顔の中でも印象を大きく左右する眉毛。
大人になって眉毛の処理を一度もしたことがない方は少ないのではないでしょうか。
目の近くは人から視線を浴びやすいため、気が抜けない箇所でもあります。
眉毛の脱毛は自己流でやりがちですが、実は注意が必要な箇所。
さらに、脱毛サロンやクリニック、家庭用脱毛器などでできるのかも気になりますよね。
そこで今回は、眉毛まわりの脱毛について、自己処理での注意点や自己処理以外の方法を紹介します。
目次
眉毛の素朴な疑問と自己処理の注意点
まずは、眉毛についての疑問や自己処理の際の注意点をお話します。
自己流でやってきた方は、どのくらいの頻度で処理すればいいのか、何に気をつければいいのかを知っておきましょう。
眉毛の処理はどれくらいしている?
眉毛まわりの処理は、早い人で3日に1回、1週間に1回という方も多いです。
もともと眉毛が薄いなら、2~3週間に1回で十分足りる人もいますよ。
毎日処理している方はやり過ぎです。
眉毛まわりは皮膚が薄く、慎重に処理しないと傷つきやすい部分でもあります。
あまり頻繁に処理するより、気づいたときに少し整える程度の方がいいでしょう。
眉毛なんて見ているの?
自分の眉毛はどれくらい人に見られているのでしょうか。
眉毛そのものを見ているというより、眉毛によって印象ががらりと変わるため、「どこが変わったのだろう?」と、顔全体に注目することになります。
結果的に眉毛に目がいきやすく、形や色、ムダな毛の部分が気になるのでしょう。
汗や皮脂で眉尻が短くなってしまうのも、案外周りは気づいているはずです。
毛抜きで1本ずつ抜くときの注意点
眉毛まわりの毛でも、太く濃い毛があると、つい強く引っ張ってしまうことがあります。
しかし皮膚への負担は大きく、頻繁に処理し続けると、まぶたがたるんでしまうリスクもあります。
無理に抜いた毛穴から出血し、色素沈着をおこしてしまう場合もあります。
毛抜きはできるだけ使わない方向で処理し、どうしても必要な場合だけそっと抜くようにしましょう。
カミソリで剃るときの注意点
もっとも手軽な方法がカミソリで剃ることです。
眉毛まわりに限らず、産毛を剃ることで、肌が明るく綺麗に見せる効果もありますので、適度なお手入れは必要でしょう。
注意点は、乾燥した皮膚にカミソリを当てないことです。
お風呂上がりや蒸しタオルをあてた後のしっとりしたお肌におこないましょう。
さらに、顔用のクリームを塗ってから処理することも重要です。
同じ箇所を剃らないように、優しくなでるように剃るのがポイントです。
電気シェーバーを使うときの注意点
カミソリよりさらに安全でおすすめなのが電気シェーバーです。
深剃りがなく皮膚を傷つけにくいので、1つ持っておくといいでしょう。
フェイス用の電気シェーバーでもいいのですが、眉用の電気シェーバーの方がヘッドが小さく、コームがついているタイプもあるため眉毛処理に使いやすいです。
ただし、替刃はこまめに交換するか、本体ごと買い替えるなどして、清潔な状態を保つようにしましょう。
本体ごと買っても1,000~2,000円ほどなので、細菌が入って肌トラブルになり、治療費がかかるよりずっと安く済みます。
電気シェーバーを使うときも、乾燥した肌ではなく保湿をおこなってからにしましょう。
自分で眉毛を上手に処理する方法
自分で眉毛を上手に処理するにはポイントがあります。
眉毛をいきなり処理すると、形がだんだん変わってしまったり、残すべき毛を処理してしまったりと、失敗につながりやすいです。
正しい方法で処理することでいつも同じ美しい形を保つことができますよ。
自分で眉毛を処理するために必要な道具
まずは必要な道具をそろえます。
眉毛は繊細な部分なので、専用の道具があった方が上手にできます。
どれもそれほど高いものではありませんし、ずっと使えるので、できれば揃えておくことをおすすめします。
道具は以下のものがあるといいでしょう。
- 眉毛用の電気シェーバー
- 眉毛カットはさみ
- ピンセット
- スクリューブラシ
- 眉毛コーム
眉毛処理のステップ
具体的には以下のステップでおこないましょう。
- 1.スクリューブラシで眉毛の形と毛流れを整える
- 2.理想の形からはみ出している毛はカットする
- 3.眉毛の量が多い人はコームを使ってはみ出た部分をカットする
- 4.産毛や抜きにくい毛は優しく剃る
- 5.明らかに不要な毛だけ抜く
眉毛処理のポイント
上手に形を整えるのが苦手な方は、すっぴんではなく、眉毛を描いた状態で処理するようにしましょう。
描いてある部分は処理すべき場所ではないので、細く薄くなり過ぎるのを防ぐことができます。
また、眉毛の上の部分はできるだけ処理せず、眉毛の下の毛を主に処理するようなイメージでいると、ナチュラルさを保つことができます。
明らかに描いたような不自然な眉より、ふんわり自然な眉の方が男女ともに人気が高いです。
眉毛脱毛をプロにやってもらうという選択肢
体の脱毛は今や当たり前におこなわれていますが、眉毛の脱毛はどうでしょうか。
プロを頼れば安全かつ綺麗に眉毛の脱毛をしてくれるのかが気になりますよね。
ここからは、眉毛脱毛をプロにやってもらうという選択肢についてのお話です。
眉毛脱毛はできる場所が少ない
眉毛の処理が面倒な場合、脱毛サロンを頼ればいいと思うかもしれません。
しかし、脱毛サロンでは眉毛脱毛をやってもらうことは難しいです。
理由は、照射力の強い光をあてる方法になるため、目の近くにある眉毛に施術するのは危険だからです。
大切な網膜に負担がかかり、万が一の視力低下や失明リスクがある眉毛脱毛は、普通の脱毛サロンでは避けられているのが現状です。
では、医療レーザー脱毛はどうでしょうか。
強い照射力をともなうためやってもらえる場所は限られていますが、医師がいることもあり、やってもらえるクリニックもあります。
もちろん、専用のゴーグルなどで目を保護した状態で施術してもらえます。
医療機関で眉毛脱毛すると起きる可能性があること
医療脱毛は、一般的に光脱毛より痛みが強いと言われます。
医療従事者しか扱えない強い照射力の機械を使うからです。
痛みが不安な方はカウンセリングで伝えておくこと、無理に脱毛せず自己処理でとどめておくことも必要です。
医師がすぐに対処してくれる医療脱毛ですが、処理後には皮膚が赤くなってしまうこともあります。
通常数日経てばおさまることがほとんどですが、大事な予定がある前の脱毛は避けた方が無難ですね。
ニードル脱毛なら可能
医療脱毛をできる場所が近くにない場合はどうすればいいでしょうか。
一般的な光脱毛ではなく、毛穴に針を刺しておこなうニードル脱毛なら、光を照射しないで処理できるため、眉毛脱毛に対応してくれるサロンもあります。
ただ、光脱毛に比べてニードル脱毛は非常に痛みが強いことでも知られています。
少しでも痛みが苦手な方にはおすすめできないと言えるでしょう。
ワックス脱毛はどうか
一部のサロンではワックス脱毛を眉毛に取り入れているところがあります。
医療脱毛のように毛が生えてこなくなるわけではありませんが、次に生えてくるまでに1ヶ月ほど空くと言われ、手軽さから挑戦する人もいるようです。
しかし、ただでさえ刺激が強いワックス脱毛。
眉毛まわりは非常にデリケートな部分ですから、無理に引っ張るこの方法はおすすめできません。
本格脱毛は眉毛の形を変えにくくなる
医療レーザー脱毛やニードル脱毛で眉毛の脱毛をしてもらうことは可能ですが、本格的な脱毛だと毛が気にならなく一方で、眉毛の形を変えにくくなるというデメリットがあります。
眉毛にもトレンドがあります。
一昔前は細く整った眉毛が流行っていましたが、ここ最近はある程度ナチュラルな太め眉毛が主流です。
眉毛の形一つで顔全体の印象が古くさくなったり、今っぽくなったりします。
明らかに不要な毛以外は脱毛しない、ある程度太めに戻せる範囲に抑えておくといったことも大切です。
ケノンの眉毛脱毛なら自分でできて安全
サロンやクリニックでの本格脱毛より手軽でおすすめなのが、ケノンという家庭用脱毛器を使うことです。
ケノンは電気店などには置いておらず、口コミで人気が広がった日本製の脱毛器として、家庭用脱毛器の中で高い人気を誇ってます。
ワキや腕など体の脱毛に使える機器ですが、これに眉毛脱毛器がついてくるのです。
注意が必要なのは、本体の脱毛器で眉毛脱毛はできない点です。
ケノンも光を照射する脱毛器なので、本体で眉毛を脱毛すると危険です。
付属の眉毛脱毛器なら電気で毛に刺激を与えて抜く仕組みなので安全。
ケノンの場合も、使い続けるとだんだん眉毛が生えにくくなるため、眉毛の形にある程度余裕を持たせて処理するようにしましょう。
最後に
いかがでしたか?今回は、眉毛まわりの脱毛について紹介しました。
自己処理でやることが多い箇所ですが、眉毛まわりはとてもデリケートですから、優しく慎重に処理したいですね。
サロンやクリニック、家庭用脱毛器での脱毛を考えている方は、注意点をよく理解してから選ぶようにしましょう。