専業主婦で家事をしないなら、それはもう言語道断というか・・お疲れ様です。と旦那様に声をかけてあげたいぐらいです。でも、共働きなら「なぜ家事をしないのか」を聞いてあげる必要がありますよ。
- 本当に家事を「しない」のか
- 夫が求める家事レベルが高すぎるのではないか?
この2点を掘り下げていこうと思います。
目次
本当に家事をしないの?
共働きだとほぼ1日家にいません。そして子供がいないとなれば家の中ってそんなに汚れないしちらからないですよね。
そんな中「毎日掃除機かけてない」だの「トイレ掃除を週末しかしない」だの言われたらちょっと待てとなりませんか?
仕事から帰ってきて、寝るまでの時間は限られています。その中で家事の取捨選択は非常に大事なことですよね。
家事分担はどうしてますか?
我が家の場合で見てみましょうか。我が家は、夫の方が朝早いので出勤前に洗濯機のスイッチを入れておいてもらってます。
そうすることで、私は朝起きた瞬間干す事ができますよね。そのあとに朝ごはんを食べて、食洗機のスイッチを押して出勤します。
帰りも夫の方が早いので、夕飯の買い物と洗濯物の取り込みはやってくれているんです。そして、私が帰ったときに洗濯物をたたみ、夕飯作るのを手伝います。
そして、夕飯の片付けをしているときに、夫が気になれば簡単に掃除をすることもあります。こうやって書くと、ほぼ家事夫じゃん!と思うかもしれませんね。
でも、これは別に押し付けたわけではなく、話し合いの結果こうなりました。
「私家帰るの急いでも20時すぎるけど、ご飯どうする?」
こう聞いただけで夫は「僕作るよ」と言ってくれました。私が「やって」と言わなくても率先して「助け合おう」という気持ちを感じ取れると、私もなんとか手伝おうと思いますよね。
これが、私に100%家事を投げてくる夫だったらきっと最低限のことしかしないと思います。
夕食の片付けのあとはのんびりタイムになるでしょうね。休日だって夫は遊んでいるのに、妻だけ家事をするのはなんだか不公平な気がしませんか?
それが、休日に言わなくても掃除機をかけてくれる夫だったら、その時間私はお風呂掃除掃除しようかなとかトイレ掃除やろうかなと思えますよね。
「妻が家事をしない」と嘆くなら、自分自身の行動を一度振り返ってみてください。もし、十分やってるというなら、奥様に一度「家事についてどう思っているか」を聞いてみてください。
家事はやってると思っている
家事のやってる・やってないは個人差がかなりある部分です。掃除なんて週に1回で十分だという人もいれば、毎日やらないと気が済まない人もいますよね。
夫が掃除は毎日やらなきゃと思っているとします。でも妻は平日は掃除なんていらないでしょと思ってるとします。そうなると、「家事をやらない」と夫は思ったとしても、妻目線で見ると「家事は十分にやっている」となると思いませんか?
妻に「なんで家事やらないの?」と聞いて家事レベルをすり合わせたのにやってくれないなら、さらなる話し合いが必要です。でも、共働きで生活費もお互いに入れている関係であれば、妻ばかりに家事をやらせるのは違うと思います。
「僕は激務だから・・」
共働きなのに、なぜ妻ばかりが家事をやらないといけないのか?の話になると夫はだいたい「僕は激務だから・・」といいますよね。
でも妻だって仕事のストレスや仕事が激務かもしれないですよね?会社での様子はみたわけじゃないので、「妻の方が早く帰ってくる=仕事が楽」とするのは喧嘩の元なのでやめた方がいいです。
夫の求める家事レベルが高すぎないですか?
これは、私も最低限の家事でいいじゃないと思う人なので、高い家事レベルを求める人とは暮らせないなと思います。
我が家は今1歳後半の子供がいます。なので、家の中はぐちゃぐちゃに散らかっています。例えば、この状態を夫が帰ってくるまでに片付けないとダメってなると、私も子供もストレスが半端ないです。
「仕事から帰ってきて家が散らかっているとストレスだ」
こんな夫からの声をよく聞きます。大人から見れば無造作に散らかっている状態でも、1歳の子供からすればなんか意味があることもあるんです。
まだ遊んでいるおもちゃを常に片付けられると子供は泣きますし、片付けても片付けても散らかされる無間地獄はママにとってとてもストレスです。
それなら、夜寝る前に片付けると決めて、それ以外の時間は放置と決めてしまった方が子供もママもストレスなく過ごせます。
それを「妻が片付けない」と言われたら私なら「じゃあ夫がやればいいじゃん」と冷たく言ってしまいそうです。
子供が小さいうちは諦めて。共働きで子供が小さいと、ママの負担は半端じゃないです。仕事が終わったら保育園に迎え〜寝かしつけまで休まる暇はないです。
ママがご飯の支度をしている間、子供が1人でおもちゃで遊んでいるならそんなありがたいことはないですよね。
それなのに、整理整頓・食事準備・お風呂の準備などなど夫の希望通りになっていないからって「家事ができていない」と言われたらたまらんですよ。
うちもですが、ご飯を作っていると足元に「だっこー!」ってまとわりついてくるので、危ないったらないんです。何をするにも構って構ってとなるので、家事をするのは大変で一息つく間もなかなか取れないのが現実です。
子供が小さいうちは、家の中の主役は子供です。子供が楽しそうにしているならそれでOKと考えてあげてください。
「何かやることある?」と優しく聞いてみて
家事ができていないと愚痴る気持ちもわかります。わかりますが、奥様なりに一生懸命やっているとしたらどうでしょうか?
逆に「なんで手伝ってくれないの?」と思われてるかもしれません。女性は共感して欲しくて、察してほしい生き物だと専門家の人がテレビで言っていました。
「手伝おうか?」というと「なんで他人事なの?」と怒られてしまうかもしれないので、「僕に何かできることはある?」と聞いてみてください。
奥様から「ありがとう」と言われるかもしれませんよ。
気になるなら何も言わずにやってみて
普段家事をしない旦那様なら、奥様の手が回ってないなと感じる箇所を自分からやってみてください。もちろん、終わった後「やってあげたよ?」はNGです。
しれっと何も言わず家事をやっても気づかれなかったらいやだという人がいます。気づかれなくても、それを何回かやっているうちに必ず気づきます。
その時に、「やったよアピール」もなく家事をこなしてくれた夫にとても感謝することだと思います。
私の周りだけかもですが、「家事をやらない」のではなく「やりたくても手が回らない」という人が圧倒的に多いのです。
- 仕事で疲れてて気力がない
- 帰宅して最低限のことをやったらもう遅い時間になっている
- 気になる箇所はあるけど、ついつい後回しにしてしまう
こんな声が多いので、「アピール」なしに家事をやってみると見える景色が変わってくるかもしれないですよ。
まとめ
家事分担や家事レベルには個人差がかなりあります。そのため、夫が求める家事レベルと妻が考えている家事レベルのすり合わせから始めましょう。
多くを求める側が妥協してあげることも大切です。思いやりを持って接することで、イライラすることも減ると思います。共働きには助け合いが必須なので、優しく声をかけてみてください。