プログラミング的思考を身に付ければ日常生活や仕事でも役に立つ!

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プログラミング思考についての学習を文部科学省も推奨しており、今後はプログラミング思考を身につけることで成長する人が増える事が期待されます。

今回はプログラミング思考についてのお話をします。

はじめに

プログラミング思考を学ぶ前と後ではその後の人生観も変わってきます。

物事を把握する能力や、処理までの道のりの考え方を身につけることができるからです。

目の前の課題に対して解決までの道のりを考え、それを実行し、結果が納得いくものかを評価し、もっといいものはないかを考えられるというのは、まさしく計画→実行→評価→改善(PDCAサイクル)となるので、よりいいものを求められる能力がつけられます。

プログラミング思考とは料理や工作と似ている

そもそもプログラミング思考とは料理や工作と似ています。

例えば料理を作る際、出来上がるまでの準備や調理工程を考えていかなければなりません。

また何度も料理を繰り返すうちに効率のいい方法を考えたり、もっとおいしい料理にしたいときは材料や調理方法に工夫をします。

工作も一緒で、棚を作りたいとした時、どのくらいの大きさの棚が欲しいか、次に必要な材料はなにか、素材は木材がいいかアルミ製がいいか、完成したあとも仕切りを付け加えたりしたくなることもあるでしょう。

これらのようにどのように組み合わせたら希望のものができるか、必要なものは何か、さらにいい方法はないかを考える力がプログラミング思考です。

料理や工作の経験がある方は多いと思います。ということは誰もがプログラミング思考の力を持っており、プログラマーとしての才能はあるということになります。

学び始めるのに遅いは関係ない

小学校でも必修科目と話題になっているが、もう社会人でこれ以上学ぶことはないのでいまさら遅いという考えもうかぶかもしれませんが、学び始めるのに遅いことは一つもありません。

基礎学習も終えていて世の中の社会経験や知識がある人こそ、今の生活で必要とされるアプリケーションが何かを見つけ出す能力や行動力がすでにあるので想像力やひらめきも多く、プログラミング思考を学び始めたら人としても急成長できるのではないでしょうか。

論理的思考の中にプログラミング的思考がある

論理的思考は物事の処理、完成までの道筋を考えることが論理的思考です。

プログラミング的思考は、物事の道筋に対して最適な処理を考えることがプログラミング的思考です。

ということは、論理的に考えた道筋をプログラミングで一番いい方法で処理することであり、論理的思考の中にプログラミング的思考があることがわかります。

文系でもプログラミングはできる

プログラミングは論理的思考が必要だから、文系の方にはできないという考えもあるかと思いますが、プログラミングは誰でもできる可能性があります。

やり方のコツさえつかめれば、文系・理系関係なく素晴らしい作品ができることでしょう。

また理系にはない発想や視点からうまれるものは、世の中を動かすものが出来上がるかもしれません。

プログラミング思考は社会でも役立つ

プログラミング思考は社会でも役に立ちます。

例えば相手に自分のプレゼンテーションを受け入れてもらえるにはどうするのが良いのか、それはプレゼンをする相手にメリットを理解してもらうことです。

結論が出たところで次に必要なのは相手に対して心に響く説明ができるかどうかです。

相手の理解度をキャッチし、相手が信頼できる言葉を選びわかりやすく説明します。

ここでは語彙力・そして説明力が必要になります。この時点で重要なのは説明力と語彙力ということが見えてきました。

結論にたどり着くまでに、どうしたら良くなるのか?何が必要なのか?という道のりと次の課題ができます。

論理的に考えた道筋をプログラミングで一番いい方法で処理することと同じ考え方です。

この考え方は全体の把握できる力が身につき、全体を把握できる力は個人でもチームでも活躍できる人材となることと間違いないでしょう。

小学校で学ぶのはプログラミング技術ではありません

2020年から小学生もプログラミング授業が始まると話題になっておりますが、小学校で学ぶのはプログラミング技術ではなく、プログラミング思考です。

ブロックプログラミングというすでに作られた命令文を組み合わせ、物を動かしたり音を鳴らしたりするまでの道のりを考える力を学び、プログラミング思考を身につけます。

ですがこのブロックプログラミングは、現場で使われているようなJavaやRubyなどのプログラミング言語やエンジニアが行うコーディングとは違います。

プログラミング授業で学ぶプログラミング思考が、子供たちの成長にいい影響を与えることが期待されています。

教える人の人材不足

プログラミングを学ぶ事で人間的に成長ができ、新しいものが世の中に出ていくことはとても素晴らしいことです。

ですがそのプログラミングを教える人材が不足していることが今の課題となっております。

人口減少のうえ、エンジニア不足でもITの技術は日々進化しております。

逆手を取れば、プログラミング教育者としての仕事の募集も需要が今後増えるというチャンスでもあります。

プログラミング思考を学び、プログラミングの楽しさを世の中の人に伝えていく仕事もいかがでしょうか。

さいごに

いかがでしたでしょうか、プログラミング思考は日常生活の中でも仕事でも使える考え方でメリットも多いです。

これをお読みになっている方は少なからずプログラミングについて興味がある方ではないでしょうか。
プログラミング思考についてのお話でした。

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