共働きの家事分担はどうするのがベスト?ストレスフリーにやっていくためには
共働きで全て女性が家事を行うとなれば、かなりしんどいです。完璧にこなそうなどと思った日には、心身ともにしんどくなってしまうのが目に見えてます。
夫の方が早く帰っているのに、何もせず「ご飯まだ?」と妻が帰るのを待っていたらストレスマックスです。そうならないためにも、夫婦の話し合いはきちんと行うべきですね。
今回は共働きの家事分担をどうすればストレスフリーに行なっていけるのかを考えてみましょう。
目次
家事&家計負担は公平にしましょう
多くの女性が不満に思う原因はこの不公平感だと思います。我が家を例にお話しすると、共働きですが、家計負担は夫です。もちろん、計算がめんどうなのでしていませんが、ネット通販で買う分には私が出しています。
でも、そんな些細なものは負担に含めていませんので、家計は夫で家事は私という風にはっきり分かれています。なので、別に夫が何もしなくてもなんとも思っていません。
ただ、出したものを片付けないや開けた扉を閉めないと言った当たり前のことをしないときは「開けっ放しやめてね」と注意はします。
つまり自分のことさえちゃんとやってくれたらあとは別に放置で構わないというのが我が家です。
でも、ここに家計負担をお願いされていたら話は別です。
家事負担が女性なら家計負担は男性に。
我が家のように、家事負担と家計負担がしっかりと分かれているのもある意味「分担」です。男性のタイプにもよりますが、家事を本当にしたくないという男性もまだまだ多いです。
そういった場合は、家計を全部自分が負担するという男らしさを見せましょう。女性は仕事も家事もこなしてくれるスーパーマンではないので、不公平を続けていると妻の不満は爆発してしまいますよ。
収入的にそれが難しいなら、男性も家事をしましょう
そうは言っても、男性の収入だけで生活ができない家庭もあると思います。それであれば男性も家事を行いましょう。仕事で疲れている」のは妻も一緒です。
もちろん負担の割合もあると思います。
その割合によって家事分担も決めるべきなのですが、かちっと分担しなきゃやらないというその気持ちがよくないと思います。
妻の手が回ってないときには、何も言わず手伝う姿勢は見せましょう。スマホやテレビをみて休憩したいのは、妻も同じです。料理や掃除はできなくても、食べた食器を運んだり洗ったりはできると思います。
お金は妻にも負担してもらうけど、家事は全部お願いね。では筋が通りませんよ。
約束を守ってくれないなら、家事を放棄してもOK
もし、家事分担のお願いをしたのに夫が守ってくれない場合、妻も家事をしなくていいと思います。
私がその立場ならしません。子供がいれば、そういうわけにも行きませんが、子供がいないなら、大人同士ですから放棄しても誰も困らないですよね。
ちょっと性格が悪いかもしれませんが、夫が家事をしないなら私は一人暮らしと同じだけしか行いません。例えばですが、洗濯機を回すのはついでですから回しても、夫の分は干しません。
料理も自分の分だけしかしないでしょうね。そして夫が「ごめんなさい」となるまでは徹底抗戦を貫きます。これぐらいしないと、夫は気づいてくれないと思うからです。
「家事ぐらいいいじゃんやってくれても。」こういうことを平気で言う人がいます。「家事ぐらい」というなら、男性もやりましょう。
お互いの得意分野を活かして!
家事分担をするとなっても、どう分けたらいいか悩みますよね。基本は「どちらが何が得意か」で決めてください。
苦手なことを行うのは苦痛なので、得意分野で分担を決めましょう。
得意分野は気になることも多いはず。
その得意分野で決めましょうと言う理由ですが、得意なことというのは細かいことに気がつくのです。
例えば綺麗好きな人が思う「汚れている」と掃除が苦手な人が「汚れている」と思うのはレベルが違います。
ここで、担当を逆にしてしまうと「ちゃんと掃除してよ」と綺麗好きからすれば不満に思うでしょうし、苦手な人からすれば「そう思うならやってくれたらいいでしょ?」と不満がたまります。
なので、家事分担はお互いの得意な分野で分けましょう。
自分の担当じゃない部分で気づくことがあれば、口より手を出して。
もし、自分が掃除担当じゃないけれど。汚れが気になったら「汚れてるよ」と指摘する前に、さっと自分で拭きましょう。
汚れを放置しているというよりは、気づいていないパターンがほどんどですので、わざわざ言われると「嫌味」のように聞こえてしまいますよ。
男性にありがちな「やってあげたよ?」アピールは絶対NG
男性タレントが「僕がお皿を洗ったと気づいて欲しいからつい言うかもうすぐ帰って来るタイミングでやってしまう」と言っていましたが、言われなくても気づきます。
これは、女性も普段から自然と感謝の気持ちを伝えているかどうかにもよるのですが、「ありがとうって言ってー!」とオーラを出されると疲れてしまうのも事実です。
出勤前に放置していた食器が綺麗に洗われていて「私洗ったっけ?」なんて思う人は少数派です。大体は「やってくれたんだ・・」と思うものなので、そんなアピールはしなくても大丈夫なのです。
同じことを当たり前に女性はやっている
「やってあげたのに」や「俺はこんなに家事をやっている」と男性は言いがちですが、それを言われた女性は「私はいつもやってるのに!」と反発心を抱く原因になってしまいます。
人間関係の基本ととして、言った内容よりも言い方のほうが重要だと思うのです。
「俺だって忙しいのに、家事を手伝ってあげたじゃないか!」と言ってしまいがちですが「ごめん。疲れているから本当は僕がやりたいんだけど、やってもらえるかな?」と言ってみましょう。
言い方を変えるだけでも、伝わり方は全然変わるのです。
でも、何も女性に媚びろと言っている訳ではありません。家庭に波風を立てないためにも感情をむき出しにした言い方は避けましょうと言うことです。
感情をむき出しに言われたことに対しては、言われた方も感情をむき出しにして言いたくなってしまうものです。
不毛な喧嘩をしないためにも、言い方は大事ですよ。
専業主婦でないのなら、家事は女性の仕事ではない
世の中の共働きの男性に言いたいのは、ここなんです。専業主婦や家計負担がないのであれば、家事は女性がするべきです。私もそこに異論はありません。
ですが、女性も家計負担をしているなら、その負担額によって男性も家事をするべきなのです。もし、家計が平等負担なのであれば。家事も平等負担であるべきです。
もし、子供がいて家計負担が兵頭なのであれば、育児を女性が主に担当することになると思うので、家事は男性が主に担当するべきですね。
時代は変わりました。ジェンダーフリーで女性の社会進出を言うのであれば、男性の家庭負担も増やさないとおかしなことになってしまいます。
女性はスーパーマンではありませんから、男性が疲れて帰ってきたのに家事までできる訳ない。と思うのであれば、それは女性も同じです。仕事で女性が疲れていないわけがないので、どうしても嫌なら、家計負担を見直しましょう。
疲れてきたら外注も視野に入れてみて!
お互いに疲労が原因で喧嘩になりそうであれば、外注も視野に入れてみてください。今は家事を手伝ってくれる格安サービスが充実しています。
ダスキンなどの大手に頼むと高い清掃サービスも、そういう家事が得意な人にお願いする外注サービスなら少しリーズナブルに受けられますので、時間を買うと考えれば決して高いものではないです。
家事の押し付け合いになるぐらいなら、外注サービスをぜひつかってみてください。
人を入れるのが嫌なら便利な家電を使って!
家事代行サービスなどの外注が便利なのは、十分にわかっているけれど自分がいない間に知らない人を家に入れたくない。という人も当然いますよね。
そんな人にオススメなのが、家事が楽になるお助け家電です。種類は色々ありますが、第一に導入して欲しいのは、食洗機です。
我が家も食洗機には毎日お世話になっていますが、本当に楽チンです。使った食器を軽く流して入れるだけで乾燥まで終わってしまうので、食器洗いにかかる時間をリラックスタイムや子供との遊びタイムに使うことができます。
この少しの時間があるとないとでは、全然違います。やっぱりぐずっている子供を放置して家事をしていると、良心も痛みますし「早く遊んであげたいな・・」と切なくなって来るんですよね。
食洗機があると、毎日かなりの時間を節約できます。次におすすめなのがお掃除ロボットです。
お掃除ロボットが走る空間がないと言うのであれば、頑張ってお片づけをしてもらいたいですが、あれが走れるお家ならかなり掃除が楽になります。
あと、個人的に便利だなと思ったのが、ドラム型の洗濯機です。子供が小さいうちは怖くて導入できませんが、子供のいない夫婦なら雨の日でもタオルがふわふわに乾燥させることができて洗濯のストレスが軽減できますよ。
心がけ一つで空気は変えられます。
これは我が家で心がけていることにはなりますが、私は「察してをしない」が一番です。女性と男性は根本的に考え方が違います。
男性にははっきり言わないと伝わらないので、「あれやって」「これ手伝って」と明確に指示を出しましょう。
そして、男友達が言っていたのですが、「あとで」をやらないということです。自分のペースで何かを支隊をいうのは、男女共同じです。
そこに小さい子がいると、女性はなかなか自分のペースでは動けません。
そんな時男性に「これ手伝って!」と指示を出した時にスマホをみながら「あとでやるわ」と言ってしまうと、烈火のごとく怒られるんだそうです。
怒らずにしばらく口をきいてくれなくなることも少なくないそうです。
そうならないようになにか言われたら、仕事の電話をしている時など絶対に手が離せない時以外は「わかった」とすぐに行動するようにしていると言っていました。
これらのように、男女共自分の行動を考え直してみて、相手に気持ちよく行動をしてもらえるように動きたいものですね。
まとめ
いかがでしたか?共働きだと家事負担というのは結構な負担になってきます。家事の押し付け合いで喧嘩が増えると、なんのために一緒にいるのかさえわからなくなってきますよね。
押し付け合うのではなく、自然と協力できるように冷静に話し合って状況改善を行いたいものです。