引きこもりは薄毛、ハゲになりやすい、という言葉を一度は耳にしたことがあるかもしれません。
確かに遺伝などにより、若いころから髪の毛が無くなってしまうことはあります。ですが実際は、引きこもりだからという理由だけでハゲることはありません。
なので引きこもりだから薄毛、ハゲになるは、心配しなくても良いことになります。
しかし、かと言って安心できるのかというと、そうでもないんです。
実はある習慣を続けることによって、ハゲる遺伝子を持っていなくても毛が細くなり、まるで無くなってしまったような見た目になることがあります。
特に引きこもりぎみの人がついやってしまう行動で、毛が薄くなったり、ハゲたりしてしまう可能性が高くなってしまいます。
今回は、引きこもり生活でしがちな薄毛になりやすい行動、回避する方法について紹介していきたいと思います。
薄毛、ハゲる原因になってしまう習慣とは
薄毛やハゲは、遺伝だけで決まると思って安心していませんか。
実は薄毛やハゲは、日々の生活習慣、ストレス、様々な要因から、誰だってなってしまう可能性はあるんです。
以下の事柄に当てはまっていないか、チェックしてみてください。
頭を洗わない
薄毛やハゲになる一番の原因としてあげられるのは、頭を洗わないこと。不衛生な生活をしてしまう事です。
あなたは毎日お風呂に入っていますか。今日はもういいかと思っていたら、いつの間にか3日入ってなかった、なんて事はないでしょうか。
普段から外出をあまりしないと、ついお風呂に入ることを怠りがちですよね。
実は頭皮を不潔にする生活をしていると、健康な食生活・運動を行っていても、健康な毛が生えにくくなってしまいます。
その理由は、頭皮に溜まったゴミです。お風呂に長期間入らないと、頭皮の毛の周りにゴミが溜まります。そしてそのゴミを放置していると、毛穴の周りのゴミが固まってしまいます。
毛穴の周りにゴミの塊があると、次に生えてくる毛が細くなったり、ひょろひょろの毛が生えてくる可能性が高くなっていきます。
なので引きこもりぎみの人や、家の中で仕事が完結してしまう人は、知らず知らずのうちに頭を洗わない生活になっていることがあります。
しかし、こう言った頭皮を清潔に保たないことが、薄毛やハゲる原因になっていきます。お風呂に毎日入っていなくて、ドキッとした方は、ぜひ今日からお風呂に入ってしっかり頭を洗ってみてください。
ただし頭をゴシゴシ洗ってしまうのも、乾燥や頭皮の傷みを引き起こします。傷みがあると油分が多く出てしまうので、それがまたゴミになってしまいます。
ですので、洗う際は優しくゆっくり、爪を立てないように洗ってみてください。
偏った食事
偏った食事も、薄毛やハゲの原因になってしまいます。
偏った食事では、栄養をしっかりとることが出来ません。特に髪の毛は影響が出やすい部分なので、栄養不足になると、毛先がカサカサになったり、髪全体に艶がなくなり、髪の毛が細くなっていきます。
そのため、もし最近髪の毛が細いな、量が減ったように感じるなら、髪の毛に栄養がいっていない可能性があるのです。
そのため美しい、しっかりした毛を生やすためにも、栄養バランスの整った食事をとることは本当に大切です。
家にいる時間が長いと、つい間食を取ってしまいますよね。外に出るのが億劫になり、家にある物で、適当に食事をとっていまうこともあるのではないでしょうか。
このように、食事を適当にとり偏ってしまうと、体に十分な栄養が取り込めなくなってしまいます。
それに食事が偏ってしまうことは、髪の毛だけではなく、体型も変化させます。さらに、外にあまりでないと、自分の体型を気にする機会も少なくなるので、体型の変化にも気づきにくくなります。
運動不足
運動不足であることも、薄毛やハゲの原因となることがあります。
運動不足になると筋肉が落ちてしまいます。筋肉が落ちると、体は冷え性になってしまい、血流が悪くなります。
血流の悪さは、薄毛にも関係してきます。血流が悪くなると、体の末端にまで血が流れにくくなってしまい、血で運ばれる栄養が行き渡らなくなってしまいます。
その結果、栄養不足になった髪の毛は細くなり、抜けやすくなります。
体内時計の狂い
引きこもりの生活を続けていると、つい寝る時間が遅くなってしまうことはありませんか。寝るのが遅くなってしまい、そのうち朝晩が逆転してしまった、なんてこともありますよね。
しかし体内時計が崩れることも、薄毛やハゲにつながってしまうことがあります。これは自律神経が乱れてしまうことが原因です。
体内時計がずれると、起きる時間が変わってきたり、寝る時間も不規則になりがちですよね。自律神経は、そうした些細なことがきっかけで乱れます。
自律神経が乱れると、ストレスをためる原因になったり、体に不調を感じるようになります。そうした事で、髪の毛が生えなくなる原因となってしまいます。
ストレス
ストレスを溜め込みすぎるのもよくありません。これらは、薄毛やハゲになってしまう一番の原因です。
特に髪の毛はストレスの影響を受けやすいです。ストレスをためる生活をしていると、髪の先に栄養が行かなくなり、細い毛になってしまいます。
ストレスは頭皮だけではなく、様々な病気を引き起こす原因にもなるので、普段から溜めないように生活することが大切です。
< h2>ハゲる原因を作らない生活を送るために必要な事
仕事のためにどうしても家に引きこもる生活を続けてしまったり、どうしても家から出られない事情がある人もいるのではないでしょうか。
睡眠をよくとり、適度に運動し、規則正しい生活を心がけたり、頭皮に悪い行いはしない生活をすればいいだけなのですが、家にいると難しく感じてしまいますよね。
しかし少し意識をするだけで、正しい生活に近づけることはできます。ぜひ試してみてください。
規則正しい生活を送る
まず最初に意識したいのは睡眠です。睡眠を意識することで、規則正しい生活を送りやすくなるからです。
まずは早起きをするようにしましょう。夜は中々習慣で起きられなくなっていると思います。なので、まずは朝だけ正しい時間に起きてみるようにします。
すると夜自然と眠気がやってくるので、早寝早起きのサイクルを作ることができるようになります。
朝起きることができると、朝食が食べられます。食事をとると、次はお昼頃にお腹が空くので、間食をしなくなります。このサイクルを作ることで、食事が3食しっかりととれるようになります。
ストレスを溜めこまないようにする
大きなストレスがかかると、髪の毛が綺麗に抜けてしまうこともあります。そのため、ストレスを溜めこまない生活を送ることを意識しましょう。
ストレスを溜めないといっても、ゼロにすることはできませんよね。好きなことをやってみたり、運動したり、自分に合うストレス発散方法を見つけることが大切です。
まずは遺伝ではなく、生活習慣の見直し
引きこもりを始めてから髪が薄くなった、ハゲてしまったと言う場合は、遺伝と嘆く前に、まずは生活習慣の見直しをしましょう。
なぜならストレスや不眠などは、想像以上に体に負担がかかるものだからです。異常がどこに出るかは人それぞれです。
髪に出やすい人もいれば、体に症状が出やすい人もいます。なので、髪の毛が薄くなったからと言って、それが一概に遺伝だけのせいとは言い切れません。
ですので、引きこもり生活を続けている中で、髪の毛に変化があったなら、まずは普段の生活の見直しをしてみましょう。