子供相手の仕事というと、どんな職業を思い浮かべるでしょうか？
保育士や教師だけでなく、塾の講師やアミューズメント施設のスタッフなど、子供相手の仕事は無数にあります。
しかし、これらの仕事はただ子供を相手にするだけではありません。
子供が好きというだけではやっていけないことも多く、好きなだけでは適性があると言えないのです。
子供相手の仕事をしている人や、転職を考えている人は、一度適性を考えてみてはいかがでしょうか。
もしかすると向いていない可能性もあります。
それでは、子供相手の仕事が向かないのはどんな人なのか、特徴を見ていきましょう。
目次
子供相手の仕事が向いていないのはどんな人か
大人と接するのが苦手
子供相手の仕事は、子供と接するだけではありません。
子供を相手にするのですから、その保護者となる大人との関わりが必要不可欠となります。
大事な子供を預かっているため、保護者との信頼関係は非常に重要なものとなります。
信頼を築いていくために、コミュニケーションをとっていかなくてはなりません。
子供だけでなく、親や祖父母、同僚と、幅広い世代の人間と関わっていかなくてはならない仕事。
子供は好きだけど大人は苦手という人には、厳しい仕事であると言えるでしょう。
完璧主義の人
自分のやり方や考えを曲げられない、完璧主義のような人にも、子供相手の仕事は向いていないと言えます。
子供の動きは予想がつきません。
完璧や正解というものはなく、常に何が起こるかわからない予測不可能な世界です。
こういった子供の行動に対して柔軟に対応し、笑顔で楽しめるようでなければ、子供相手の仕事はストレスになるでしょう。
人前に出ることが苦手な人
子供相手の仕事は、人目に触れることが多いです。
授業参観や発表会などでは、子供たちだけでなく大人の前でも、話したり歌ったり踊ったりしなければなりません。
また、アミューズメント施設のスタッフも、常に人目にさらされています。
人前に出ることが苦手な人は、大きなストレスを抱えて仕事をする必要があるでしょう。
潔癖症の人
相手にする子供の年齢や施設によって差はありますが、子供というのは大人に比べて衛生面に対しての配慮ができていないことは当然ですよね。
小さい子供であれば、おねしょをすることもありますし、汚れた手のまま遊んだり物を食べたりすることもあります。
年齢が上がっても、運動会や体育の授業などでは汚れますし、手を洗わない子供もいるでしょう。
自分の子供であればある程度は我慢できても、他人では無理なこともありますよね。
小さなことに対して汚いと思ってしまうようでは、子供相手の仕事は務まらないでしょう。
体力に自信がない人
保育士や教師などは、体力勝負の仕事です。
一日中子供たちとともに走ったり遊んだりして、子供が帰れば事務作業などに追われて毎日残業です。
また、それ以外の職場も体力は必要です。
例えば、子供服売り場の店員。
子供が危険なことをしないか常に目を配らなければなりませんし、何かあればすぐに止める必要があります。
子供が触れるので、店内の掃除は意外に大変です。
どんな職場であっても、子供が関わってくるというのは体力が必要とされるということです。
子供相手の仕事が向いていなくても落ち込まないで！
今までご紹介した特徴に当てはまり、子供相手の仕事は向いていないと感じている人もいるのではないでしょうか。
もしかすると、「子供相手の仕事が向いていない＝人間的にダメ」だと思ってはいませんか？
そんなことはありません。
最初にお話ししたように、子供が好きというだけでは子供相手の仕事は務まりません。
子供は好きだけど、その仕事をしていく環境は向いていないというだけの話です。
子供相手の仕事ができなくても、子供を好きなことに変わりはありません。
人間的には全く問題ありませんから、落ち込む必要はないのです。
努力すれば克服できることもある
ここまで紹介した特徴に当てはまったからといって、子供相手の仕事を諦める必要はありません。
なぜなら、自分の努力次第で、克服できることはたくさんあるからです。
体力は鍛えればつけることができます。
完璧主義の人も、子供の特性を理解していけば、柔軟に対応できるようになるかもしれません。
人前が苦手な人も、何度も経験していくうちに慣れていくことはできます。
生まれ持った特性を変えることは難しいですが、考え方や努力次第で変えられることはあります。
頑張り次第で、向いている仕事にすることも可能なのです。
自分に合った仕事は転職エージェントで探そう
子供相手の仕事を探している人も、向いていないから別の仕事に転職したいという人も、転職エージェントを利用しましょう。
ハローワークや求人誌よりも豊富な求人の中から、希望に合った仕事を紹介してもらうことができます。
日程調整や条件交渉など、面倒なことも代わりに行ってくれます。
一人での転職活動よりも効率的ですし、採用確率も上がりますからぜひ活用しましょう。
登録、利用は無料です。
適性に合った仕事に就こう
自分が子供相手の仕事に向いているのかどうか、わかりましたか？
適性に合った仕事に就くことは、長く働いていくに当たって大切なことです。
自分の適性を見極めたうえで転職をしましょう。