【カフェオレ】と【カフェラテ】の意味と使い方・由来や例文

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「カフェオレ」は「ドリップされたコーヒーをコンロなどで温めたミルクと5:5で割った飲み物」です。

「カフェラテ」は「エスプレッソで抽出されたコーヒーをスチーマーで温めたミルクと2:8で割った飲み物」です。

両者の違いをまとめると、コーヒーの抽出方法、ミルクの温め方、コーヒーとミルクの比率の3点が異なります。

「カフェオレ」の意味

「カフェオレ」はフランス発祥の飲み物で"cafe"がコーヒー、"au"が前置詞、"lait"が牛乳を意味します。

フランスでは主にドリップコーヒーが好まれているため、カフェオレのコーヒー液はドリップして作られます。

ドリップとは、紙や金属等のフィルターにコーヒー粉を入れ、その上からお湯を注ぐ抽出方法です。

上記のコーヒーとコンロで温めたミルクを5:5の比率で割ってできる飲み物が「カフェオレ」です。

「カフェラテ」の意味

「カフェラテ」はイタリア発祥の飲み物で、正式にはカフェ・コン・ラッテといい、"Caffe"がコーヒー、"con"が英語でいうwith、"latte"が牛乳を意味します。

イタリアではエスプレッソという抽出方法がベースです。

エスプレッソとは、マシンでコーヒー粉と水に高圧力をかけ、30秒ほどの短時間でコーヒーを抽出する方法です。

短時間に高圧力で抽出されたコーヒー液には旨味が凝縮されています。

上記のコーヒーとスチーマーで温めたミルクを2:8の比率で割ってできる飲み物が「カフェラテ」です。

ちなみに…「カプチーノ」との異同

「カプチーノ」はイタリア発祥の飲み物でエスプレッソベースの飲み物です。

このため、「カフェラテ」との違いが問題となります。

両者の違いはフォームドミルクというミルクの泡の量です。

カプチーノのフォームドミルクがカップ縁1cm以上であるのに対し、カフェラテは1cm未満であるといわれています。

フォームドミルクが多いと、ミルクの液体としての量が少なくなりコーヒーの味わいが強くなったり、熱が逃げにくく保温性も高まります。

コーヒーの種類のまとめ

「カフェオレ」「カフェラテ」「カプチーノ」の3つの違いについて紹介しました。

「カフェオレ」と「カフェラテ」は発祥地から様々な違いがありましたが、「カフェラテ」と「カプチーノ」のように少しの違いで名前が変わることもあります。

違いを知った上でそれぞれを飲み比べると、また違った味わい方ができます。

どのドリンクが一番自分好みかを探してみるのも一つかもしれません。

違いを知ることでコーヒーの楽しみ方を増やしましょう。

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