜んでくれるなら脱毛する価値は大きいのではないでしょうか。

汗や生理時の不快感が軽減する

VIOラインを脱毛することで、女性は自分自身のメリットもあります。

デリケートゾーンの毛量が多いと、汗をかいたり生理になったりした際に、蒸れやかぶれ、かゆみなどの不快感をもちやすくなります。

VIOラインの毛を減らしておくことで、不快感の軽減に効果を発揮します。

特に女性は毎月の生理痛やイライラに悩まされることも多いので、デリケートゾーンの不快感は少しでもなくしておきたいですね。

好きなデザインの下着や水着を選ぶことができる

毛が多いと下着や水着を履いたときにはみ出してしまうため、好みのデザインを選べなかった経験はないでしょうか。

海やプールなどのイベントで水着を着るときだけ自己処理する人も多いですが、生えてきた毛がチクチクして痛いですし、一時的な処理なので根本的な解決にはなりません。

脱毛しておけばイベント前に慌てて処理する必要もありませんし、日頃下着を選ぶ際にもデザインの幅が広がってお洒落を楽しむことができます。

介護脱毛の意味もある

将来自分が介護されるときのことを考えてVIOラインを脱毛しておくケースもあり、「介護脱毛」と呼ばれます。

現在の年齢にもよりますが、早い人では30代くらいから介護を見越して脱毛しておくこともありますよ。

介護時にはデリケートゾーンに毛があることで、汗や汚れが絡まりやすく不衛生です。

介護をおこなう人からすれば、脱毛してあると助かるというのが本音のようです。

Vラインはどこまで処理すべき?

Vラインの脱毛ではどこまでの毛を処理すべきか悩む方も多いでしょう。

基本的には以下のいずれかの方向で処理していくことになります。

  • 形を小さく整える
  • 形はそのままで毛量を減らす
  • 形を小さくして毛量も減らす
  • 全部処理(ハイジニーナ脱毛)する

好み別Vライン人気の形

Vライン脱毛にはさまざまな「形」があるのをご存じでしょうか。

定番からデザイン性のあるものまで多数の選択肢の中から選べるため、事前のカウンセリング等で、まずは形を決めておく必要がありますよ。

Vラインの形は好みもありますので、ご自身やパートナーの好みにあわせて希望を整理しておきましょう。

自然な形と毛量が好み

自然な形と毛量が好みの方には「スクエア」「逆三角形」「楕円」などの形がナチュラルで人気です。

Vラインの毛を整えた感じがあからさまではないので、ナチュラルな形は万人に受けやすいと言えます。

脱毛して完全に処理するのではなく、適度な大きさと形に整えると言った方がいいでしょう。

ナチュラル派の場合、形はそのままで小さくする方や、大きさを変えず毛量のみ減らす方もいます。

もともとの形がそこまで大きくないなら、毛量を減らすだけでもかなりすっきりし、下着や水着から毛がはみ出しにくくなります。

機能性重視だけど毛は残したい

好きなデザインの下着を選べたり、生理時の不快感を減らしたりしたいけれど、毛が全くないのはデメリットもある...。

そんな方には「細長いIライン型」や、「逆三角形ミニ」の人気があります。

ナチュラル派よりもしっかり目に処理するけれど、ツルツルではない状態で、若い方やお洒落好きな方が選ぶ傾向にあります。

ハイジニーナでツルツルにしたい

毛を全部処理するハイジニーナは、好き嫌いの意見が真っ二つに分かれます。

特に男性の好みは二極化しますので、パートナーと相談するなどして慎重に処理しましょう。

(ハイジニーナ賛成意見)

  • 清潔感があっていい
  • 中途半端に毛があるよりいい
  • 臭いが気にならない
  • 生理や夏場の不快感が激減する

(ハイジニーナ反対意見)

  • 毛がないと不自然
  • 遊び人みたいに思われる
  • 幼児性があって女性らしくない
  • 温泉に行くとき恥ずかしい

人と違う形で個性をだしたい

少数派ですが、デザイン性を重視した奇抜な形に整える方もいます。

ハート型、星型などがあり、普通の形に飽きた人から好まれています。

ナチュラルな定番形であればほとんどのサロンやクリニックで対応してくれますが、奇抜な形については、どのサロンやクリニックでも必ずできるわけではありません。

技術力や力の入れ具合によっても異なりますので、デザインタイプにしたい方はあらかじめ、対応してもらえるかを確認しておくようにしましょう。

大手サロンやクリニックの方が、豊富なデザインを選びやすい傾向にあります。

好まれやすいVラインはナチュラル

さまざまな形があるVラインですが、やはり人気なのはナチュラルです。

Vラインの毛は他のパーツと比べて全処理が必ずいいわけではなく、脱毛したら元には戻せませんので、ナチュラルに仕上げておきたい人が多数を占めます。

男性からもナチュラルは人気です。

今の彼氏や旦那の好みでハイジニーナにしたけれど、お別れして別の男性から引かれてしまったという後悔例もありますよ。

Iラインはどこまで処理すべき?

いろいろな形があるVラインと異なり、Iラインは圧倒的に全処理するのが、男性受けがいいようです。

IOラインには毛が無いに越したことはないと考える方が多いのですね。

ただし、注意点も。

Vラインをナチュラルに残した場合、Iラインを全部処理すると、VラインとIラインの境目がはっきりしてしまい、逆に不自然になってしまうことがあるのです。

Iラインに関しても、どこまで処理するのかを慎重に考えておく必要がありますよ。

不自然さを回避するためには、VラインからIラインにかけて段々細くしていくようにすると、清潔感もあり見た目もナチュラルです。

オーダーする際も「Vラインと自然につながるような形で」と言えば分かってもらえます。

VラインがツルツルであればIラインの毛も無い方がいいです。

このように、IラインについてはVラインとセットで、どこまで処理すべきかを考える方がいいでしょう。

Iラインの粘膜近くは脱毛できる?

粘膜に限りなく近いIラインは非常にデリケートです。

特に粘膜部分に関しては脱毛時のリスクが考えられるため、脱毛できないことが一般的です。

医師がいる一部のクリニックでのみ、粘膜ギリギリまで脱毛できますが、脱毛サロンでは粘膜付近の脱毛をできるところはほとんどないと思っておきましょう。

クリニックで粘膜ギリギリまで脱毛する場合、気になるのは痛みです。

クリニックのレーザー脱毛は光脱毛と比べて痛みが強いですし、さらに粘膜付近となれば痛いことはある程度覚悟が必要です。

ただし、クリニックの場合は麻酔を使うという選択肢もあります。

どうしても痛みが耐えられない場合は医師や看護師に相談してみましょう。

Oラインはどこまで処理すべき?

VラインやIラインは毛をどこまで残すのかを検討する必要がありますが、Oラインに関しては、衛生面も考えて全処理しておいて問題ありません。

逆に毛があると男性からの印象がよくないので、ツルツルにするのがおすすめです。

また、Oラインは肛門まわりの毛のことなので、ヒップの産毛は含まれません。

ヒップの毛を処理したい方は、別のコースを契約する必要がありますので気をつけましょう。

痔があるとOライン脱毛できない

Oラインの脱毛をするうえで注意したいのは「痔」です。

痔は自覚症状がないケースを含めると半数近くの人が痔をもっていると言われているほど、珍しくはないものです。

痔は一種の炎症や傷なので、脱毛するリスクが高く、断られることがほとんどです。

まずは専門医にかかり、痔を治療してから脱毛するようにしましょう。

Oラインは自分で処理することがかなり難しく、トラブルの元なので全くおすすめできません。

痔があるけどムダ毛が気になると言って無理に自己処理するのもやめておきましょう。

VIOライン脱毛の素朴な疑問

VIOライン脱毛で気になる方が多い疑問について答えていきます。

VIOラインは何回で完了する?

何回で脱毛が完了するかは、肌や毛質、どこまでの状態にするかによっても違いがでます。

光脱毛だと12~15回が目安で、毛量によっては18回ほど必要になることがあります。

通う期間で言えば2年半~3年ほどかかると思っておきましょう。

レーザー脱毛は光脱毛に比べて1回あたりの効果が高いため、5~6回が目安です。

毛量によっては8回ほど必要になることもありますが、1年~1年半ほどで終わる方が多い傾向にあります。

痛みはあるの?

VIOラインは骨や粘膜に近いことから、痛みを感じやすいパーツです。

他のパーツと比較しても痛みは強いと思って覚悟しておきましょう。

痛みが苦手な方は、回数がかかってでも痛みが少ない光脱毛にするか、レーザー脱毛で麻酔を使ってもらうという選択肢があります。

また、近年は痛みがほとんどないと言われる最新脱毛技術も開発されていますので、そうした脱毛を最初から選ぶことも1つです。

処理するときの服装は?恥ずかしくないの?

VIOライン脱毛のときは、どのパーツを処理するにしても下着を脱ぐのが一般的です。

ただ、何も身につけない状態だとさすがに恥ずかしいため、紙のパンツを履いたり腰にガウン型のタオルを巻いたりして、少しずつめくりながら処理してくれます。

恥ずかしさを軽減するため、サロンやクリニック側で配慮してくれることがほとんどなので、「思ったよりは恥ずかしくなかった」と言う方も多いですよ。

VIOラインは特にデリケートなパーツであることから、特に慎重さが求められる脱毛です。

サロンやクリニックの方は脱毛に集中しているので、あまり気にしないでおきましょう。

脱毛日前の自己処理はどうするの?

VIOラインも他のパーツと同じように、脱毛日前の準備として自己処理をする必要があります。

脱毛日前1~2日を目安に、電気シェーバーで剃っておきましょう。

形を整えたい方はあらかじめデザインを決め、その形に剃るようにします。

脱毛サロンやクリニックによってはデザインプレートを渡してくれることもありますし、ネット通販などで安価で手に入ります。

形を整えるのが難しいと感じる方は購入してもいいでしょう。

形はそのままで毛量を抑えたい方は、初回のみ全部処理することが一般的です。

2回目以降は形を整えるケースと同様にデザインを決めて剃っておきます。

ハイジニーナにする方は回数問わず全部処理しておけばいいので分かりやすいですね。

そのほか、サロンやクリニックによってルールを設けている可能性もあります。

脱毛日前の自己処理については、サロンやクリニックの指示をよく聞き、疑問点はクリアにしておくようにしておきましょう。

最後に

いかがでしたか?今回はVIOラインをどこまで脱毛すべきかについて紹介しました。

VIOラインは処理しておくことでさまざまな利点がありますが、形やどこまで処理しておくのかは慎重に見極める必要があります。

自分の考えだけでなく、パートナーの意見も聞くなどして後悔のないように脱毛しましょう。

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