珍しい月を表わす表現として「スーパームーン」、「ストロベリームーン」、「ブルームーン」のような言い方があります。
「スーパームーン」は、地球に最も接近した状態の満月であり、「ストロベリームーン」は、イチゴの収穫時期である6月の満月を意味します。
「ブルームーン」は、1か月の中で満月が2度現れることを指します。
「スーパームーン」の意味
月は地球の周りを楕円形の気道を描きながら公転しているため、地球からの距離は一定ではありません。
「スーパームーン」は、月が地球に最接近した状態での満月のことを指します。
月は地球に約1年に一回のペースで最接近するため、「スーパームーン」は1年に1回くらいのペースで見られるということになります。
「スーパームーン」はアメリカの占星術家が命名しました。
「ストロベリームーン」の意味
「ストロベリームーン」は、いちごのような赤色の月という意味ではなく、イチゴの収穫時期である6月の満月を意味しています。
アメリカの先住民は、季節ごとの月に名前を付けていましたが、それが由来となっています。
同じようにアメリカの先住民の呼び方が由来となっているものとして4月の月を表わす「ピンクムーン」があります。
「ブルームーン」と意味
「ブルームーン」は、青い色の月を意味する訳ではなく、1か月の中で満月が2度現れることを表わします。
月は、平均29.5日のサイクルで満ち欠けを繰り返すので、一ヶ月のなかで2回満月が現われるのは、およそ2年半に1度しかない珍しい現象です。
「ブルームーン」という言葉は何が由来になっているのか、また誰が呼びがしたのかわかっていません。
特別な月を表わす言い方
「スーパームーン」、「ストロベリームーン」、「ブルームーン」の3つは、どれも特別な満月を指す言い方です。
最近ではこの3つの呼び方は、ニュースやSNSなどでも良く話題になっており、月の写真を撮ってSNSに載せることも流行っています。
3つの名称の違いや意味を良く理解していると月を見るのが楽しくなると思います。