2人目ができてからの育児。大変ですが心に余裕を持ちましょう

B!

[育児の体験談]
東京都 30歳主婦 子供2人 ミキさん

3歳と2歳になったばかりの女の子を育てています。今年の4月から2人とも保育園に通っています。

妊娠から出産まで

結婚してすぐ1人目を授かり、丸二ヶ月ほぼ寝たきりのつわりを経験しました。気持ち悪いのに吐けなくて一気に8キロ痩せました。

その後は順調に妊婦生活を送り破水からの自然分娩。出産の言葉にならない痛みを初めて経験しました。

初めてなので立ち会い出産にノリノリだった主人。私の痛み、苦しむ姿を見てもう立ち会いはいやだと言いっていました。

初めての育児

1人目育児はわからないことだらけで毎日ネット検索していました。色々な情報が載っているので見れば見るほど、何が正解なのか分からなくなったこともあります。

それでも、日に日に成長していく子供が可愛くてたまらなかったです。

2人目の妊娠

しばらくして2人目を妊娠しました。8ヶ月ぐらいから逆子になり、先生は「経産婦さんだから大丈夫だよ、戻るよ」と言ってくれたのですが努力した体操の結果むなしく、帝王切開になりました。

主人は安堵していました。立ち会わなくてすむと。

陣痛も死ぬほど痛いけど帝王切開でお腹を切るのも相当痛い。今まで大きな怪我もなく手術の経験もなかった私にはあの術後の痛みが辛かったです。

お腹は軽くなったけど痛い!動けないけど一日経てば強制的に動かないといけない。女の底力を出した瞬間でした。

帝王切開は一週間の入院でしたが退院する頃には痛みもほぼなくなりスタスタ歩けるようになりました。人間の体、回復力って本当にすごいですね。

2人育てることの難しさ

上の子は当時まだ1歳7ヶ月。まだまだ赤ちゃんで自分もかまってほしいのに、私はやっぱり2人目ばかりに目をやってしまって寂しい思いをさせてきたと思います。

兄弟のいるお母さんならみんな悩むところですよね。

ただでさえ睡眠不足でイライラしてるところに上の子への気遣い、怒ってはいけないと思いながらもイライラをぶつけてしまう。かわいそうなことをしてました。まだ2歳にもなっていなかったのに。

それでもお姉ちゃんは妹の面倒見が良く、いつも手伝ってくれます。今は下の子が2歳になったので2人で遊ぶのも上手になってきました。

ですが最近お姉ちゃんがかなりセンチメンタルです。いつも機嫌良く保育園に行っていたのに最近毎日シクシク泣きます。

「お母さん行かないで〜」と。最初はかわいそうでヨシヨシしながら優しくなだめていたのですが、日に日にイライラしてきました。毎朝毎朝ドタバタの中急いで準備して、それだけでもストレスなのに「泣くなー!!!」つい先日キレました。怒るとさらに泣いて悲惨でした。

ちなみに下の子は人見知りもなくいつもニコニコ穏やかで育てやすい時期です。

これが2人ともグズグズだったらと思うとこわいですね。ストレスでどうなるかわかりません。世のお母さんたちは育児のストレスをどうやってうまく解消しているのでしょうか?

まだまだ悩む日々が続きそうです。

心に余裕を持って楽しい育児をしよう

[育児の体験談]
愛知県、女性、39歳、専業主婦、子ども2人 タカコさん

私は2人の子ども(長女8歳・長男6歳)がいます。

初めての妊娠・出産で長女の時にはとても神経質になっていました。

育児本やインターネットでの情報を頼りに、母乳で育てなきゃ、赤ちゃんが泣いたらすぐに抱っこしてあげなくちゃ、オムツ交換ではお尻がかぶれないようにお湯を準備して毎回きれいに拭いていました。

夜9時や10時を過ぎても寝てくれないと、気持ちが焦りだし部屋中を抱っこして延々と歩き回りました。でも、今思うと赤ちゃんが眠れないのは当たり前です。

日々のリズムがまだ整っていない時期で、疲れていなければ眠くないし、お昼寝をたくさんしていればいつも通りの時間には眠れません。

第一母親が焦った気持ちで抱っこしているのが赤ちゃんにも伝わっていたんだと思います。そんなことも当時はわからずに、どうして寝てくれないの!と私が半泣きになっていました。

母乳育児の悩み

母乳育児にも悩みました。私が母乳の出づらい体質だったせいもあり、産婦人科の母乳外来へ通院したり、いい助産師さんがいると聞けば遠くまで母乳マッサージを受けに行ったりしました。

娘は産まれて間もないとてもかわいい時期でしたが、正しい育児をしなければという事に縛られすぎていました。

当時の記憶と言えば、いつも迷ったり不安がっている自分の姿しか目に浮かびません。もっとゆったりとした気持ちで、初めての育児を私自身も楽しめば良かったのにと、後悔しています。

2人目を出産して

その後、下の子を出産しました。その頃には娘はまだ2歳です。娘にもまだまだ手がかかる時期でしたし、赤ちゃんにばかり手をかけたくてもかけられませんでした。

赤ちゃんがギャーギャー泣いていても「ちょっと待ってね」と声だけかけて後回し。赤ちゃんはそろそろお腹がすいている時間とわかっていても、娘の食事の準備があれば、赤ちゃんにはすぐにあげられません。

待たせるだけ待たせて、ようやく母乳をあげるとよく飲んでくれました。いつもお腹がペコペコで必死で飲んでくれたので母乳だけで育てることができたのです。

寝かしつけも同じです。上の子は、お昼寝も夜もなかなか寝なくて毎回私のほうがくたくたになってしまうほど苦労していました。

でも下の子は、いつでもよく寝てくれました。お昼寝したくても、上の子のペースで動いていたので眠れませんし、日中もよく泣いたり動いていたので夜は疲れてすぐに寝てしまうという赤ちゃんでした。

初めての育児の頃のように、あんなに母乳にこだわらなくても、寝かすことに必死にならなくても、赤ちゃんは育つんだと思います。

2人の育児をしながら、本やインターネットなどの情報にとらわれず自分のペースで楽しみながら育児をすることが大切なんだと思いました。

お母さんが楽しんでいる気持ちは、愛情と一緒に、赤ちゃんにも伝わっていると思います。

最新の記事はこちらから