ムダ毛を薄くする方法6選!効果のほどは?デメリットはないの?

「濃いムダ毛が薄くなったらいいのに...。」と思ったことはないでしょうか。

ムダ毛さえなければ日々の自己処理に追われる必要もなく、毛深い悩みに頭を抱えることもありませんよね。

実はムダ毛は薄くすることが可能だと言われており、その方法は複数あります。

気になるのは効果。

どんな方法で、ムダ毛を薄くする効果はどの程度期待できるのかを知っておきましょう。

今回は、ムダ毛を薄くすると言われている方法と効果を紹介していきます。

1.外部からの刺激を減らす

体毛は本来、体を外的刺激から守るために生えていると言われています。

環境の変化により体毛の必要性は薄れてきているものの、毛が濃くなる、薄くなるといったことに外部の刺激は少なからず影響しています。

たとえば、ケガや傷ができた部分だけ、無理なムダ毛処理で肌に負担をかけ続けた部分だけ毛が濃くなることがあります。

紫外線が刺激となり、秋冬より春夏の方が、毛が濃くなることもあります。

外部からの刺激を極力減らすことでムダ毛を薄くすることは可能だと言えます。

刺激を減らすことの効果

ケガや傷ができた部分の毛が濃くなってしまったけれど、ケガや傷が治るとともに毛も薄くなることはあります。

外的刺激がなくなったことで、多くの毛を必要とはしないからです。

同じように、ムダ毛の自己処理をやめた結果、自己処理をしていたときよりはムダ毛が薄くなることはあります。

ただ、もともとの毛の量より少なくなるということはあまり考えられず、遺伝などで昔から毛が濃かった人にまで効果は期待できません。

外的刺激を減らすことは、毛を薄くするというより、毛を濃くしないための対策だと言えるでしょう。

刺激を減らすことのメリット

外部からの刺激は毛だけでなく肌への影響も大きいため、できるだけ刺激を減らすのはいいことです。

肌に傷がなければ色素沈着も起こりにくいですし、雑菌が繁殖してポツポツができるリスクも減ります。

紫外線をシャットアウトすれば美白、美肌、アンチエイジングにも期待できるでしょう。

刺激を減らすことのデメリット

外部からの刺激を減らすデメリットは特にありませんが、刺激が怖いからと言って日常の行動に制限をかけてしまうのも考えものです。

太陽の光を浴びる、体を思いきり動かすことの健康効果もありますので、あまり神経質にならないことです。

刺激を減らそうとするのであれば、ムダ毛の自己処理方法に注意し、肌への負担が少ない方法を選ぶといいでしょう。

2.ホルモンバランスを整える

体毛の濃さには、男性ホルモンの多さが影響しています。

女性にも男性ホルモンが存在しますが、そのバランスが重要です。

男性ホルモンが増えたり、女性ホルモンが減ったりすることで、男性ホルモンが優位に働き、体毛が濃くなることがあるのです。

女性はホルモンバランスを整えることで、過度に男性ホルモンが優位にならず、毛を薄くする効果が期待できます。

ホルモンバランスを整えることにつながるのは、具体的に以下のようなことです。

  • バランスのいい食事を摂る
  • 過度なダイエットをしない
  • 煙草を吸わない
  • 体を冷やさない
  • 質のいい睡眠をとる
  • ストレスを溜めこまない
  • 適度な運動をする

生活習慣の見直しが何より重要だと言えるでしょう。

ホルモンバランスを整えることの効果

体の内側からホルモンバランスを整えることで、毛が濃い体質を変えることは可能です。

特に、昔は毛がそれほど濃くなかったのに、最近濃くなった気がする方は、ホルモンバランスの乱れが原因かもしれません。

生活を整えていくことで自然と元に戻ることはあり得ます。

毛を薄くする即効性はありませんが、気づいたときには毛が薄くなった気がする、という可能性があるでしょう。

ホルモンバランスを整えるメリット

ホルモンバランスを整えることは、毛を薄くする効果だけでなく、女性にとってさまざまないい影響があるとされています。

たとえば、以下は代表的なもので、女性が追い求めているものの多くに影響があると言えるでしょう。

  • 肌の水分量が増えてプルプル肌になる
  • 太くてツヤやコシのある髪の毛になる
  • 女性らしいボディラインが作られる
  • 生理痛や経血量が軽減される
  • 妊娠中のつわりや更年期障害が軽くなる
  • 体調がよくなり気持ちも前向きになる

ホルモンバランスを整えるデメリット

ホルモンバランスを整えることのデメリットはなく、女性の美容と健康のために欠かせない行為です。

しいて言えば、女性ホルモンを増やそうとし、大豆イソフラボンを摂取しすぎる人がいますが、大量に摂ればいいというものではありません。

1日の摂取目安量は75mg。

和食を好んで食べる方はサプリメントなどをあえて摂らなくても、必要量はカバーしていることが多いです。

イソフラボン過多になると、ホルモンバランスが逆に崩れてしまったり、女性ホルモンと関係する疾患に影響を与えてしまったりする恐れもあります。

3.抑毛アイテムを使う

市販されているアイテムを使ってムダ毛を薄くする方法もあります。

抑毛効果があるとされているもので、抑毛ローション、抑毛ジェル、抑毛石鹸などがあります。

これらの多くには、女性ホルモンに似た働きをすることが分かっている「大豆イソフラボン」が含まれており、その成分で抑毛効果が期待できます。

抑毛アイテムの効果

大豆イソフラボンは、体内に摂りいれるより、肌に直接働きかけた方が効果は高いと言われています。

その意味では、抑毛ローションやジェル、石鹸は、食事でイソフラボンを摂取する以上に、ムダ毛を薄くする効果が期待できます。

実際、抑毛アイテムは人気が高く、口コミで「使い続けたら毛が薄くなった!」と評価する人も大勢います。

抑毛アイテムのメリット

イソフラボンは肌に優しく、美肌効果も期待できることから、抑毛アイテムだけでなく、顔用化粧水などにも使われています。

安心して使いやすいうえに、抑毛ができなかったとしても、肌のキメが整うなどの美肌効果もあります。

いつもの化粧水や保湿液代わりに使うことができ、毎日のケアに無理なく取り入れられるのもメリットです。

抑毛アイテムのデメリット

抑毛アイテムの効果には個人差が大きく、1ヶ月で効果がでた人から、半年使ってほとんど効果を実感できない人もいます。

肌に優しい分、じっくり長期間使う必要もあるため、即効性を求める方や剛毛の方にはあまり向いていません。

4.ブラジリアンワックスを使う

はちみつなどを原料としたワックスを肌に塗り、シートを貼って引き剥がす方法です。

広範囲を一度に処理できることと、根本から毛を抜ける仕上がりのよさから、若い男女を中心に人気が高く、専用キットがネットなどで手軽に購入できます。

自分でするのが難しい方のために、ブラジリアンワックスの専用サロンもあります。

ブラジリアンワックスの効果

カミソリやシェーバーで剃るのと違い、ブラジリアンワックスは毛を根本から引き抜くため、処理と処理の間隔をあけることができます。

ただし、あくまでも除毛なので、基本的にはムダ毛を薄くする方法ではありません。

ブラジリアンワックスのメリット

ブラジリアンワックスは、毛が細くなり、次に生えてくるまでに時間がかかるようになると言われることもあります。

実際にそのような口コミは多く、脱毛効果まであると言う人もいるほどです。

ただし、ブラジリアンワックスで毛が細くなったり、生えるのが遅くなったりすることに医学的根拠はありません。

ブラジリアンワックスのデメリット

シートを剥がす際には強い痛みが伴い、肌ダメージは相当なものです。

肌が赤くなる、ニキビのようなポツポツができるなど、さまざまな肌トラブルが起こるリスクがあります。

ムダ毛を薄くしていくというよりは、一時的な処理方法だと言えます。

5.家庭用脱毛器を使う

脱毛サロンやクリニックで使われている脱毛器を家庭で安全に使えるようにされたものが、家庭用脱毛器です。

家庭用脱毛器を使い続けることで脱毛効果があり、ムダ毛を薄くすることができます。

家庭用脱毛器の効果

光やレーザーを使った家庭用脱毛器は脱毛を目的としたものですから、一定期間使えばムダ毛が薄くなる効果が見込めます。

ただし、サーミコンタイプや巻き取りタイプのように、脱毛ではなく除毛を目的としたものもあり、そちらではムダ毛を薄くすることはできません。

毛根細胞に働きかける仕組みがあるタイプであれば、ムダ毛は徐々に薄くなっていきます。

家庭用脱毛器のメリット

家庭用脱毛器は自宅でいつでも使うことができ、他人に毛や体を見られることもありません。

脱毛サロンやクリニックに行く時間が取れない人や、他人に脱毛してもらうことが恥ずかしいと感じる人に適しています。

また、5~7万円ほどで購入でき、繰り返し使うものなので、コスパのよさもメリットでしょう。

家庭用脱毛器のデメリット

家庭用脱毛器は素人でも安全に使えるように、出力パワーが弱いです。

1度でムダ毛が薄くなることは少なく、こまめに処理しないと効果を実感しにくいため、気長に使い続ける必要があります。

ムダ毛をできるだけ早く薄くしたい方には向いていません。

また、万が一肌トラブルが起きたとき、自分で応急処置をするか、皮膚科を探して行くことが必要になります。

肌トラブルの対応を迅速におこないたい方は、医師のいるクリニックで脱毛してもらった方がいいでしょう。

6.サロンやクリニックで脱毛する

脱毛サロンやクリニックで脱毛すれば、ムダ毛は徐々に薄くなっていき、最終的にはほとんど自己処理が不要になります。

高い、痛いといったイメージがあった脱毛ですが、近年は格安で、痛みが少ない脱毛が非常に増えています。

現在主流の脱毛は、脱毛サロンでおこなわれる光脱毛と、クリニックでおこなわれるレーザー脱毛になります。

サロンやクリニックで脱毛する効果

サロンやクリニックでの本格脱毛は、ムダ毛を薄くするだけでなく、毛がほぼ生えてこない状態にまで仕上げることが可能です。

20年、30年先まで効果が継続することも実証されており、ほかの方法に比べて格段に効果が高い方法です。

サロンやクリニックで脱毛するメリット

ムダ毛が薄くなるだけでなく、面倒な自己処理が不要になります。

うっかり処理を忘れて慌てたり、忙しいときに頑張って処理したりといった必要はありません。

自己処理から解放されることで、肌トラブルがなくなり、肌が美しくなります。

毛穴がきゅっと引き締まることでキメが整い、色素沈着を防いで肌のトーンがアップします。

サロンやクリニックで脱毛するデメリット

初期費用がかかることと、2~3年の間脱毛に通い続けることがデメリットです。

月額料金制や分割などに対応しているサロンやクリニックを選ぶこと、2~3年の間はモチベーションを保って通うことが必要です。

忙しくて脱毛に通う時間がない方は、家庭用脱毛器を使うか、光脱毛ではなく、1度で高い効果が得られるレーザー脱毛を選ぶのも1つです。

最後に

いかがでしたか?今回はムダ毛を薄くする方法を6つ紹介しました。

今あるムダ毛を薄くすることができたら、女性としての悩みも1つ減るというものです。

効果のほどには個人差がありますが、自分にあった方法を見つけることが大切です。

ムダ毛を薄くして毛が濃い悩みから解放されましょう。

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