仕事の人間関係が辛い時。楽になる考え方や対策法をご紹介。

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仕事をする上で欠かせなくなるのが人との関わり。避けては通れない道ですよね。

人付き合いが苦手な人にとっては

  • ちょっとしたミスでも責められると顔を合わせられなくなる
  • 飲み会などの賑やかな関わり方が苦手
  • 電話や営業など社内外の人としっかり話すのが苦手

といったように業務上問題があるくらいに追い詰められてしまうケースもあります。

せっかく入った職場でも、人間関係を理由に仕事がやりづらくなってしまっては本末転倒、本来は仕事をやりやすくするための人間関係ですから、そつなくこなすのがベストですよね。

どうしても人間関係が辛い、苦しいという社会人の方に向けて、楽になる考え方や具体的な施策、援助の方法をまとめてみましたのでぜひご覧ください。

ミスを責められると顔を合わせられなくなる

こうした状況に陥る方はけっこういらっしゃいます。

理由としては完璧主義であることが影響してしまって「完璧でない自分はもう無価値だ」という思考になってしまっているんですね。

ノーミスで仕事ができて当たり前、周りに尊敬されて当たり前、自分は仕事ができて当たり前、というような考え方は一見「デキる人」のようですが、実は自分や相手の首を締めているのです。

逆に、ミスなんて日常茶飯事、周りを尊敬して助け合おう、自分にできないことがたくさんあるからみんなに協力してもらおう、というような考え方をする方がいた場合、どちらと一緒に仕事をしたいと思うでしょうか。

また、いざ自分がミスをしたり誰かより劣っているとわかった場合、上記のように「完璧でない自分はもう無価値だ」と追い詰めてしまい逃げ道がありません。

こうした完璧主義的な思考は周囲から煙たがれる考え方でもあり、自分がミスをしたときの逃げ道を潰してしまう考え方でもあるのです。非常に危険で、息苦しいと言えるでしょう。

仕事は多くの場合チームプレイで動かすものです。こうしたワンマン的な考え方は、職人や個人事業主の方であればいざしらず、企業のいち従業員が抱えてもうまく働きません。

まずは自分のミスを認め、ミスはだれにでも起こりうると心から理解することが必要です。自分を許すところから初めて、次第に周りの人にも優しくなっていきましょう。

飲み会などの賑やかな関わり方が苦手

最近はこうした方も増えてきています。いわゆる「飲みニケーション」というやつですね。これが苦手な方も一定数いらっしゃいます。

企業の風土にもよりますが、やはり体育会系のノリが強い業種、職種であると飲み会や催しが多く、苦手な方にとっては苦痛を強いられることになりますよね。

休日くらい職場の人とは離れてのんびりしたい、と思う気持ちは重々分かるのですが、逆にこうした催しを通して職場の人と親密になることがストレス発散につながる方もいらっしゃるのです。

そうした方が多いからこそ会社も行事を行うわけですし、そこに文句をつけたところで何も変わりません。問題はそこではありません、行事に出席しないことで生まれる不利益をどう回避するか、に着目します。

行事に毎回出席しないとやはり「ノリが悪い」と思われてしまいますから、三回に一回くらいは出席しておくのが最善ではあります。

それすら苦痛だという方はいっそ「今後そうした行事には出たくない」と意思表明をしてしまうのもひとつです。

同僚も毎回出席の確認をせず済みますし、徐々に「あいつノリ悪いよな」という空気に変わっていくことを防げます。

代わりに「あいつは飲み会にも来ないやつ」というレッテルをいきなり貼られるわけですが、そこからが勝負です。

そもそも職場は仕事をする場所で、同僚はたまたま同じ職場に同じ期間に居合わせているだけの他人です。

あなたがなすべきことは同僚との関係構築ではありません。会社に利益を生み出し、その利益から給料をもらい、もっと大きな利益を上げて自分の給料を上げることです。

それなら、あなたは飲み会にいかない代わりに仕事に全力を注ぎましょう。

結果を出せば「ノリは悪いけど抜群に仕事ができるやつ」と一目置かれます。自分の要求だけ受け容れてもらうのは難しいですから、しっかり認められるような材料をあなた自身が持っておくことが肝心です。

もし結果を出しても「ノリが悪いから」という理由で悪口を言われたり、昇進の声がかからないような会社であれば見切りをつけましょう、あなたがどれだけそこで頑張ってもこの先認めてもらえる可能性は低いです。

また結果が出せないという場合は、その職場や仕事はあなたに合っていないのかもしれません。

IT関連であればそうした催しが少ない企業もたくさんありますし、自分の雰囲気にあった仕事を選ぶのもひとつの手ではないでしょうか。

電話や営業など社内外の人としっかり話すのが苦手

これは人見知りの方にとても多いですね。初対面の人と何を話せば良いのかわからなかったりして、しどろもどろしてしまう。関係構築がうまくいかずにぎこちないまま終わってしまう、といった具合です。

電話は顔が見えないぶん気楽ではありますが、やはり声から相手の表情や感情を想像して会話しなくてはなりませんから難易度も高いです。

営業は身なりや雰囲気から相手を察する能力も必要ですが、同時に自分をどう見せるか、という点にも気を配らなくてはならないためかなり器用でなければ思うように関係の構築ができませんよね。

人間との関わり方に直結する悩みではありますが、実はこうした悩みこそ解決しやすいのです。

知らない人と仲良くなるための秘訣は「ゴールからの逆算」

電話にせよ営業にせよ、関係を構築したあとに得たい結果があると思います。〇〇という商品を売る、とか、名前を覚えてもらう、といったものまで。なにかゴールがありますよね。

そのゴールにいる自分と相手を想像してみてください。相手はあなたとどんな会話をしていそうですか。

おそらく、うまく答えられないのではないでしょうか。うまく答えるためには「相手がどんな人で、何が好きで何が嫌いか」を把握していなければなりません。

そして相手に合わせた自分の人物像を持っており「相手にどのように話を振れば喜んで話してくれそうか」といった点についても想像が及んでいる必要があります。

逆にこの二つがうまく理解できていれば、上記の想像は瞬間的に浮かび上がると思います。

「ゴールの結果を得るとき、相手と私はどんな会話をしているのか」。他者理解の一つの指針として、この問いかけをいつでも行うようにしてみてください。

そうはいってもいきなりこんなことをできるわけもありませんから、思考の道筋を解説します。

ペルソナ作成法でだれとでも思い通りに関係構築できる

まずは、相手にとって好ましいペルソナ(人物像)を作成していきます。履歴書のような形で、名前や年齢、性格、好きな食べ物や座右の銘まで、細かく架空の人間を作り込んでいきます。

作っていく過程で、わからない点も出てくるでしょう。例えば年齢一つとっても「相手が好きな年齢」を知っておかなければいきなり躓いてしまいます。

おわかりいただけましたでしょうか。相手が好みそうなペルソナを作成するということは、相手にとって望ましい人間を思い浮かべるということで、それには相手に関して圧倒的な情報が必要となります。

人間関係を構築する上で相手の望む振る舞いをするのは大前提ですが、そのためには相手が何を好きか徹底的に知る必要があるのです。どうですか、会話のタネがたくさん思いつきませんか。

ここまでやり込もうと思えれば、どんな立場のどんな人に対しても臆することなくアプローチすることがデキると思います。恋愛や友情においてもこの方法は通用しますので、是非試してみてください。

どうしても人間関係が辛くて苦しいときは

上記のどれにもあてはまらない、どれを試しても改善されなそう、という方には心療内科の受診をおすすめします。

「そんな大げさな、病気じゃないんだし」と思われるでしょうが、病気じゃなくてもメンタルケアを怠ってはいけません。

それに、ネットで人間関係に関する悩みの解決を図っている時点ですでに「大げさ」ではありません。

世の中には飲み会や営業、電話などラクラクこなしてしまう人が大勢いますし、そうした人にとっては確かに「大げさ」かもしれませんが、あなたはきっとそうではないでしょう。

実は人間関係というのは「内的ワーキングモデル」という心理学的な理論によって、体系的に論じられています。

かいつまんで説明すると、人間は幼少期における養育者との関わりかたによって、人との付き合い方が定まってしまい、おとなになってもその基本的な人間関係のスタンスは変わらないというものです。

つまり、今あなたがなぜだか辛く、苦しい思いをしているのは、実はあなたのせいではない可能性が高いのです。

逆に、息をするようにイベント参加や営業をこなす人たちも、努力というより幼少期から続く人間関係のスタンスがうまく現代にハマっているだけだという捉え方ができてしまいます。

心療内科には、そうした日常の悩みや苦しみを吐き出すために専門的な知識を持った先生が勤務しています。

病気じゃないから、とタカをくくっていては改善しないこともあります。自分のせいではないのなら潔く諦めて、プロの手を借りるのはなんらおかしなことではありません。私達は自分で住む家を自分で建てません。数千万円を払ってプロに依頼しますよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

現代はストレス社会。そのうち半分以上を人間関係のストレスが占めているとも言われていますから、辛いと思ったならそのまま頑張り続けるのではなく、一度立ち止まって辛い理由を俯瞰してみると良いのではないでしょうか。

この記事に書かれている内容を参考に、あなたの明日が今日より少しでも楽になれるようなにか行動を起こしてみてくださいね。

それでは、ご覧いただきありがとうございました。

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