お腹やへそまわりにムダ毛が生えている!
お風呂に入ったときや水着の試着をするときに、お腹の毛が急に気になることがあります。
お腹の毛は人によって、ごくわずかな産毛程度の方から、男性並みにフサフサしており、渦を巻いている人までさまざま。
目で見てすぐに分かるくらいのお腹の毛なら、早めに脱毛しておくメリットは大きいですよ。
今回は、お腹のムダ毛に着目し、気になるシーンや脱毛の疑問、注意点などを紹介します。
ある日突然お腹の毛が濃くなる?
お腹の毛は、気づいたら突然濃くなっていることがあり、誰にも相談できずに悩む女性も少なくありません。
お腹の毛が濃くなる主な原因は、ホルモンバランスの乱れによるものとされています。
ホルモンバランスを整えることを第一に考え、それでも元に戻らなければ脱毛などの効果が高い方法を検討することになります。
思春期や妊娠中はあまり気にしないこと
思春期や妊娠時にはホルモンバランスが乱れるため、お腹の毛が増える女性が多いと言われています。
思春期はまだホルモンバランスが安定しておらず、脱毛時期としては不向きなので、電気シェーバーなどで優しく処理するようにしましょう。
妊娠時にお腹の毛が濃くなるのはよくありますが、出産してしばらくすると元に戻ることがほとんどなので、気にせず待っておくのが一番です。
ただ、稀に出産したあともお腹の毛が元に戻らない人もいるようです。
その場合は、ホルモンバランスが整ってから脱毛することも視野にいれましょう。
ホルモンバランスを整える生活を意識する
思春期や妊娠時など特定の時期になくても、ストレスや生活習慣や食事などによってホルモンバランスはすぐに乱れてしまいます。
規則正しい生活を送り、こまめにストレスを発散するなどしてバランスを整える工夫をしましょう。
それでもお腹の毛が薄くならない場合は、もともと濃い可能性もあります。
生活を整えるのと同時進行で脱毛も検討しましょう。
遺伝はどうすることもできないので脱毛を
遺伝によってもともとお腹の毛が濃い人もいます。
親族の中に毛深い人がいれば遺伝の可能性もありますが、遺伝を悔やんでも仕方がありませんので、前向きに毛をなくす方向で考えるのがベストです。
脱毛通いや家庭用脱毛器でじっくり働きかけていきましょう。
お腹のムダ毛が気になるシーン
お腹は衣服で隠れており、普段人に見られることがほとんどないパーツです。
そもそもお腹のムダ毛処理なんて必要ないのでは?と考える方もいるでしょう。
確かにお腹は、腕や脚などに比べて人目に触れる機会が少ないですが、その分ピンポイントではかなり気になることがあるパーツです。
お腹のムダ毛が気になるシーンを見ていきましょう。
健診や人間ドッグ
お腹のムダ毛でよくある恥ずかしい場面が健康診断や人間ドッグ、妊婦健診です。
これまで人にお腹を見られる機会などなかった方でも、医師や看護師に見られる場面で急に気になるもの。
もっと早い段階で脱毛しておけばよかったと感じる方も多いですよ。
マタニティフォトの撮影
海外では一般的なマタニティフォト。
日本でも、モデルやタレントなどから人気に火がつき、一般の方でも一生の記念にとマタニティフォトをするケースが増えています。
マタニティフォトでは大きなお腹が主役なので、お腹の毛が当然気になります。
妊娠中は脱毛できないため、自己処理することになりますが、お腹が見えにくく、肌が荒れてしまうなどしてきれいに見えないことも。
妊娠する前にお腹脱毛をしておけば安心です。
水着やへそだしトップスを着るとき
海水浴やプールへ行くとき、ジムやヨガへ行くときなどに、水着やへそだしトップスを着ることがあります。
普段のファッションではお腹が見えることはなくても、イベントやトレーニングのときには十分考えられる服装ですね。
小さなお子様がいる方も、付き添いでプールに行くことがあるでしょう。
最近は鍛えた腹筋をSNSにアップする方も多いですが、腹筋だけでなく毛にも注目されている点は忘れないでおきたいです。
彼氏や旦那に見られるとき
彼氏や旦那と旅行に行く、一緒にお風呂に入るときなど、お腹の毛を指摘されることがあります。
男性は女性のお腹に毛が生えているなどと思っていませんので、引かれてしまう可能性も。
普段は気にならないお腹の毛も、好きな人にだけには知られたくないですよね。
子供が面白がる
小さな子供と着替えをするとき、お風呂に入るとき、お腹に毛があると子供が面白がって見てくることがあります。
その場だけで済めばいいのですが、「うちのママお腹に毛が生えているんだよ。」と保育園で言ってしまい、恥ずかしい思いをしたなんてエピソードも。
子供は自分とは違う大人の体に興味津々なので、隠すことは難しいかもしれません。
お腹脱毛は若いうちにやっておくのがいい
お腹の毛は妊娠や育児中に気になることを考えても、できるだけ早いうちにやっておく方がいい脱毛になります。
その方がお腹の毛が気になるシーンを劇的に減らすことができ、脱毛してよかったと、より感じることができるからです。
妊娠してからでは脱毛ができなくなってしまうので、独身中や子供がいない間に脱毛しておくことをおすすめします。
お腹の毛を自己処理するリスク
お腹の毛は主には産毛なので、脱毛するほどではないと考える方もいるでしょう。
実際、お腹の毛は自己処理で済ます女性は多いです。
しかし、お腹の毛を自己処理するにはリスクも伴います。
肌トラブルが起きてしまう
カミソリ負けが起きる、除毛クリームで赤くなる、毛抜きで埋没毛ができるなど、自己処理にはあらゆる肌トラブルが考えられます。
お腹の毛を処理するときは、お腹を誰かに見られる前の準備というケースが多いですが、肌トラブルが起きてしまえば意味がありません。
毛がなくても人には見せられない汚いお腹になってしまいます。
ブツブツや黒ずみができる
自己処理の刺激や雑菌が入りこむことで、赤や黒のブツブツができてしまい、放置することで黒ずみや色素沈着につながります。
本来色白なはずのお腹が黒っぽく見えてしまうと恥ずかしいです。
手触りが悪い
お腹の毛をカミソリで剃れば毛はある程度取り除くことができますが、チクチク、ザラザラして手触りがイマイチ。
彼氏や旦那に触られて恥ずかしい思いをすることがあります。
自己処理で余計に目立ってしまう
自己処理することで毛が余計に目立つことがあります。
たとえば、剃ると毛が濃くなったように見えてしまうことが。
実際には剃ることで毛が濃くなるわけではありませんが、毛の断面積が増えることで黒々と見えています。
お腹は普段衣服に隠れて日焼けをしにくいため、他のパーツに比べて肌の色が白いです。その分毛を剃ることで目立ちやすくなってしまいます。
お腹脱毛、ここが知りたい!
誰にも言えないお腹のムダ毛で悩んでいるなら、脱毛が一番です。
ここからは、お腹脱毛が気になっている方向けに、お腹脱毛にまつわる疑問を解決していきます。
お腹脱毛の費用はいくら?
まずは気になるお腹脱毛の費用について。
お腹脱毛はサロンやクリニックによって範囲が異なり、お腹脱毛のみ可能なケース、全身脱毛に含まれているケースなどさまざまです。
お腹脱毛の相場を一概に判断することは難しいですが、おおよその目安はあります。
脱毛サロンの相場は12回で40,000~50,000円、クリニックは5回で50,000~80,000円が相場です。
脱毛サロンの方が安い傾向にありますが、脱毛効果によっては回数を重ねる必要があるため、結局クリニックの方が安く済むことも珍しくありません。
カウンセリングで回数の目安をよく相談しておきましょう。
お腹脱毛が完了するまでの回数、期間は?
お腹脱毛だけなら1回20分ほどが所要時間ですが、1回で完了するわけではなく、回数を重ねる必要があります。
脱毛サロンやエステの光脱毛は12~18回ほどが目安で、期間は2~3年です。
クリニックのレーザー脱毛の回数は5~7回ほどが一般的。
10ヶ月~1年半ほどで完了することが多いです。
なぜレーザー脱毛は回数が少なくて済むの?
光脱毛とレーザー脱毛では、お腹脱毛にかかる回数や期間が大きく異なりますが、これは主に出力パワーの違いです。
光脱毛もレーザー脱毛も毛に働きかける仕組みはよく似ていますが、医療機関であるクリニックでは医師や看護師などの医療従事者が施術することから、脱毛機器のパワーを強くしておこなうことができます。
パワーが強い分、1回あたりの効果が高く、少ない回数で確実に脱毛していくことが可能です。
一方、医療従事者がいない脱毛サロンやエステでは法律上強いパワーを扱えないため、弱いパワーで時間をかけておこないます。
時間はかかりますが、その分痛みが少ないメリットがあるため、希望にあわせて選ぶといいでしょう。
お腹脱毛の痛みはどれくらい?
施術時の痛みについてはパーツによって異なりますが、お腹はどうでしょうか。
お腹は産毛が多いことから、他のパーツに比べて比較的痛みは緩やかになります。
痛みがゼロではありませんが、それほど気にならない方が多いと言えるでしょう。
これは、一般的な脱毛は毛のメラニン色素に熱を反応させるためで、毛が太くて密集している方が痛みは強い傾向にあるからです。
施術箇所や肌状態によって痛みが異なる
ただし、脇腹や骨盤近くなど、脂肪が少なく骨に近い部分ではやや痛みを感じることがあります。
お腹が日焼けしている、色素沈着やアザ、ほくろなどがある方も、毛以外のメラニンに熱が反応してしまうため、痛くなりやすい傾向に。
小さなアザやほくろであればシールを貼って保護しますが、全体的に広がっていると痛みや脱毛効果の関係で脱毛自体を断られることがあります。
痛みの感じ方は個人差が大きいため、痛みが不安な方は事前にサロンやクリニックのスタッフに相談しましょう。
出力パワーを下げてくれたり、冷やしながら痛くないようにしてくれたりと、工夫してくれます。
クリニックであれば麻酔を使う手もあります。
お腹脱毛をするときの服装、体勢は?
お腹の脱毛だけをするときは、トップスをめくって脱毛するか、タオルガウンを着て仰向けの状態で脱毛することになります。
着脱が不要なので、ワンピースではなく上下が分かれている服装がいいでしょう。
お腹以外の部分脱毛をあわせておこなう場合や全身脱毛の場合は、服を脱いでタオルガウンや紙ショーツを履くこともあります。
妊娠に気づかずお腹脱毛を受けてしまったら?
妊娠中の脱毛は断られることがほとんどですが、妊娠が分かる前に受けてしまい、後になって不安になる方もいるでしょう。
妊娠中の脱毛がNGとされているのは、ホルモンバランスが乱れることで肌トラブルが起きやすい、痛みを感じやすい、効果が下がるなどが理由です。
胎児への影響があるわけではないため、今後脱毛をお休みすれば大丈夫です。
お腹脱毛の注意点
お腹の毛を脱毛する前に、気をつけておきたいポイントを押さえておきましょう。
お腹脱毛の範囲を確認しておくこと
お腹脱毛の範囲によっては、かかる時間や費用も変わってきます。
お腹脱毛だと胸の下からショーツの上くらいまでが一般的な範囲ですが、へそまわりの脱毛だとへそ上やへそ下など範囲がかなり限定されることがあります。
自分の脱毛したい部分が含まれておらず、後になってプランを追加すると費用が余計にかかってしまいます。
どこからどこまでが脱毛範囲に含まれているのかは、カウンセリングなどでよく確認しておきましょう。
産毛が多く効果実感までに時間がかかる
お腹の毛は産毛が多いため、毛が濃いパーツに比べて効果がでにくいケースがあります。
たとえば全身脱毛の回数パックプランを契約した場合、他のパーツはほとんど毛が気にならなくなったのに、お腹の毛だけあまり効果が見えないことも。
お腹はある程度時間がかかると思っておきましょう。
お腹の毛をしっかり処理したい方は、いつでもやめられる月額制や、脱毛し放題プランがあるサロンやクリニックがおすすめです。
納得いくまで脱毛できるメリットがあります。
お腹の毛の硬毛化について
決して高い確率ではありませんが、お腹の毛には「硬毛化」のリスクがあります。
硬毛化とは、毛が脱毛前より太く長くなってしまう症状のことで、主に産毛を脱毛した際に見られるものです。
硬毛化した毛は脱毛を続けることでなくすことができますが、追加料金がかかると厄介ですよね。
硬毛化が不安な方は、硬毛化保証がついたサロンやクリニックを選びましょう。
たとえば、リゼクリニックは硬毛化に1年間無料で対応してくれるため安心です。
リゼクリニックはお腹脱毛が5回で59,800円と、他のクリニックに比べてもかなり安くできるため、お腹脱毛を考えている方には特におすすめです。
冷却ジェルによるお腹の冷えに注意
脱毛では熱ダメージから肌を守るために冷却ジェルを使うことがあります。
冷却ジェルの使用はお腹に限ったことではありませんが、お腹に塗ると直接冷たさを感じます。
中には冷えて体調を崩してしまう人もいますので注意しましょう。
施術室の空調があわないと思ったら遠慮しないでスタッフに申し出るといいですね。
もともと冷え性の方や体調を崩しやすい方は、冷却ジェルを使わない脱毛を選ぶこともひとつです。
お腹の部分脱毛より全身脱毛がお得
お腹の毛が気になる方は、他のパーツも気になる方が多いのではないでしょうか。
実は、お腹のみの脱毛を希望する方は多くないため、それなりに料金設定がされています。
お腹はあまりコスパがいい部分脱毛とは言えませんので、他のパーツもあわせてセットでおこなう方がいいでしょう。
セットの方が割引がきき、コスパがよくなります。
やはりおすすめは全身脱毛です。
お腹脱毛が含まれている全身脱毛なら、他のパーツもあわせて脱毛ができるため、単価が低くなります。
部分脱毛をしていても結局他の毛が気になって追加する方は多いので、単純な費用だけでなく、コスパもあわせて検討してみましょう。
お腹を見られるのが恥ずかしいなら家庭用脱毛器
体型的なコンプレックスがあり、サロンやクリニックのスタッフにお腹を見られることが恥ずかしい方は、家庭用脱毛器も選択肢に。
家庭用脱毛器は光やレーザーを家庭で安全に使えるように開発されたもので、誰にも見られずに自分で脱毛ができます。
サロンやクリニックで脱毛するより時間はかかりますが、脱毛効果には期待できるため、コツコツ処理できる方には向いています。
お腹の毛だけでなく、脚や腕、ワキなどそのほかの気になるパーツも脱毛できるのもメリットです。
最後に
いかがでしたか?今回はお腹の毛が気になるシーンやお腹脱毛の疑問、注意点を紹介しました。
お腹脱毛は、毛がほとんど気にならない方はあえて処理する必要はないパーツですが、毛深いと恥ずかしい部分でもあります。
少しでも悩みに感じているなら脱毛しておいた方がいいでしょう。