女性が水着を着て海に行く前に、少しでも痩せようとダイエットに励むことは多いですが、ムダ毛の存在を忘れていないでしょうか。
もちろんダイエットも大事ですが、ムダ毛は強烈な印象を残します。
ムダ毛は身だしなみとして、ダイエット以前の問題とも言えるため、真っ先に気をつけておきたい問題です。
今回は、海とムダ毛の失敗談とともに、海に行く前のムダ毛処理のポイントや注意点、最適なタイミングなどをお伝えしていきます。
目次
海とムダ毛の「やっちゃってる」エピソード
水着で全身を見られる海では、自分が気づかないところで「うわ、ムダ毛が!あの人完全にやっちゃってるな...。」と、周りから思われている可能性があります。
海で水着を着た女性に対して以下のようながっかりエピソードを持つ方は多いですよ。
- 一緒に海に行った友達のワキから毛が生えていて驚いた。
- 可愛い彼女の水着姿だったのに背中の毛が渦巻いていてテンションが下がった。
- 海に入っているときは気づかなかったが、昼食を食べるときに近くで見たら脚の毛がボーボーだった。
- 女友達が水着で座ったときにVラインの毛がはみ出していて引いた。
- パーカーや短パンをかたくなに脱がない女性はムダ毛処理が甘いのでは?と疑ってしまう。
- 首の後ろのリボンが可愛い水着を着ている女性だったが、うなじの毛が濃くてそちらばかり気になってしまった。
特に男性は、女性の水着姿が好きですし、過度な期待も持っています。
少しの手抜きもしっかり見られてしまうため、男性と一緒に海に行く場合は特に気をつけたいものです。
海に行く前のムダ毛処理失敗談
海にいる人たちから残念な印象をもたれないように、せっせとムダ毛処理に励む女性たちですが、海に行く前の除毛で失敗してしまうケースも多く見られます。
海に行く前の自己処理にはどんな失敗があるのでしょうか。
Vラインのチェックが甘かった
海に行く際は気合いを入れてラインのきわどい水着を着ることもありますが、Vラインの毛がはみ出していることに気づき、短パンを脱げなかった女性もいます。
水着は普段履く下着とラインが違いますので、しっかり水着を着て動いた状態まで確認しておきたいですね。
海に行く前日に毛を剃ったら海水がしみて痛かった
ムダ毛の自己処理は肌への負担が大きく、除毛後しばらくは肌が敏感になっています。
その状態で雑菌や塩分が含まれている海に入ると、ヒリヒリと痛みを感じます。
紫外線を直接浴びやすく、強い日焼け止めを塗る機会も多い海ですから、痛みの原因となる刺激は海の中だけではありません。
1日中痛い思いをすると、せっかくの海や水着を楽しむことができません。
きれいにしようと何度も剃って赤みとポツポツができてしまった
ムダ毛の失敗だけは避けようと、同じ箇所を念入りに処理しすぎた結果、肌への刺激が強く赤みやポツポツができてしまうことがあります。
いくらムダ毛がなくても、赤くてポツポツができた肌は痛々しく汚い感じもして、とても見せられませんよね。
せっかく購入した新しい水着をパーカーや短パンで隠し、ほとんど披露できずに終わったら切ないです。
剃ったはずなのにもう生えていた
表面にでている毛を剃っただけだと、早い人では1日、通常でも2~3日すると生えてくることが多いです。
たとえば旅行中に海に行くケース。
旅行前に処理してあったムダ毛が、旅行中のビーチで水着になったらもう生えていてショックだったということもあります。
もともと毛が濃い人は、朝に剃って夕方には黒い毛の断面が見えてきてしまうことも。
処理したはずなのにきれいな状態で水着を着られないのは何とも残念です。
海に行く前に自己処理するときの注意点
海に行く前にムダ毛の自己処理するときは、気をつけたい点があります。
いつも通りの処理をすればいいと思っていると後悔する可能性もでてしまいますよ。
海に行く前日に処理すると危険
海水浴には、海水、紫外線、日焼け止めなど、肌にダメージを与える要素がたくさんあります。
ムダ毛を処理した後の肌はただでさえ敏感になっており、海水浴ならではのダメージが加わることで肌トラブルが起こりやすくなるでしょう。
前日での処理はかなりの危険行為だと思っておきたいです。
毛抜きやワックスは鳥肌や黒ずみができる
しっかり抜けることで人気の毛抜きやワックスでの処理ですが、毛穴を無理やり引っ張るため、鳥肌のようなポツポツした肌になって美しくありません。
繰り返しおこなうことで埋没毛や黒ずみの原因になりますので、毛がない肌でも自信をもって見せられなくなります。
Vラインは自己処理すると後が大変
Vライン専用の電気シェーバーやカミソリなども販売されており、Vラインを剃るという方もいるでしょう。
しかし、Vラインはデリケートな部分なので、自己処理では肌が荒れてしまうリスクがあり、海水に触れると痛いです。
また、一度剃ると、生えてきたときにチクチクとしたかゆみを感じやすくなります。
Vラインの自己処理は、後々大変な思いをすることが多いと覚悟しておきましょう。
背中の毛は自分で気づきにくく処理が難しい
背中の毛は水着になったとき特に見られやすく、自分では思っている以上に毛深くて引かれてしまうことがあります。
海では明るい太陽の光のもと、毛や肌の状態をまじまじと確認できてしまうので、多少の産毛でも気になってしまうものなのです。
しかし、背中の毛を自己処理するのは非常に難しく、自分で処理する場合は処理漏れがあり完璧な仕上がりにはなりません。
家族や友人に剃ってもらう場合でも、カミソリや除毛クリームで肌が荒れてしまい、美しい背中とはならないことが多いでしょう。
海に行く前の自己処理のポイント
あまりおすすめしない自己処理ですが、どうしても自己処理で済ませたい方はリスクを最小限に抑えることが大切です。
海に行く前に自己処理する場合のポイントを解説します。
前日ではなく2~3日前には済ませておくこと
やってはいけないのは前日に処理することです。
カミソリ、除毛クリーム、毛抜きなど、方法問わず自己処理後は肌が敏感になっており、海に入れる状態ではありません。
少なくとも2~3日前には処理を終わらせ、肌を落ち着かせておきましょう。
2~3日経っても肌状態がよくならないなら残念ですが、海の予定を延期することも必要です。
カミソリより電気シェーバーがいい
剃る派の方は、カミソリより電気シェーバーを使う方が、肌ダメージが少ないです。
カミソリは深剃りできてしまう分、皮膚や角質まで削ってしまい、ひどい乾燥の原因にもなります。
深剃りできない構造の電気シェーバーの方が極力肌ダメージを減らすことができるため、どうしても剃りたいなら電気シェーバーを使うようにしましょう。
Vラインを自己処理するならヒートカッター
Vラインはカミソリや電気シェーバーで剃ると、生えてくるときにチクチクしてかゆくなってしまうので、ヒートカッターでカットする方がいいでしょう。
ヒートカッターなら毛先を丸く焼き切ることができるため、生えてきたときのかゆみを極力抑えることができます。
ヒートカッターは毛を切るだけなので、毛を整えるVラインにのみ有効です。
しっかり除毛したい他のパーツでは使いにくいと思っておきましょう。
背中は誰かに処理をお願いするのがベター
背中を自分で処理しようとすると、処理漏れがあるだけでなく、背中を傷つけてしまう恐れがあります。
背中はやはり誰かに処理をお願いする方がいいです。
家族や友人などに優しく処理してもらうようにしましょう。
ただし、頻繁に水着を着る方は、相手に面倒をかけているという点を忘れないでおく必要もあります。
処理後は冷却&保湿をしっかりと
ムダ毛の自己処理後は肌が炎症を起こしやすい状態なので、冷却してほてりを抑え、さらに保湿で肌を落ち着かせましょう。
何もケアしないまま海へ行くのと、念入りにケアした後で海へ行くのとでは全く違いますよ。
海で水着を着るなら最低限チェックしておきたいパーツは?
海で水着になる予定の方は、どのパーツを処理しておけばいいのでしょうか。
海へ行くなら最低限チェックしておきたいパーツを紹介します。
ワキ
水着はもちろん、ノースリーブやキャミソールを着る海ファッションでもワキのムダ毛チェックは必須です。
ワキの毛が生えているだけでなく、黒ずみにも注意して、白くてきれいなワキを目指したいところ。
ワキが汚いと上半身を自由に動かすことすらできず、全く海を楽しめません。
Vライン
好きなデザインの水着を選びたいならVラインも重要です。
Vラインの「はみ毛」ほど恥ずかしく、人からドン引きされるものはないかもしれません。
1本のはみだしすら許されませんので、海へ行く前に必ず水着を着た状態で鏡を見て確認しましょう。
背中、うなじ
後姿は他人からもっとも見られやすい場所です。
水着のときは特に背中やうなじに注目が集まります。
首の後ろが可愛いデザインの水着も多いので、せっかくの水着をほめてもらえるように、念入りに毛のチェックが必要です。
腕、脚
水着を着るときの腕と脚は、もはや基本パーツです。
ワキやVラインにばかり気をとられてしまい、腕や脚を見逃してしまうと失敗します。
範囲が広いだけに隠しきれませんので、水着になるどころかTシャツや短パンを着るときもがっかりされてしまいますよ。
お腹
見逃しがちなお腹ですが、人によっては意外と産毛がびっしり生えていることがあります。
お腹のお肉だけでなく、男性のような毛が生えていないかまで、明るい場所でしっかり確認しておきましょう。
海大好き女子は全身脱毛がおすすめ
海で水着を着るときにチェックしておきたいパーツを見ると、「あれ?ほとんど全身?」と気づいた方もいるでしょう。
そうなのです。
はっきり言って、水着を着るとはそういうことになります。
全身をくまなくチェックするのが無理だと感じるなら、該当パーツを隠せるデザインの水着を着るか、そもそも水着を着ないという選択肢になります。
しかし、それだとせっかくの海を楽しめませんよね。
海が好きで水着も着たい方は、やはり全身脱毛がおすすめです。
全身脱毛しておけば海にプールにファッションにと楽しむことができ、ムダ毛の悩みから解放されます。
海に向けて全身脱毛を始めるタイミング
海の予定に向けて全身脱毛を始めようと考えている方は、いつ始めるかも重要なポイントです。
脱毛は1回で効果がでるわけではありませんので、計画的に始めて夏を迎えることが望ましいですよ。
脱毛を始めるベストなタイミングや脱毛方法を見ていきましょう。
レーザー脱毛なら秋スタートでかなりいい状態に
クリニックで受けられるレーザー脱毛をするなら、9月か10月くらいから始めるのがおすすめです。
一般的に、レーザー脱毛は2~3ヶ月に1回のペースで通うことを推奨されます。
レーザー脱毛は5~6回ほどで効果を実感できる方が多いため、トータルでの所要期間は10ヶ月~1年半ほど。
脱毛期間後半はほとんど処理が不要になるため、秋に始めると次の夏をかなりいい肌状態で迎えることができます。
肌が元気を取り戻してから始めることも大事
脱毛開始におすすめの秋ですが、夏の紫外線ダメージを受けた直後の季節であること、秋の乾燥が始まっていることから、肌のコンディションがよくないこともあります。
しっかり秋に脱毛を始めるためには、その年の夏からしっかり紫外線と乾燥肌対策をしておくことが大切です。
また、夏の終わりにかけて体調を崩しやすい方もいますが、脱毛は基本的に健康なときに受けるべきもの。
体調管理もしっかりおこなっておきましょう。
本当のタイミングは思い立ったとき
夏にちょうど間に合わせるには秋開始のレーザー脱毛が1つの選択肢ですが、秋を待って脱毛を先延ばしにするのも考えものです。
「お金がかかるし、痛そうだし...。」と後にすればするほど、自己処理の回数が増え、肌トラブルの危険にさらされることになります。
結局次の夏もツルスベ肌を逃してしまった、なんてことも考えられるでしょう。
そう考えると、本当のタイミングは思い立ったときなのかもしれません。
春夏にレーザー脱毛を開始する場合はその年の夏の海はお預けし、次の夏に向けての準備期間としましょう。
光脱毛は長期戦を覚悟してしばらく海はお休み
一般的な光脱毛の場合は照射パワーが弱いため、秋~夏の1年間では心もとない印象です。
1年でも一定の効果が出始めますが、完璧とまではいかないのです。
光脱毛で自信をもって水着を着られるには2~3年は見ておく必要があるでしょう。
秋に始めても夏はまだ脱毛中で、日焼けを避けるために海はご法度となりますので、海に行きたい方にとっては1~2年は我慢も必要というわけです。
とはいえ、「レーザー脱毛は高いし痛いし、やっぱり光脱毛がいい。」そう考える方もいるでしょう。
次項では、海好きな方にも適している光脱毛の種類を解説します。
光脱毛なら肌に優しい最新脱毛がおすすめ
光脱毛にこだわるなら、肌に優しい最新脱毛がおすすめです。
最近は従来の脱毛方法とは異なる脱毛が増えてきており、これまであったデメリットをカバーしています。
特に「SHR脱毛」と「ハイパースキン脱毛」は以下の3つの理由から、海が好きで水着が着たい方にも向いています。
1.毛周期にかかわらず脱毛できる
一般的な光脱毛は毛周期にあわせて2~3ヶ月に1回の間隔で脱毛していきますが、これだと1年で4~6回しか脱毛できず、1年ではツルツルとまではいかない方も多いです。
SHR脱毛やハイパースキン脱毛は、従来の脱毛とは異なる方法で脱毛するため、毛周期にかかわらず脱毛できます。
その結果、脱毛の間隔を2週間~1ヶ月ほどに狭めることができ、脱毛完了までに半年~1年程度あればいいため、秋~冬スタートで夏に間に合わせることができます。
2.肌質を問わず脱毛できる
海が好きな方は常に紫外線にさらされていることになりますが、脱毛は日焼け肌にはできないのが基本です。
毛のメラニン色素に反応させる従来の光脱毛では、やけどの恐れや脱毛効果がでない可能性があるからです。
一方、SHR脱毛やハイパースキン脱毛は特殊なアプローチ方法による脱毛なので、日焼けやシミがあっても脱毛可能です。
肌ダメージも少ないため、乾燥、肌荒れなどがあっても脱毛してもらえる可能性が高く、海好きな女性には特におすすめできます。
3.産毛にも効果が期待できる
水着を着るときに優先順位の高いパーツが背中ですが、背中は産毛が多いため、脱毛にはやや時間がかかります。
産毛はメラニン色素が薄く毛も細いため、パワーの低い光脱毛ではなかなか効果を実感できないでしょう。
SHR脱毛やハイパースキン脱毛は、ターゲットが毛の色素ではなく毛の種となる場所なので、毛質を問わずに脱毛できます。
産毛が多い背中でも十分な効果が期待できるため、効率的に脱毛できると言えます。
最後に
いかがでしたか?今回は海に行く前のムダ毛処理について紹介しました。
海に行き水着になる予定があるならムダ毛処理は必須ですが、海水や紫外線などあらゆる刺激を受けることになります。
計画的に脱毛をしておき、無理な自己処理はやめておくのがベストです。
どうしても自己処理する場合は、注意点をよく意識して処理するようにしましょう。