【買いだめ】と【買い占め】の意味と違い、使い分けや使い方

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「買いだめ」とは、後々のことを考えて、品物などを余分に買ってしまっておくことです。

類語として、買い置き ・ 買置き があります。

一方、「買い占め」とは、ある意図に基づいて特定の商品、株式、土地などを買い集めることです。

英語ではPanic buyingといい、買いだめよりもより品物を占有している意味合いが強いことが特徴です。

「買いだめ」とは、物が不足したり値段が上がったりするのを見越して、当面の必要以上に買っておくこと。

「買いだめ」とは、物が不足したり値段が上がったりするのを見越して、必要分以上に買って、集めて溜めておくことです。

買って、集めて溜めたその品物についても言います。

例文を挙げるとすれば、「資材を買いだめする」「防災に買いだめた乾パンを一缶食べた」などとなります。

同義語は「貯蔵」英語ではstockpilling となります。

「買い占め」とは商品や株式などを一手に買い集めることです。

「買い占め」とは商品や株式、土地などを一手に買い集めることです。

しめがいとも言います。

商品の市場流通の減少による値上がりで、利益を得る目的の買い占めが多いのですが、
経営権を取得する目的での株式の買い占めもあります。

「買い占め」を使った例を挙げるとすれば、 「土地の買い占めを行う」や「投資家が株を買い占めた」となります。

「買い占め」に関しての補足事項

商品の値上げ、生産終了、品薄への対応を目的とした、駆け込み需要によるまとめ買い目的の「買い占め」も存在します。

多くの人が特定の商品を買い求めた結果、市中から消える状況は需要超過と表現され、「買い占め」ではありません。

このように「買い占め」という言葉は、単独または少人数・小グループが市中の品や店舗の在庫の大部分を買い上げることを指します。

日本で買い占めが起こった話

買い占めは日本でも発生しています。

1973年の第一次オイルショック期には、風評によって、人々の間でトイレットペーパーの買い占めが起こりました。

2011年の東日本大震災の直後には、東日本を中心に、
ミネラルウォーター、米、カップラーメン、乾電池、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、使い捨てカイロといった日用品の買い占めが起こりました。

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