【異動】と【移動】の意味と使い方・由来や例文

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何かが動くことを「イドウする」と言います。

ただ、イドウという漢字には「移動」と「異動」があります。

どちらも同じ動くですが、動くものが違います。

移動は、「ある場所から違う場所へ移ること」を意味しています。

一方、異動は、「職場での地位や勤務などが変わること」を指します。

つまり、異動の場合は組織内での人事の変更などに使われます。

移動とは

「移動」は、何かがある場所からある場所に変わることを表します。

簡単に言えば、人や物が物理的に場所を変えることです。

例えば、「大阪へは飛行機で移動する」、「移動料金は経費で落とせる」などと使われます。

移動の「動」は動くということですが、「移」の文字には「位置や時間がずれていく」という意味があり、時間や場所が変わることを指します。

異動とは

会社やチームなどの組織の中で、部署や役職など、人事で動いた場合に「異動」が使われます。

例えば、「去年、営業から異動したばかりです」、「来月、コーチの人事異動があるそうだ」などと使われます。

ちなみに、異動は正式に辞令が下りた時に使われる言葉であり、異動命令が無い場合は異動と見做されず、単なる働く場所を移動しただけです。

異動の概念

異動という言葉は職場だけではなく、身近な場所でも使用されます。

例えば、住民票の「イドウ」も「異動」が使われます。

住民票をイドウする場合は、住民票という紙を移動するのではなく、管理する場所を異動することです。

また、金融市場で扱われる銘柄の「イドウ」も「異動」が使われます。

つまり、銘柄の管理場所が変わることになります。

物理的な変化と概念的な変化

移動は地図上の位置を変えることであり、異動は社内における人事的な変化を指しています。

移動と異動は同じ文章でも使用できますが、当然意味は全く異なります。

例えば、『10時までに本社に移動(異動)してくれ』と言われたとします。

移動の場合は、10時までに本社に行ってくれであり、異動の場合は、10時までに勤務先を本社に変えてくれとなります。

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